ベビープールは、通常のビニールプールと同様に自宅で手軽に水遊びを楽しむための便利なアイテムです。
深さを調整できるため、赤ちゃんの安全をしっかり配慮しながら水遊びに挑戦でき、屋根付きや滑り台付きなどバリエーションも豊富。
この記事では、ベビープールの選び方、使用時の注意点、さらにはおすすめグッズの情報まで、赤ちゃんと家族が安心して楽しむために知っておくべきポイントを余すところなく解説します。
ベビープールは何ヶ月から使える?プールデビューの基本ガイド
赤ちゃんにとって初めての水遊びは、親子にとってもドキドキのイベント。
「いつからベビープールに入れても大丈夫?」「気をつけることは?」と不安に感じるママ・パパも多いのではないでしょうか。
まずは、ベビープールデビューの適切な時期や注意点について、赤ちゃんの月齢別にやさしく解説します。
ベビープールは生後6ヶ月頃からが目安
首すわり後〜がおすすめ
一般的に、生後6ヶ月ごろからのプールデビューが安心とされています。この時期は、赤ちゃんの首がすわり、少しずつお座りの姿勢も安定してくる頃。
プールの中で体勢を保ちやすくなり、親がサポートしながら水遊びを楽しめる状態になります。
首すわり前の赤ちゃんは水中での姿勢が不安定になりやすく、誤飲や転倒のリスクも高まるため注意が必要です。
気温・水温の適正目安(外気温25℃以上、水温30~35℃程度)
ベビープール遊びは、外気温25℃以上・水温30〜35℃前後が適温です。気温が低いと赤ちゃんの体が冷えやすく、体調を崩す原因になることも。
特に夏でも曇りの日や風が強い日は、保温タオルやラッシュガードで冷え対策をしながら遊ばせましょう。
また、水温はぬるま湯程度がベスト。お湯と水をバランスよく調整することで快適な水遊び環境が整います。
月齢・年齢別の遊ばせ方と注意点
6ヶ月~1歳は親と一緒に短時間から
生後6ヶ月~1歳頃までは、必ず親と一緒に、短時間からスタートするのが基本です。
この時期はまだ免疫力も体力も未発達。遊び時間は最初は5〜10分程度から始め、様子を見て少しずつ延ばすようにしましょう。
また、赤ちゃんが怖がる様子を見せたらすぐに中断を。無理に遊ばせず、「水に触れることに慣れる」ことを第一に考えてください。
1歳〜2歳以降は自立遊びもOK!水遊びおもちゃも活用
1歳を過ぎて歩けるようになると、少しずつ自立して水遊びを楽しめる時期になります。
とはいえ、必ず目を離さず、大人がすぐに対応できる距離で見守ることが鉄則です。
また、この時期は水鉄砲やカップ型のおもちゃなどを使って遊びに幅を持たせてあげるのもおすすめ。
「水は楽しいものだ」と感じさせることで、今後の水慣れやスイミングにも良い影響を与えます。
POINT:
-
- 赤ちゃんの成長や様子に合わせながら、徐々にステップアップしていくのが◎
- どれだけ成長しても、必ず目を離さずに遊ばせること。
ベビープールの選び方|失敗しないためのチェックポイント
プールの深さをチェックしよう
ベビープール選びでは、さまざまな種類があるためまずは水深に注目しましょう。赤ちゃんでも使うことのできる、水深まで調整できるかを注意して確認する必要があります。
プールのサイズが大きすぎると、家族で楽しむことができてよいのですが、赤ちゃんが使うには危ない可能性もあります。
広いプールだとその分赤ちゃんへ目が届かなくもなり、水深も深いためベビー用には向いていません。
首すわり後から自宅での水遊びは可能ですが、早すぎる月齢でのプールは風邪をひきやすくなったりもするため、心配なママ・パパさんは赤ちゃんがお座りをできるようになってからでもよいのではないでしょうか。
また、種類によっては対象年齢が決まっている場合もありますので、気をつけましょう。
安全面を考慮したクッションタイプの底面がおすすめ
ベビープールの種類によっては、床部分がクッション素材となっているタイプがあります。水が入っているからといっても水深が浅いため、万が一倒れてしまうとケガをする危険性があります。
床がクッション素材となっていれば、万が一の事故を防ぐことができるため安心して水遊びができますね。
また自宅のお庭で遊ぶ際に、小石などがあまり気にならなくなるのもメリットの1つとなるでしょう。
屋根がついているタイプにも注目!
ベビープールの中には、さまざまなアイテムが付属しているタイプがあります。なかでもおすすめなのが、屋根付きのタイプです。
屋根が付いていれば、夏の強い日差しから守ってくれることでしょう。
他にも水が噴水のように出るプールもあるため、自宅にいながらもさまざまな遊びを楽しむことができますね。
また、ヤシの木やキノコをモチーフにしたアイテムが付いているプールもあるため、好みに合わせて水遊びを楽しむことができます。
滑り台などが付いているタイプもありますが、対象年齢が3歳以上の場合が多いので注意して選んでいきましょうね。家族みんなで遊ぶ場合は、滑り台でお兄ちゃんやお姉ちゃんが楽しむのもよいですね。
自宅にいても手軽にレジャープールを楽しんでいるような雰囲気を作れる、大きなプールもありますので年齢に合わせて、買い替えていくのがよいでしょう。
POINT:
-
- クッション性のあるものなどを選ぶと安心。
- 月齢が幼いうちは浅いものから。
- 滑り台つきなどもおすすめだが、対象年齢をチェック。
ベビープールの最適な空気量や水の深さはどれくらい?
ベビープールは通常のビニールプールと同様に、8割から9割程度の空気で膨らませるのがよいでしょう。夏の強い日差しに当たると、プールの中の空気が膨張するため、パンパンに入れてしまうと破裂する可能性があります。
また、おもちゃや地面の石が当たっても穴が開きやすくなるため気をつけましょう。
赤ちゃんとプールに入る際は、水深が10cm程度で水温は25度ぐらいがよいでしょう。風が吹いている日は、寒くなってしまい風邪をひく可能性もでてくるので穏やかな天気の日にプール遊びをするのがよいですね。
水深が浅くても、溺れる危険はあるため赤ちゃんからは絶対に目を離さないようにしましょう。

おすすめのベビープール商品8選|小さめサイズや日よけ付きも
商品 | 画像 | shop | ポイント | 価格 | 容量 | サイズ | ||
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PLUSiiNE 3mビッグサイズプール |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 赤ちゃんから小学生まで長く使える、大容量タイプのビッグプール。家族みんなで入っても余裕のサイズ感が魅力。 | 6,980円 | 約600L | 横300cm×縦183cm×高さ60cm |
タープ&テントのスマイルプライス プール大型 |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 260cmのワイドサイズで兄弟や親子でもゆったり遊べる設計。水深調整が可能で赤ちゃんも遊べるのが◎ | 3,190円〜 | 約550L | 約横260cm×縦170cm×高さ45cm |
トイザらス・ベビーザらス INTEXマッシュルーム ベビープール |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | キノコ型の屋根が可愛いデザイン。直径約1mのコンパクトサイズで準備も片付けも手軽。 | 2,199円 | - | 直径102cm×高さ89cm |
pinacolada INTEX ベビープール |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 床部分に空気を入れてふかふかになるクッション構造。浅めなので水遊びデビューにもおすすめ。 | 2,860〜3,245円 | 102L | 約横166cm×縦100cm×高さ28cm |
人形の丸富 サンセットグロー ベビープール |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 直径約86cmの省スペース設計で、ベランダや室内でも使いやすい人気モデル。準備や片付けの負担も少なめ。 | 1,380円 | - | 直径86cm×高さ25cm |
マックスシェアー Sunshade Kids Pool 屋根つきプール |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 日差しが強い日も安心して遊べるUV対策仕様。別売りのマットやポンプでさらに快適なプールタイムに。 | 3,850円〜 | 340L | 約横140cm×縦140cm×高さ115cm |
ORANGE-BABY UVシェード付 ポップアッププール |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | ポップアップ式で広げるだけの簡単設置。収納性も高く、持ち運びにも便利。UVカットシェード付き。 | 2,000円 | - | 約直径62cm×フチの高さ23cm |
チェリーベル INTEX マイガーデンプレイセンター |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | すべり台や噴水付きなど、遊び要素満載のプレイプール。おとぎ話のような可愛さで、2歳以降の兄弟遊びにも。 | 7,590円 | 450L | 約横180cm×縦290cm×高さ104cm |
1位:PLUSiiNE 3mビッグサイズプール
サイズ | 横300cm×縦183cm×高さ60cm |
容量 | 約600L |
価格 | 6,980円(税込) |
水深を調整することによって、赤ちゃんでも安心して使うことのできるプールとなっています。
サイズが横幅300cmと自宅用の中でも大きめとなっており、子どもだけでなくママ・パパさんも一緒に楽しむことができます。
赤ちゃんが小学生へと成長した後でも、十分に遊ぶことのできるサイズ感となっているため長く使うことができるでしょう。
また、電動の空気入れがセットになっているため、大きいサイズではありますが大変な思いをする心配はありません。
2位:タープ&テントのスマイルプライス プール大型
サイズ | 約横260cm×縦170cm×高さ45cm |
容量 | 約550L |
価格 | 3,190円〜(税込) |
家族みんなで遊ぶことが可能な大型プールですが、水深を調整することでベビープールとしても活躍してくれます。
デザインはプールの周りに、お魚のイラストが描かれているマリンとブルーの2種類です。マリンは海にいるような雰囲気になるので、赤ちゃんも喜ぶのではないでしょうか。
また、別売りで空気入れ・除菌剤・プールマットも購入できます。セットで購入することも可能なため、合わせてチェックしてみてください。
3位:トイザらス・ベビーザらス INTEXマッシュルーム ベビープール
サイズ | 直径102cm×高さ89cm |
価格 | 2,199円(税込) |
トイザらスから販売されている、円形型のベビープールです。
マッシュルームをモチーフにしたデザインとなっており、キノコの形をした屋根付きなのが特徴的です。
全体のサイズが小さいため、水を溜めたり、空気を入れたりと準備に時間がかからないため赤ちゃんだけの水遊びには最適です。
素早く準備ができ、あと片付けが楽なのは育児の助けにもなりますよね。夏の日差しが気になる日も、屋根が付いていると日陰ができるためおすすめです。
4位:pinacolada INTEX ベビープール
サイズ | 約横166cm×縦100cm×高さ28cm |
容量 | 102L |
価格 | 2,860〜3,245円(税込) |
床部分は空気を入れることによって、クッション性が高くなるベビープールです。
床部分のクッション性が高いため、自宅の庭で小石が気になる場所でも赤ちゃんが痛みを感じる心配が少なくなっています。
赤ちゃんがお座りをして、プールに入ってもお尻が痛くなってしまうことが少ないベビープールではないでしょうか。
カラーは、ブルーとピンクの2色から選ぶことができます。浅めの作りとなっているため、赤ちゃんも快適に水遊びを楽しむことができます。
5位:人形の丸富 サンセットグロー ベビープール
サイズ | 直径86cm×高さ25cm |
価格 | 1,380円(税込) |
丸形のコンパクトなベビープールです。
コンパクトなサイズとなっており、素早く準備することが可能です。赤ちゃんだけが水遊びする際に、ピッタリのベビープールです。
実際に購入された方からは「マンションのベランダに最適」「大きさも1歳の娘にはちょうどよいサイズ」などの声が寄せられており、コンパクトなサイズが場所を選ぶことなく遊べるため好評です。
赤ちゃんだけの水遊びや、ベランダでのプールを検討しているママ・パパさんにおすすめのベビープールです。
6位:マックスシェアー Sunshade Kids Pool 屋根つきプール
サイズ | 約横140cm×縦140cm×高さ115cm |
容量 | 340L |
価格 | 3,850円〜(税込) |
日差しの強い日にも安心して楽しめる、大きめの屋根つきプールです。キュートな柄つきで、プチリゾート気分を楽しめます。
追加料金で専用のポンプや下に敷くプールマットも購入できます。電動ポンプの種類を乾電池・コンセント・USB充電と複数から選べるので、使いたいシーンに合わせてチョイスしやすいです。
7位:ORANGE-BABY UVシェード付 ポップアッププール
サイズ | 約直径62cm×フチの高さ23cm |
価格 | 2,000円(税込) |
広げるだけですぐに使えるポップアップ形のプールです。膨らませる手間がかからず、収納が簡単なのもポイントです。
UPF50+のUVシェードが付いているのも安心です。水を入れるほか、ボールプールや砂場などの用途でも使うことができます。
8位:チェリーベル INTEX マイガーデンプレイセンター
サイズ | 約横180cm×縦290cm×高さ104cm |
容量 | 450L |
価格 | 7,590円(税込) |
御伽話に出てくるような、お庭をイメージしたキュートなビニールプールです。すべり台などのギミックが多く、楽しく遊ぶことができます。
対象年齢2歳〜なので、成長後のベビープールとしておすすめ。兄弟で遊べるスペース広めのビニールプールをお探しの方にもおすすめです。
実物をチェックしたいなら:西松屋・トイザらスのベビープールも人気
大手ベビー服販売店の西松屋や、ベビー用品を多く取り扱っているトイザらスでは、夏が近づくとベビープールを販売しています。季節になると、ホームセンターなどでも多く見かけることになりますね。
トイザらスでも例年、ベビープールを多く取り扱っており、水深が浅くコンパクトなサイズが販売されています。滑り台付や噴水が付いている、遊び心が入ったベビープールもありますのでぜひチェックしてくださいね。
実際に見て、触って選ぶことができるのは、販売店で購入する大きなメリットになります。赤ちゃん1人で水遊びを楽しむのならば、なるべくコンパクトなタイプが収納も楽で便利ですよね。
POINT:
-
- サイズや対象年齢を確認して購入しよう。
- すべり台や噴水つきタイプも人気。
- 収納場所なども考えた上での購入がおすすめ。
赤ちゃんのプールにオムツは必要?水遊び用オムツの使い方
ベビープールでの水遊びに欠かせないのが「水遊び用オムツ」。
ですが「普通のオムツと何が違うの?」「そもそも必要なの?」と疑問を持つママ・パパも多いのではないでしょうか。
ここからは、水遊び用オムツの特徴や選び方、使用時のマナーまでわかりやすく解説します。
水遊び用オムツとは?普通の紙おむつとの違い
漏れ防止設計&吸水しすぎない機能がポイント
水遊び用オムツは、水に入っても膨らみにくく、体にぴったりフィットする構造が特徴です。
普通の紙おむつは水を大量に吸って重くなり、すぐにパンパンになってしまいますが、水遊び用オムツは排泄物の漏れを防ぎつつ、不要な水分は吸収しすぎないよう工夫された設計になっています。
このため、赤ちゃんが快適に動きやすく、プールの中でも安全に遊ばせることができます。
使い捨てタイプと布タイプの違いも紹介
水遊び用オムツには、「使い捨てタイプ」と「布タイプ」の2種類があります。
タイプ |
特徴 |
メリット |
デメリット |
---|---|---|---|
使い捨てタイプ |
1回の使用ごとに処分 |
衛生的で手間いらず/旅行先や外出時に便利 |
コストがかかる/ゴミが増える |
布タイプ |
洗って繰り返し使える |
エコで経済的/デザインが豊富 |
洗濯の手間がかかる/乾かす時間が必要 |
用途やシーンに応じて、両方を使い分ける家庭も増えています。
「今日は自宅で」「今日は出先で」など、予定に合わせて選ぶとより快適に活用できますよ。
公共プール・自宅でのマナーと使用ルール
水遊び用オムツは非常に便利ですが、すべての場所で使用が許可されているわけではありません。
特に公共のプールや温水施設では、「水遊び用オムツの使用はNG」というルールがあるケースもあります。
これは、万が一の排泄物漏れや、衛生面を考慮した運営側の判断によるものです。
そのため、事前に施設の利用規約を確認することが大切です。
一方、自宅でベビープールを楽しむ場合は、こうした制限はありませんが、排泄後はすぐにオムツを交換し、水も入れ替えるようにすると清潔に保てます。
POINT:
-
- ベビープールには水遊び用のオムツが◎
- 通常のオムツに比べて吸水しすぎない設計。
- ただし公共施設の場合、使用NGであることも。要確認。
あると便利!ベビープールで活躍するおすすめグッズ
赤ちゃんとのベビープールタイムをもっと楽しく、もっと快適にしたいなら、便利グッズの活用がおすすめです。
「これはあって助かった!」という先輩ママ・パパたちの声が多いアイテムをご紹介します。
水遊びパンツ・ラッシュガード・サンシェード付きテント
-
水遊びパンツ
普通のオムツでは水を吸ってパンパンに膨らんでしまうため、水遊び専用のパンツはマストアイテム。
上記でも紹介したように、おしっこを通さず、快適に動き回れる作りで、使い捨てタイプと洗えるタイプの2種類があります。
プールデビューには、特に漏れにくくて動きやすいものを選びましょう。 -
ラッシュガード
日差しが強い夏場の水遊びでは、UV対策も大切。ラッシュガードを着せておけば、赤ちゃんの敏感な肌を紫外線から守れます。
前開きタイプを選べば、着替えやすく体温調整もしやすいのでおすすめです。 -
サンシェード付きテント
ベビープールと一緒に使えるワンタッチテントがあると、直射日光を避けられて安心。
休憩タイムや着替えにも使え、屋外での快適さが格段にアップします。UVカット素材のものを選ぶとより効果的です。
水温計・ベビー用浮き輪・吸水マット
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水温計
赤ちゃんの体は大人よりも体温が変化しやすいため、水温管理がとても重要です。
「ぬるいかな?冷たいかな?」と迷ったとき、ひと目で適温かどうか確認できる水温計があると便利。
お風呂用のかわいいデザインのものでも代用できます。 -
ベビー用浮き輪
まだ自力で座れない・歩けない月齢の赤ちゃんには、首がすわったタイミングで使える専用浮き輪が大活躍。
ただし、使用中も必ず目を離さず、安全な深さと時間を守るようにしましょう。 -
吸水マット
遊び終わった後に、赤ちゃんを拭いたり着替えたりするスペースとして吸水性の高いマットがあると非常に便利です。
プールの外に敷いておくことで、周囲がびしょ濡れになるのも防げて後片付けもラクになります。
誤飲防止のおもちゃ・水鉄砲・ベビーカップ
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誤飲防止のおもちゃ
ベビープールで遊ばせるおもちゃは、誤飲しないサイズ・素材でできたものを選ぶのが鉄則です。
水に浮くタイプや、赤ちゃんが握りやすいラトル系のおもちゃがおすすめ。
水鉄砲やスコップなど、「水をすくう・流す・押す」など手の運動を促すアイテムも人気です。 -
水鉄砲
1歳を過ぎてきたら、親子でのやり取り遊びに水鉄砲が大活躍。
最初は柔らかい素材のミニサイズで、水の飛び方が穏やかなものから始めると◎です。 -
ベビーカップ
水をすくったり、こぼしたり、並べたりして遊べるベビーカップは、知育にもつながる万能アイテム。
色や形の違いを感じながら、水の動きを楽しめるので、長く遊べるのも魅力です。
赤ちゃんとベビープールで遊ぶ際の注意点・安全対策
自宅などで赤ちゃんをプールに入れる際は、以下のことに注意しましょう。
- 絶対に赤ちゃんから目を離さない
- 水深10cm以下・水温25度程度にする
- ミルクなど食事から30分~1時間程度空ける
- はじめては5分程度・慣れても30分以内に
- 嫌がるならば無理に入れない
- 水分補給をこまめに行う
- 紫外線からのダメージを考えプール上がりの保湿も大切
とくに重要なのが赤ちゃんから目を離さないこと、そして水深です。赤ちゃんはいつどのような動きをするか分からないため、水深が10cm以下だとしても溺れてしまう危険性があります。
赤ちゃんがうつ伏せになってしまうと、顔が水に埋まって溺れてしまうのでプール遊びの際は絶対に目を離さないようにしましょう。
「子どもは静かに溺れる」といわれるくらい、目を離してしまうと危険な状態にあっても気がつきにくいものです。
安全を第一に考えながら、注意点をしっかりと把握したうえでプール遊びを行っていきましょうね。
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スイミングスクールのベビー教室もおすすめ
赤ちゃんをお水に慣らすために自宅のプールだけでもよいのですが、将来的に泳ぎを上手にしたいと考えているママ・パパさんには、スイミングスクールのベビー教室に通わせるのもおすすめです。
スイミングスクールによってもクラス分けが異なりますが、赤ちゃん・キッズ(1歳~3歳頃)・幼稚園(年少)~などに分かれている場合が多いです。
早い時期にスイミングスクールに通うと、水への恐怖心が無くなり、4泳法も覚えるのが早くなるでしょう。 また、大きくなってからもシャワーが怖いなどの恐怖心をなくすこともできるため、ママ・パパさんの育児を楽にしてくれるメリットもあります。
将来、泳ぎを上手にさせたいと思うのならば、赤ちゃんのうちからスイミングスクールに通うのを検討してみてはいかがでしょうか。
ベビープールに関してよくある質問(FAQ)
ベビープールを使うにあたって、多くのママ・パパが気になる疑問をQ&A形式でまとめました。
実際に検索されている内容をもとに、使用前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
室内でも使えますか?
はい、ベビープールは室内でも使用可能です。
ただし、以下の点に注意しましょう。
- 床が防水対応であること(防水シートやビニールマットの併用がおすすめ)
- 水漏れ防止のために、少量の水で遊ばせる
- 滑り止め対策として、床にタオルや吸水マットを敷く
また、ベビーバスや折りたたみタイプの小型プールなら、お風呂場や脱衣所などでも気軽に使えるため、天気に左右されずに水遊びができます。
お湯を入れて使ってもいいですか?
はい、ぬるめのお湯を使うのはOKです。
特に朝方や曇りの日、外気温がやや低い場合は、水だと赤ちゃんが冷えやすいため、お湯で調整するのがおすすめです。
- 理想の水温は30〜35℃程度(ぬるめのお風呂と同じくらい)
- 熱すぎるお湯は避ける(赤ちゃんの肌は敏感です)
お湯を使う場合でも、使用後はすぐに体を拭いて保温し、湯冷め対策を忘れずに行いましょう。
1歳や2歳でも使えますか?
もちろん使えます!むしろ、1〜2歳は水遊びが一番楽しくなってくる時期。
自分で歩いたり、手先を使って遊ぶのが上手になってくるので、水鉄砲やカップなどのおもちゃを取り入れるとより楽しめます。
ただし、以下の点は必ず守ってください。
- 必ず大人がそばにいて目を離さないこと
- 無理に長時間遊ばせないこと(冷えや疲労の原因に)
年齢が上がっても、ベビープールの深さや大きさに注意して、安全に楽しみましょう。
何分くらい遊ばせるのがいいですか?
最初は10〜15分程度からスタートするのが安心です。
赤ちゃんは体温の変化に敏感なので、長く水に浸かっているとすぐに体が冷えてしまいます。
慣れてきたら徐々に延ばしても大丈夫ですが、30分を超える場合は途中で休憩を入れ、水分補給や体の保温を心がけましょう。
また、以下のようなサインが出たらすぐに水遊びを切り上げてください。
- 唇や指先が冷たくなる
- 機嫌が悪くなる
- 体がふるえる
楽しかった思い出で終わらせることが、次回の水遊びへの前向きな気持ちにつながります。
まとめ
ベビープールは、自宅で安全かつ手軽に水遊びを実現できる魅力的なアイテムです。
赤ちゃんに合わせた深さや適切な空気量での使用、さらに親子で安心して楽しむための注意点を守れば、初めての水遊びもトラブルなくクリアできます。
豊富な機能とデザインのバリエーションにより、家族みんなで楽しい夏のひとときを過ごせるのが魅力です。
これから水遊びを始める方は、ぜひこの記事で紹介するポイントとおすすめグッズを参考にして、快適で安全なベビープールライフをお楽しみください。