初心者のママ・パパさんの場合、哺乳瓶は買うとしても、「哺乳瓶ブラシは必要?家のスポンジで代用できない?」「素材の種類も沢山あるけどどれを買えばよいの?」など、迷われる方も多いのではないでしょうか?
今回は哺乳瓶ブラシが必要な理由や、種類ごとの特徴やおすすめのアイテムなどをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
食器用スポンジで哺乳瓶ブラシはいらない?
哺乳瓶を洗う際は、哺乳瓶専用のブラシを使用しましょう。哺乳瓶ブラシは、哺乳瓶の素材に合わせて作られています。そのため少し力を入れて洗っても、哺乳瓶内に傷がつくことがありません。
また哺乳瓶の底や乳首部分には、溶け切らなかったミルクが残ることが多いです。哺乳瓶ブラシであれば、底に残ったミルクを綺麗に洗えます。
哺乳瓶を洗う際には、ついつい自宅にある食器用スポンジで代用したくなるかも知れませんね。ですが哺乳瓶内に傷があったり、ミルクが残っていたりすると、細菌が繁殖する原因になります。細菌が残っていると、赤ちゃんが病気になってしまう可能性もあります。
赤ちゃんの健康を守るために、哺乳瓶には哺乳瓶ブラシを使いましょう。
100均の哺乳瓶ブラシってどうなの?
少しでも節約したい主婦にとって、100均のスポンジブラシは気になりますよね。探してみたところ、セリア・ダイソー・キャン★ドゥの哺乳瓶ブラシを見つけました。すべてスポンジタイプで、ダイソーとキャン★ドゥは乳首洗い付きです。
ガラス製の哺乳瓶を使用している人は、ナイロンもしくはシリコンタイプを探した方が良いでしょう。
また使用感としては、賛否両論ありました。痛むのが早いので、使い捨てになるという意見も。とりあえず買ってみて、気に入らなければ別の哺乳瓶ブラシを検討するのもありですね。
ダイソー スポンジタイプあり、乳首洗い付き
キャン★ドゥ、スポンジタイプあり、乳首洗い付き
【素材・タイプ別】哺乳瓶ブラシの特徴やおすすめポイントなど
「哺乳瓶って、いろいろあるけど何が違うの?」と疑問に思う新人ママ・パパさんも多いでしょう。哺乳瓶ブラシには、さまざまな素材・形のものがあります。
それぞれに特徴があるため、自宅にある哺乳瓶に合った素材やタイプを選ぶことが大切です。「どんな哺乳瓶ブラシが合っているのか分からない」というママ・パパのために、以下に素材・タイプ別に哺乳瓶ブラシの特徴をまとめました。
ガラス製 | プラスチック製 | 洗いやすさ | 乾きやすさ | |
スポンジタイプ | 〇 | ◎ | 〇 | × |
ナイロンタイプ | ◎ | × | 〇 | 〇 |
シリコンタイプ | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
馬毛タイプ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
乳首付き | △(素材による) | △(素材による) | ◎ | △(素材による) |
スポンジタイプの哺乳瓶ブラシ
スポンジタイプの哺乳瓶ブラシは、ガラス製とプラスチック製どちらの哺乳瓶にも使用できます。柔らかく洗いやすい点がメリットですが、乾きにくいのがデメリットです。使い終わったあとはどうしても水が滴りやすいため、吊るしておけるタイプの哺乳瓶ブラシがおすすめです。
ナイロンタイプの哺乳瓶ブラシ
ナイロンタイプの哺乳瓶ブラシは、ガラス製の哺乳瓶に使用しましょう。プラスチック製の哺乳瓶を洗うと、内部を傷つけてしまうので注意が必要です。その分、汚れは落としやすい形状になっています。毛が細かく、細かな汚れを洗浄しやすいでしょう。
シリコンタイプの哺乳瓶ブラシ
シリコンタイプの哺乳瓶ブラシは、ガラス製とプラスチック製どちらの哺乳瓶にも使用可能です。乾きやすいため、収納性に優れています。また煮沸消毒できる商品もあり、清潔に保ちやすいのがメリットです。
他にも様々な哺乳瓶ブラシがいっぱい
他にも馬の毛を使った馬毛哺乳瓶ブラシや、乳首洗浄付きの哺乳瓶ブラシがあります。
馬毛哺乳瓶ブラシはガラス製とプラスチック製のどちらにも使用可能です。柔らかく弾力性があり、哺乳瓶の底までしっかりと洗えますよ。
乳首洗浄付き哺乳瓶ブラシは、哺乳瓶や乳首部分を洗うのに特化した形が特徴的です。乳首の細部まで細やかに洗えます。
新人ママ・パパでも失敗しない哺乳瓶ブラシの選び方のポイント
「どんな哺乳瓶ブラシが良いの?」と悩む新人ママ・パパは多いでしょう。せっかく哺乳瓶ブラシを買ったのに、失敗するのは嫌ですよね。
哺乳瓶に合った哺乳瓶ブラシを使用しないと、洗浄が足りずに汚れがそのまま残ってしまう可能性があります。
1.哺乳瓶の素材に合わせた哺乳瓶ブラシを選ぶ
赤ちゃんの安全を守るためにも、哺乳瓶ブラシの選び方をチェックしていきましょう。まずは、自宅にある哺乳瓶の素材に合わせた哺乳瓶ブラシを選ぶことが大切です。素材が合っていないと、哺乳瓶に傷ができて細菌が繁殖する原因にもなります。「哺乳瓶に合った素材が分かりにくい」という方は、できるだけ柔らかい素材を選ぶと良いでしょう。
2.電動か手動かを考えて選ぶ
次に、電動か手動を検討します。新人ママ・パパの腕には、育児の負担が手首にかかりがちです。赤ちゃんを一日中抱っこし続けて、腱鞘炎になるママ・パパも少なくありません。また哺乳瓶の洗浄は夜間も必要となるため、回数の多さも考慮しましょう。「手首の負担を減らしたい」「哺乳瓶の洗浄時間を短縮したい」という人は、電動の哺乳瓶ブラシがおすすめです。3.哺乳瓶の形に合わせた哺乳瓶ブラシを選ぶ
さらに哺乳瓶の形に合わせた哺乳瓶ブラシを選びます。哺乳瓶の底には汚れが残りやすいため、長めの哺乳瓶ブラシを選ぶことがポイントです。また乳首部分にも細かな汚れが溜まるため、乳首洗い付きの哺乳瓶ブラシが洗いやすく便利です。4.収納性で選ぶ
最後に、収納性を考えましょう。哺乳瓶ブラシを、キッチンにそのまま置いておく訳にはいきません。また食器棚や水切りかごとは別に、取り出しやすい清潔な場所に保管したいですね。収納面では、自立式や吊るすための紐が付いた哺乳瓶ブラシが便利ですよ。
哺乳瓶を洗浄する際の注意点
せっかく哺乳瓶ブラシで洗浄をしても、洗い方や手順を間違ってしまうと効果は減少します。適切な知識を持って、哺乳瓶を洗浄・消毒することが大切です。
哺乳瓶ブラシで洗浄する前に、以下のことを知っておきましょう。
- 洗浄と消毒は別
- 消毒前も洗浄する
- 消毒は生後6ヶ月頃まで、洗浄はずっと続ける
洗浄と消毒は別
哺乳瓶の洗浄と消毒の違いとは何でしょうか?洗浄と消毒では、除去するものが違います。洗浄では、哺乳瓶を使用したあとに残ったミルクや洗浄剤などの汚れの除去が目的です。対して消毒は、ウイルスや細菌を殺菌します。
消毒前も洗浄する
洗浄と消毒では除去するものが異なるため、消毒前も洗浄が必要です。消毒をするからと言って、洗浄を怠ってはいけません。赤ちゃんがミルクを飲んだあとは、かならず消毒の前に洗浄を行いましょう。
消毒は生後6ヶ月頃まで、洗浄はずっと続ける
哺乳瓶の消毒は、生後5~6ヶ月まで続けましょう。とくに生後0~3ヶ月の赤ちゃんは、細菌やウイルスに体が負けてしまうことが少なくありません。5~6ヶ月を過ぎてくると、徐々に抵抗力や免疫力がついてきます。
また赤ちゃん自身がおもちゃや手足を舐めるようになるため、哺乳瓶の消毒はあまり意味がなくなるでしょう。
注意して欲しいのは、哺乳瓶の洗浄は、消毒を止めたあとも継続が必要だという点です。赤ちゃんの抵抗力や体力が高まってきても、汚れを取るために哺乳瓶ブラシでの洗浄は続けましょう。
汚れや古いミルクが残っていると、赤ちゃんの健康を害してしまう危険性があります。赤ちゃんの安全のために、綺麗な哺乳瓶を保ちましょう。
除去するもの | 目的 | いつまでするのか | |
洗浄 | 残ったミルクや洗浄剤など | 哺乳瓶を清潔に保つこと | 哺乳瓶を使う間はずっと |
消毒 | ウイルスや細菌 | 感染症を防ぐこと | 生後5~6ヶ月まで |
忙しいワンオペママ・パパに人気の電動哺乳瓶ブラシ
忙しいワンオペママやパパだと、なかなか哺乳瓶を洗浄するのが大変ですよね。「赤ちゃんの抱っこで手首が痛い」「一日中、赤ちゃんのお世話で大変」そんなママ・パパも少なくないでしょう。
そんなワンオペママ・パパに人気があるのが、電動の哺乳瓶ブラシです。手動の哺乳瓶ブラシは、手首を回したり上下に動かしたりと、ママ・パパの腕に負担がかかります。
とくに生後0~2ヶ月の赤ちゃんは1日6~8回も授乳するため、非力なワンオペママの場合は大変です。電動の哺乳瓶ブラシであれば、ほとんど手首に負担がかかりません。赤ちゃんの抱っこで疲れた手首を休められますね。
またブラシが哺乳瓶の底や乳首の細部に届くので、隙間の汚れまでスッキリ落とせます。商品によっては、充電式のコードレスで非常に便利です。さらに素早い回転で汚れを落とすため、時間の節約にもなります。
手首の負担軽減と時間節約の効果がある電動哺乳瓶ブラシは、忙しいワンオペママ・パパに人気です。
育児負担軽減の電動ブラシやリーズナブルな哺乳瓶ブラシおすすめ8選
商品 | 画像 | shop | ポイント | 価格 | タイプ | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
PLUSiiNE 電動 哺乳瓶ブラシセット |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | ワンオペママ・パパに嬉しい電動の哺乳瓶ブラシセット。力を入れる必要なく短時間でしっかり汚れを落として清潔を保てる | 3,280円 | 電動 | |
COCOLOOQ 電動 哺乳瓶シリコンブラシ |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 洗いやすく乾きやすい便利なシリコン製の電動哺乳瓶ブラシ。手首に負担をかけずにしっかり綺麗に洗える | 1,390円 | 電動 | |
セントラルストア ピジョン スポンジブラシ 2WAYタイプ プラスチック製 哺乳瓶 専用 |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | プラスチック製の哺乳瓶専用のスポンジブラシ。2WAYタイプで洗いやすく収納もしやすいアイテム | 2,030円 | 手動 | |
ミスターポストマン まめいた 置くだけたっち スポンジ&乳首洗いセット 2個アソート |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 狭いスペースでも置くことができるスタンド型の哺乳瓶ブラシセット。付属している乳首洗いも縦置き可能 | 2,008円 | 手動 | |
ワクワクSTORE ピジョン ナイロンブラシ 2WAY ガラス製哺乳びん専用 |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | ガラス製哺乳びん専用のナイロン製ブラシ。2WAY仕様で洗いやすく回転洗いでしっかり汚れを除去 | 550円 | 手動 | |
plusnao 哺乳瓶ブラシ 3本セット |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 哺乳瓶を傷つけない柔らかいシリコン製ブラシ。乳首洗いと極細ブラシが付いた3点セットで細部までしっかり洗浄可能 | 860円 | 手動 | |
E-TIMES Betta【ベッタ】ドクターベッタ 哺乳びん専用 白馬毛 大小 ブラシセット |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 天然馬毛を使用したガラス・プラスチック製のどちらの哺乳瓶にも対応している洗浄ブラシ。大小2個セットなので細かい部分も洗浄可能 | 1,210円 | 手動 | |
マツヨシ テテオ哺乳びん&乳首洗浄ブラシセット |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | プラスチック製の哺乳瓶も洗うことができる柔らかいスポンジブラシのセット。付属の乳首洗いで乳首の裏面もしっかり綺麗に | 636円 | 手動 |
1.PLUSiiNE 電動 哺乳瓶ブラシセット
- タイプ:電動
- 価格:3,280円
2.COCOLOOQ 電動 哺乳瓶シリコンブラシ
- タイプ:電動
- 素材:シリコン
- 価格:1,390円
3.セントラルストア ピジョン スポンジブラシ 2WAYタイプ プラスチック製 哺乳瓶 専用
- タイプ:手動
- 素材:スポンジ
- 価格:2,030円
4.ミスターポストマン まめいた 置くだけたっち スポンジ&乳首洗いセット 2個アソート
- タイプ:手動
- 素材:スポンジ
- 価格:2,008円
5.ワクワクSTORE ピジョン ナイロンブラシ 2WAY ガラス製哺乳びん専用
- タイプ:手動
- 素材:ナイロン
- 価格:550円
6.plusnao 哺乳瓶ブラシ 3本セット
- タイプ:手動
- 素材:シリコン
- 価格:860円
7.E-TIMES Betta【ベッタ】ドクターベッタ 哺乳びん専用 白馬毛 大小 ブラシセット
- タイプ:手動
- 素材:馬毛
- 価格:1,210円
8.マツヨシ テテオ哺乳びん&乳首洗浄ブラシセット
- タイプ:手動
- 素材:スポンジ
- 価格:636円
哺乳瓶ブラシで清潔を保ち、赤ちゃんの安全を守ろう
赤ちゃんが病気や感染症にかかるリスクを少しでも減らしたいですよね。哺乳瓶を洗浄しないと、中に残った汚れが赤ちゃんの体に入ってしまいます。
哺乳瓶の洗浄方法は、まずぬるま湯や水でザっと汚れを洗い流したあと、パーツごとに洗浄しましょう。パーツを丁寧に洗う際に、哺乳瓶ブラシが必要になります。
とくに哺乳瓶の底や乳首の先端は汚れがたまりやすいので、丁寧に洗浄しましょう。専用の哺乳瓶ブラシを使うと、汚れが落ちやすいですよ。哺乳瓶ブラシを使って、赤ちゃんの安全を守りましょう。
ベビー・キッズ・ママグッズ用品はコチラ
まとめ
今回はおすすめの哺乳瓶ブラシについて解説しました。赤ちゃんがミルクを飲む哺乳瓶は、清潔にしておくことが大切です。汚れが残っていると、赤ちゃんが病気になったり、お腹を壊したりする原因になります。丁寧に汚れを落とすため、専用の哺乳瓶ブラシを使いましょう。
哺乳瓶ブラシには電動と手動、素材などさまざまな種類があります。それぞれのメリットデメリットを把握しておくことが大切です。
たとえば電動哺乳瓶ブラシは、手首への負担がほとんどなく、ママの負担軽減に役立ちます。
また使用している哺乳瓶に合わせた素材選びも大切です。
さまざまな哺乳瓶ブラシの特徴を知って、自身に合った哺乳瓶ブラシを選びましょう。