子ども用おすすめ自転車ヘルメット8選。OGK等おしゃれに安全対策

子ども用おすすめ自転車ヘルメット8選。OGK等おしゃれに安全対策

子どもを親の自転車に乗せるようになった、または子どもが自分で自転車やバイクに乗るようになってくると必要となるものがヘルメットです。とはいっても、種類が多くどれを選べばよいのか迷いますよね。
子どもの命を守るために重要となるヘルメットは、安全で、子どもにあったものを選択することが大切です。今回の記事を参考に、子どもの頭をしっかりと守ってくれるヘルメットを選んでみてください。
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子どもに着用させよう!ヘルメットの役割とは?

子どもに着用させよう!ヘルメットの役割とは?
2023年4月から改正道路交通法の施行により、すべての方に自転車利用のさいはヘルメット着用が「努力義務」とされました。自転車を運転する人だけでなく、同乗者にもヘルメットが必要となっています。
改正案が出されても、大人がヘルメットを利用する割合は少ない傾向にあるのが現状。一方、着用率100%ではありませんが、比較的子どもの着用率は高めなので世の中のママやパパはしっかりと安全対策をしているようです。
ヘルメットは1歳から使いはじめますが、年齢が上がるにつれて面倒になり、ヘルメット非着用の子どももいます。
自転車事故の約7割が頭部に致命傷を負っており、ヘルメット非着用時と比べて致死率が約2.3倍もアップするというデータがあります。命を守るために、自転車と一緒にヘルメットの購入もしておきましょう。

頭を守るヘルメットの構造とは?

頭を守るヘルメットの構造とは?
外側の硬い部分のことを外殻(シェル)といい、タイプ別で使われている素材が異なります。タイプが違うからといって、安全性が異なることはないので、子どもにあったものを選択するとよいでしょう。
内側には衝撃吸収材(発泡スチロール)を使用し、頭への衝撃を緩和させる働きがあります。

安全なヘルメットの選び方

いろいろなブランドから出ているヘルメットですが、正しい選び方を知り、安心して子どもに着用できるものを選んでください。

安全性

安全性
ヘルメットなら、なんでもよいということはありません。日本製だとSGマーク、欧州製だとCEマークといった安全性が確認されたものを選びましょう。事故にあったときに、大事な頭を守るヘルメットは規格を確認することが1番大切です。

タイプ

ソフトシェル・ハードシェルの2種類にわけられます。それぞれ違いをチェックしていきましょう。

ソフトシェル

ソフトシェル
ポリカーボネート製のプラスチック素材が軽量で、首への負担も少なく済みます。就学前の子どもにおすすめ。
外側のソフトシェルと衝撃吸収ライナーを一体成形し、軽量でコンパクトに仕上げたインモールドというものも。

ハードシェル

ハードシェル
ABS製のプラスチック素材で頑丈、耐久性にもすぐれています。その分、重みがあるので小学生からの子どもにおすすめ。

サイズ

サイズ
フィット感が大切なので、子どもの頭のサイズにあったものを選びます。それぞれ頭のサイズは異なるので、年齢表記で見るのではなく、しっかりと実際の寸法を確認しましょう。
ひもやメジャーを使い、額の1番でているところから耳上を通り、後頭部の1番でているところまでを1周させます。子どもが動いてしまうと正確に測れないので、大人2人で測定するのがおすすめです。
ヘルメットは、ダイヤル式でサイズ調整できるものなどが付いていると頭にしっかりとフィットして安心。

バックル

バックル(あごひも)
バックル(あごひも)は、近づけると引っ付くマグネットタイプや、皮膚をはさんでしまわないようにカバー付きのものがおすすめ。1人でヘルメットを着用するようになると、どうしてもバックルに皮膚をはさんで痛い思いをしてしまう子どもも少なからずいます。
マグネットやカバー付きを選んであげると、そんな思いもせずに済みますね。とくにマグネットは、バックルをうまく留められないということがなく簡単に装着可能です。
アジャスター付きで、しっかりとあご下でバックルを留められるようにしてくださいね。

重量

重量
子どもの年齢や体格にあわせてほしいのが重量。ソフトシェルは軽く、ハードシェルは重いという特徴があります。とくに小さい子どもには300g以下のヘルメットを選び、首への負担を減らしてあげるのがよいです。

デザイン

デザイン
さまざまな色やデザインがあり、新幹線やアンパンマンなど子どもが好きな柄が豊富にあります。ヘルメットをかぶるのを嫌がる子もいるので、せっかくなら子どもに選んでもらい、ご機嫌でヘルメットをかぶってもらったほうがいいですよね。

通気性

通気性
ベンチレーション(通気孔)があり、内側がメッシュ構造だと頭のムレ防止にぴったりです。夏場は熱中症対策としても、ベンチレーションがあると安心ですよね。ただし、虫がはいりやすいというデメリットもありますが、ネット付きのものだと虫もはいらず快適に過ごせます。

その他


暗い道で走るときには、車から見えやすい反射テープや、日差しをカットする取り外し可能なサンバイザー付きのヘルメットもあります。他には、内側にクッションが付いており、取り外して洗濯できるものだと衛生的に使用できるので便利です。

日本製と海外製どっちでもいいの?

日本製と海外製どっちでもいいの?
日本製は日本人の頭にあわせて作られているので問題ありませんが、海外製には注意が必要です。日本人は頭囲が同じでも、頭の形が細長い外国の人とは横幅があいません
海外製は幅が細めに作られているため、日本人にとってはきつく感じやすく、頭痛や不快感の原因にもなりかねません。できれば日本製をおすすめしますが、製品にアジアンフィットジャパンフィットと記載があるものは、アジア人に向けて作られているのでそちらを選びましょう。

安全規格を取得済み!子どもにおすすめのヘルメット8選

商品 画像 shop ポイント 価格 重量 サイズ
Mag Cruise
マグライド186
Amazon ベビシア 楽天市場 日本最軽量のヘルメット186gを実現。首の負担が少なく、子どもにぴったり 4,380円 186g 46-50cm
自転車グッズのキアーロ
子供ヘルメット
Amazon ベビシア 楽天市場 内側のパッドが手洗い可能で、衛生的に使用可能 3,999円 S208
M220g
S48-52
M52-56cm
Con Spirito
コロン
Amazon ベビシア 楽天市場 本体が370gで重い部類にはいりますが、耐久性は抜群で安心 3,890円 370g 46-52cm
自転車の九蔵
OGK KABUTO PAL
Amazon ベビシア 楽天市場 あご下にシリコンカバーを付け、皮膚はさみ防止 3,980-4,200円 235g 49-54cm
Samuriding
ソポタ
Amazon ベビシア 楽天市場 子どもでも簡単に装着可能なマグネットバックル使用 4,380円 XXS210
XS220g
XXS44-48
XS48-52cm
自転車Dプラス
TETEヘルメッス プラッシュハート
Amazon ベビシア 楽天市場 虫よけネット、サイズ調整可能なアジャスターが便利 4,500円 XS220
S240g
XS48-52
S52-56cm
ARTPIECE JPRACING
ヘルメット
Amazon ベビシア 楽天市場 11個のベンチレーションが夏場の頭ムレ防止にぴったり 2,778円 300g S48-54
M54-58
L58-61cm
自転車専門店ロイク
カブロヘルメットV アンパンマン
Amazon ベビシア 楽天市場 反射板付きで暗い道でも安心。子どもに人気のアンパンマン柄 3,544円 280g 46-52cm

1.Mag Cruise マグライド186

こちらはヘルメットデビューのために作られたという商品です。186gという日本最軽量のヘルメットで、首の負担が少なく子どもにぴったり。ベンチレーションにはネットを付け、虫がはいらない設計で快適ですよ。
一般的なものだと剥がれてしまう可能性がある衝撃吸収材が外れないインモールド構造で、外側と内側が一体化しています。
  • 価格:4,380円(税込み)
  • 重量:186g
  • サイズ:46-50cm

2.自転車グッズのキアーロ 子供ヘルメット

中サイズのみかんが2個分という軽さのヘルメット。ベンチレーションが多く、夏場は蒸れがちなヘルメット内部の熱を逃がしてくれます。汗をかいても内側のパッドが手洗い可能なので、いつでも清潔が保てるメリットも。
インモールド構造のヘルメットで、後部にはサイズ調整可能な「フィットバンド」があり便利です。
  • 価格:3,999円(税込み)
  • 重量:S208/M220g
  • サイズ:S48-52/M52-56cm

3.Con Spirito コロン

安心・安全タイヤが有名なブリヂストンのブランドからも、子ども用ヘルメットが購入可能です。かわいらしいポップな柄が付いており、目立つカラーで頭のサイズ調整もOKなアジャスター付き。重量は370gと重めですが、しっかりとした作りで耐久性も抜群
  • 価格:3,890円(税込み)
  • 重量:370g
  • サイズ:46-52cm

4.自転車の九蔵 OGK KABUTO PAL

マットカラーがおしゃれでシンプルなヘルメットは、あご下の皮膚をはさまないようにシリコンカバー付き。夜道に最適な反射シールも付いており、ピカッと光って走行車に知らせることができます。
ヘルメット後部にはゴム製バンドベルト付きで、引っ張ることによるサイズ調整が可能。
  • 価格:3,980-4,200円
  • 重量:235g
  • サイズ:49-54cm

5.Samuriding ソポタ

装着が簡単なマグネットバックルで、片手でも手袋をしていてもカチッと着用できます。転んでも、たんこぶができにくい内側のパッドは前後左右・上部にあり、洗濯も可能。あご下にはクッション性があるカバー使用で肌触りも○。
  • 価格:4,380円(税込み)
  • 重量:XXS210/XS220g
  • サイズ:XXS44-48/XS48-52cm

6.自転車Dプラス TETEヘルメッス プラッシュハート

ヘルメットには、虫よけネット、サイズ調整アジャスター付きです。内側にはニコッと笑えるスマイルパッドがあり、子どものヘルメット着用をうながしてくれそうですよ。
カラフルな色が好きな子どもには、動物やお花など、豊富なデザインや色が選べるヘルメットで目立たせてあげましょう。
  • 価格:4,500円(税込み)
  • 重量:XS220/S240g
  • サイズ:XS48-52/S52-56cm

7.ARTPIECE JPRACINGヘルメット

CEマークが付いていますが、日本人向けに作られているので安心です。あご下にはソフトカバーを使用し、やわらかく肌触りがいいのでチクチク感なく快適に過ごせるヘルメット。
全部で11個もあるベンチレーションが空気を流してくれ、夏場の頭ムレを防ぎます。
  • 価格:2,778円(税込み)
  • 重量:300g
  • サイズ:S48-54/M54-58/L58-61cm

8.自転車専門店ロイク カブロヘルメットV アンパンマン

子どもが大好きなアンパンマンのヘルメットです。頭のサイズ調整も可能で、反射板付きが嬉しいポイント。2~3歳の子どもには、きっと喜んでもらえる商品ですね。カラーは1色のみですが、メインが黄色なので男女関係なく使えそうです。
  • 価格:3,544円(税込み)
  • 重量:280g
  • サイズ:46-52cm

正しく使おう!ヘルメットのかぶり方をチェック

正しく使おう!ヘルメットのかぶり方をチェック
ヘルメットは、ただかぶるだけでは安全とは言えません。正しいかぶり方をマスターしておくことが重要です。
  • 眉毛の上あたりまで深くかぶる
  • あごとひもの間に指が1本はいる程度の余裕をもつ
  • 2本のひもが交差する部分の中央に耳が収まっている
  • アジャスターやサイズ調整をして頭にフィットしている
  • 横から見るとヘルメットが水平になっており、耳が出ている
フィット感がなかったり、額がですぎていると危険です。転んでしまったときに衝撃を防ぐことができず、けがにつながる恐れも。正しく使用し、子どもの頭を守りましょう。

レースや大会用にはカバー範囲が広いものを

レースや大会用にはカバー範囲が広いものを
本格的な自転車のレースや大会に出場するとなれば、転んでしまったり、相手とぶつかってしまうこともあるでしょう。そのときは、通常タイプではなく顔から頭の面積を大きくカバーしてくれるフルフェイスのヘルメットがおすすめ。
頭だけでなく顔のけがリスクも少なく済み、転んでも大けがを防げるメリットがあります。

ヘルメットにも有効期限がある

ヘルメットにも有効期限がある
日本製のヘルメットには安全な商品であることを示すSGマークがついています。とはいっても、長年使えるものではなく、ヘルメット購入後3年間が有効期限となっているのです。たしかに汗や紫外線による経年劣化は防げませんよね。
3年間のみ安全を保障できるということですが、万が一破損した場合はすぐに新しいものに買い替えましょう。ヘルメット本来の役割を果たせず、事故につながるおそれがあります。

防災グッズとしても使えて便利

防災グッズとしても使えて便利
地震などの災害時には、ヘルメットの着用が命を守る行動にも繋がります。自転車やバイク用だけでなく、災害用としても使えるヘルメットなのでぜひ子ども用に購入しておきましょう。
しかし、自転車用のヘルメットにはベンチレーションがあり、隙間が存在するために災害用としては使えないのではないかとの意見もあります。
防災の専門家は、その隙間に物が落下する確率の低さを考えると、普段からかぶり慣れている自転車用のヘルメットをしっかりとかぶっている方が十分に頭を守ることは可能だと伝えてほしい、とのこと。
普段からの備えとしても使える自転車用ヘルメットは、ぜひ常備しておきたいですよね。
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まとめ

「努力義務」ではありますが、ある自治体ではヘルメット着用支援の取り組みとして購入費用を一部補助する活動もはじまってきています。
いま、子どものヘルメットを選んで購入しようとしているママやパパは、子どもにぴったりなヘルメット選びをしてあげてくださいね。また、子どもだけでなく大人もヘルメットの着用をし、子どもたちの見本になってほしいと思います。