この記事ではそんな新生児向けのベビードレスについて解説していきます。具体的な着用シーンや選び方、そしておすすめ品などを紹介していきます。「男の子に着せてもいいの?」「水通しは必要?」といった内容にも触れているのでぜひ目を通してみてください。
ベビードレス・セレモニードレスはいつ着るの?
そもそもベビードレスとは

ベビードレスとは、赤ちゃん用のセレモニードレスのことです。元々はキリスト教の文化の一つで、洗礼式で赤ちゃんが着るためのものとされています。
ベビードレスはレースやオーガンジーなどの素材を使っているのが特徴で、赤ちゃんを包み込むようなデザインをしています。カラーは白であることがほとんどで、何にも染まらない色といった意味合いもあります。なおベビードレスは全体的にふりふりとした見た目をしていますが、女の子の赤ちゃんだけでなく男の子の赤ちゃんも身につけることができます。
ベビードレスを着るタイミング

ベビードレスを着るタイミングは、「退院時」や「お宮参り」などです。いわゆるお祝い事のシーンで、赤ちゃんにとっての初めての正装と言えます。ここ最近は退院時やお宮参り時に写真を撮ることが多いので、ベビードレスがあると見た目にも映えるのでおすすめです。
ベビードレスのサイズは?いつまで着られる?

ベビードレスは生後0ヶ月~の新生児期に着ることになるので、サイズは50~70cmと小さめです。なおサイズに関しては、はっきりとは決まっておらずフリーサイズのような形のものが多いです。
それでもサイズが小さいため、着用できる期間は短めなので注意です。生後100日頃のお食い初め時期までが着用時期だと考えておいて良いでしょう。写真館などてベビードレス着用の撮影を予定している場合は、サイズアウトしてしまわないように気をつけておきましょう。
なおベビードレスによっては、70cm、80cmなどやや成長した後でも着用できるようなタイプがあります。ハーフバースデーや1歳の誕生日など、背が大きくなってから着たい場合には大きめサイズを選ぶという方法もあります。
ベビードレスの選び方!季節に合わせた生地選びをしよう
冬生まれ・夏生まれなどシーズンを考えて

ベビードレスを選ぶ場合は、赤ちゃんの誕生月に合わせた生地のものを選ぶようにしましょう。
ベビードレスの多くは通年用になっていますが、中には暑い日にも快適に着用できる春夏向け、そして反対に分厚い生地の秋冬向け商品なども存在しています。赤ちゃんがいつ生まれるのか、その時期の気温はどれくらいなのかを考えた上でドレスを選ぶようにしましょう。
なお寒い日はドレスの上からおくるみで包んだり、中にベストやツーウェイオールなどを着込んだりするのもありです。赤ちゃんに無理のない範囲で着せ方を選ぶようにしてみてください。
肌に触れる部分の生地は優しいものを選ぼう

ベビードレスを着る時期は生後すぐです。赤ちゃんはまだまだ抵抗力がなく、刺激に弱いので素材に気をつけてあげましょう。特に肌に触れる部分は、コットン100%などの優しい素材を選んであげてください。
チュールやオーガンジーが付いているドレスは、特に注意です。また肌に触れる部分はできるだけ水通ししておくようにしましょう。
帽子などのコーディネートも考えよう

ベビードレスは単体で着用するのではなく、帽子や靴下とセットで使うことが多いです。ベビードレスを購入する際は、同時に使うアイテムについても考えてみましょう。最近はベビードレス+帽子、靴下などがセットになった商品も販売されています。ドレス用コーデを一色揃えられるセットなどもあるのでぜひチェックしてみてください。
新生児におすすめのベビードレス6選
1.ミキハウス セレモニードレスセット
- 内容:オーガンジーコート、ツーウェイオール、セレモニー用フード(3点セット)
- コートのサイズ:身幅36、着丈66、肩幅20.5
- ツーウェイオールのサイズ:身幅24、着丈53.5、袖丈19(サイズ表記50〜60cm)
- コートの素材:オーガンジーレース、チュールレース
- ツーウェイオール・フードの素材:タック天竺(綿100%)、オーガンジーレース(ポリエステル100%)
- 生産地:日本
- 価格:27,500円(税込)
オーガンジーコートとツーウェイオール、そしてフードがついた3点セットで、華やかなレースでありつつも派手すぎないデザインなので男女問わずに使いやすいのが魅力です。そしてツーウェイオールはコットン100%でシンプルな天竺素材のため、シーズンを選びにくく通年着用ができます。なおボタンを付け替えることで、カバーオールのように着用することも可能です。
2.ANGELIEBE プリンセスセレモニードレス
- 内容:カバードレス、ツーウェイオール(2点セット)
- カバードレスのサイズ:身幅25、着丈73、肩幅18
- ツーウェイオールのサイズ:身幅24、着丈51、肩幅17.5(サイズ表記50〜80cm)
- カバードレスの素材:ヨーク 綿100%、レース ポリエステル100%、チュール ポリエステル100%
- ツーウェイオールの素材:フライス(綿100%)
- 生産地:中国
- 価格:9,900円(税込)
ドレスはレース幅が広めのデザインで、赤ちゃんのお顔が映えるようなキュートさがあります。
3.赤ちゃんの城 セレモニードレス3点セット 夏素材
- 内容:コートドレス、アンダードレス、帽子(3点セット)
- コートドレスのサイズ:身幅28、着丈70(サイズ表記50〜70)
- アンダードレスのサイズ:身幅240%、着丈54、袖丈25(サイズ表記50〜70cm)
- コートドレスの素材:本体 ポリエステル100%、ヨーク裏・フリル 綿100%
- アンダードレスの素材:綿100%(天竺)
- 生産地:日本
- 価格:19,800円(税込)
柔らかな天竺素材を使ったベビードレスであり、肌触りがさらりとしているので夏生まれの赤ちゃんにもおすすめできます。袖口がゴム仕様になっていたり、後ろボタンがついていたりと、着脱させやすい仕組みが整っているのもポイントです。
4.PUPO 透かし編み2Wayドレスセット
- 内容:透かし編み2Wayドレス、ボンネット、ケーブル編みブランケット(3点セット)
- ドレスのサイズ:50〜60cm
- ボンネットのサイズ:40〜44cm
- ブランケットのサイズ:85×85cm
- ドレスの素材:透かし編みニット(綿100%)
- ボンネットの素材:表 透かし編みニット(綿100%)、裏 スムース(綿100%)
- ブランケットの素材:ケーブル編みニット(綿100%)
- 生産地:日本
- 価格:10,000円(税込)
見た目も非常に爽やかなので、レースやオーガンジーなどの派手なドレスには抵抗がある方にもおすすめです。ボンネットやブランケットもセットになっているので、着用時の気温に合わせた着こなしもできます。
5.アモローサマンマ クラシカルレース セレモニードレス 3点セット
- 内容:オーバードレス、2Wayドレス、フード(3点セット)
- オーバードレスのサイズ:着丈63、身幅26(サイズ表記50〜70cm)
- 2Wayドレスのサイズ:着丈54、身幅27(サイズ表記50〜70cm)
- フードのサイズ:42cm
- オーバードレスの素材:総柄レースガーゼ(オーガニックコットン100%)
- 2Wayドレスの素材:スムース(オーガニックコットン100%)
- フードの素材:ガーゼ(オーガニックコットン100%)
- 生産地:日本
- 価格:19,800円(税込)
上品な印象のクラシカルドレスで、オーガニックらしいナチュラルカラーで優しい印象です。内側の兼用ドレスはセレモニーの後、普段使いもしやすいデザインになっています。
6.cofuku カシミヤ・シルク コットン ベビードレス&帽子
- 内容:ベビードレス、帽子(2点セット)
- サイズ:フリー
- 素材:カシミヤ60%、オーガニックコットン25%、シルク15%
- 生産地:日本(山梨県南アルプス市)
- 価格:14,630円(税込)
優しい見た目でニット地のベビードレスをお探しの方におすすめです。退院時のほかお宮参りなど外にいる時間がやや長いシーンにも使いやすいです。
ベビードレスのよくある質問
ベビードレスはそもそもいらない?

ベビードレスは必ずしも購入しなければならないというわけではありません。退院時に赤ちゃんに私服を着せているパパ・ママも多く、特にベビードレスに関する着用義務や決まりはないので安心しましょう。赤ちゃんの体調や様子、そしてお財布事情などに合わせて着用するか否かを決めるのもありです。
ただし一生に一度の機会なので、ベビードレスを用意しておけばそれだけ思い出にはなります。ベビードレスは出産後すぐに使用することになるので、後悔のないようできるだけ早めに選んでおくことをおすすめします。
数回しか着ないベビードレスをわざわざ購入するのは勿体無いと感じる場合は、レンタルなども視野に入れてみましょう。中には手作りするというママ・パパもいるので、ぜひ色々な方法を検討してみてください。
ただしレンタルや手作りの場合は、素材が安全であるかに気をつけておきましょう。
ベビードレスを1枚で着せるのはあり?

ベビードレスにはチュールやオーガンジーといった素材が使われているものが多いです。赤ちゃんの肌には刺激の強い素材が多いので、そのまま1枚で着せるのではなく内側には綿の肌着を着せてあげるようにしましょう。打ち合わせの肌着もしくはロンパース型の肌着を着せてあげると安心です。
なお中に着用する肌着の組み合わせは、温度によって変えてあげましょう。春夏シーズンは半袖の肌着+ツーウェイオール+ドレス、秋冬シーズンは半袖肌着+ツーウェイオール+ベスト+ドレス(+上からおくるみ)のような組み合わせがおすすめです。
ベビードレスは水通しが必要?

ベビードレス本体は、基本的に水通しをする必要はありません。内側に着る肌着やロンパース、ツーウェイオール部分の水通しだけをおこなっていれば問題ないでしょう。
ただし肌触りが気になる場合は、水通しをしても構いません。その際は型崩れしないように手洗いでおこなってください。なお水通しはぬるま湯にサッと通す、ベビー用洗剤で軽く揉み洗いする、といった程度で十分です。洗剤が残らないように注意しておきましょう。
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まとめ
ベビードレスは、赤ちゃんの退院時のほかお宮参りやお食い初めなどに使うことができます。また赤ちゃんの体格やドレスのサイズ選びによっては、ハーフバースデーなどにも使うことができるでしょう。レースやオーガンジーなど0歳児だけの可愛らしさが際立つキュートなデザインが多いので、ぜひこの機会にチェックしてみましょう。なお新生児期から着用するということもあり、素材・生地やサイズ選びは特に重要になってきます。ぜひ色々なブランドのドレスを見比べながら、ぴったりの1枚を探してみてください。