新生児日焼け止めはいつから?アロベビー等乳児から使えるおすすめ品

新生児日焼け止めはいつから?アロベビー等乳児から使えるおすすめ8選

紫外線が気になる春~夏生まれの赤ちゃんには日焼け止めを塗って、日焼け対策をしてあげたほうがいいのかはママが迷うポイントではないでしょうか?近年では地球温暖化の影響によるオゾン層の破壊で紫外線量が増えてきているので、肌が薄い赤ちゃんにはとくに注意してあげなければいけません。
そこで今回は新生児の日焼け止めに関する疑問にくわえ、もし日焼け止めを使うとすればどんなものがいいのか、おすすめの8選をご紹介していきます。こちらの記事を参考に、正しい知識で肌が弱い赤ちゃんを守ってあげてくださいね。
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新生児に日焼け止めを使ってもいいの?

新生児に日焼け止めを使ってもいいの?
新生児から日焼け止めを使用することにおいては「絶対にダメ」ということではありません。ただ、推奨されているのは新生児期を過ぎて、外出が増える生後2か月~生後3か月ごろからの使用です。
赤ちゃんは肌の厚さが大人の約半分という薄さで、肌のバリア機能が弱く、紫外線を浴びすぎてしまうと皮膚や目にさまざまな影響がでることが懸念されています。肌のシワ・シミの皮膚老化を早めたり、あとあと皮膚ガンを起こしやすくしたり、白内障など目の病気を起こしやすくなってしまうトラブルにつながる可能性があるのです。
とくに4月~9月の紫外線が多くなる時期には、紫外線対策をきっちりおこないましょう。新生児期は外出の機会がほとんどないので、日焼け止めを塗って日焼け対策するまでもありませんが、日差しが強いときに20分以上の外出となれば日焼け止めを塗る必要があります。

日焼け止めの選び方をチェックしよう

月齢にあったもの

月齢にあったもの
日焼け止めによっては生後0か月から使えるものや、生後2か月以降から使えるものなどさまざまです。まずは、赤ちゃんにあった月齢表示をチェックしましょう。新生児はできるだけ日焼け止めを使用せずに過ごすことが推奨されているので、UVケープや日傘などで肌を日差しから守ってあげることをおすすめします。

不要な添加物が入っていないもの

不要な添加物が入っていないもの
合成香料や合成着色料、アルコールやパラベンなどの添加物は赤ちゃんに不要です。低刺激で肌に負担がかからないものを選ぶことで、赤ちゃんの肌トラブルを防ぎましょう。赤ちゃんは何でもなめてしまうので、少々口に入っても大丈夫なものを選ぶと安心ですね。

紫外線吸収剤が使用されていないもの

赤ちゃんの日焼け止めには紫外線吸収剤(ケミカル)が入っていないものが多いですが、しっかりチェックしておくべきポイントの一つです。紫外線吸収剤は、なめらかな使用感で白浮きせず、大人の日焼け止めに入っていることが多い印象。
特徴としては、日焼け止めに含まれた吸収剤が紫外線を吸収したあとに熱や赤外線などのエネルギーへ変化させて放出し、皮膚を守ります。肌のうえで化学反応をおこして紫外線を吸収するので、まれにアレルギーを発症することもあり、肌が弱い赤ちゃんには刺激となってしまい不向きです。
赤ちゃんには紫外線吸収剤が使用されていない、紫外線散乱剤(ノンケミカル)配合や紫外線吸収剤フリーなどの記載があるものを選びましょう。紫外線散乱剤は紫外線を反射・散乱させて紫外線が皮膚に届かないようにします。タイプによっては白浮きしやすいものもありますが、肌への刺激が少なく、やさしい日焼け止めです。

SPFとPAの表示値を確認

SPFとPAの表示値を確認
日焼け止めの表示にはSPFとPAが記載されていますよね。
SPFの数字が大きいほど紫外線(B派)を浴びてから肌が赤くなるまでの時間を延ばせ、PAの+が多いほど肌の弾力を失わせる紫外線(A派)を防ぐ効果があります。
紫外線対策をするならSPFとPAの値が高いものがいいと思いがちですが、それぞれの値が高いほどに肌への負担が大きくなることを覚えておきましょう。日焼け止めは汗をかいたり肌を触ることによって落ちてしまうので、こまめに塗ることで効果を発揮しますが、何度も塗りなおすことによってSPFとPAの値が高いものはその分肌への負担がかかっていることになります。
日焼け止めの落ちにくさにも関係してくるので、赤ちゃんの普段づかいには「SPF15~20・PA+~++」、外で水遊びなどのレジャーには「SPF20~40・PA++~+++」がおすすめです。

塗りやすいもの

塗りやすいもの
紫外線散乱剤は肌にやさしいのですが、ものによっては伸びが悪く、塗りにくさやべたつきを感じてしまうことがあります。
塗りにくいと感じたときは、事前にローションなどの保湿剤を塗っておくと、日焼け止めのテクスチャーが伸びて塗りやすくなりますよ。保湿剤を日焼け止めの前に塗ることで、日差しで乾燥してしまう肌をうるおすこともできますね。
また、べたつきに関してはベビーパウダーを日焼け止めの上から重ねるとよさそうです。日焼け止めには、さまざまなタイプがあるのでさっそくチェックしていきましょう。
  • クリーム・・・しっとりとしていて、保湿力が高い
  • ミルク・・・しっとりとしていて、伸びがいい
  • ミスト・・・べたつきなしで、広範囲に一気に塗れる
だいたいが3つのタイプにわかれますが、赤ちゃんの日焼け止めで多くみられるのは塗りやすくて落としやすいミルクタイプです。
上記にはメリットを述べましたが、クリームは落としにくい、ミストは顔に塗るときに1度ママの手になじませてから塗る、など使いにくいデメリットもあります。

簡単に落ちやすいもの

簡単に落ちやすいもの
日焼け止めは、毛穴詰まりや肌の炎症トラブルにつながらないようにお風呂でしっかり落としてあげましょう
赤ちゃんには洗浄力が気になるクレンジング剤ではなく、石けんやお湯、ベビーソープで落とせる日焼け止めだと楽に落とせていいですよ。
ただ、日焼け止めのパッケージに「石けんで落とせる」「お湯でオフ」など記載があっても実際には落ちきらないといった意見もあるので、口コミをみて判断するのがよさそうです。

+α機能があるもの

日焼け止めのほかに、蚊などの虫よけ対策や汗・水に強いウォータープルーフがついたものだと一石二鳥で役立つことがありますよね。ウォータープルーフでも簡単に石けんで落とせる日焼け止めがあるのでチェックしてみてください。また、乾燥が気になる場合はセラミドなどの保湿成分がはいった日焼け止めを使用するといいですよ。

新生児から使えて安心!ノンケミカル日焼け止めのおすすめ8選

1.アロベビー UVモイストミルク

  • タイプ:ミルク
  • 価格:2,695円(税込み)
100%天然由来成分で国産オーガニックの赤ちゃんの肌に安心な日焼け止めです。ホホバ種子油やシア脂、オリーブ果実油などの高保湿成分を配合しており、乾燥知らずの肌をキープしてくれるところが嬉しいですね。
合成香料は使用せず、天然成分であるグレープフルーツとラベンダーのやさしい香りで、日焼け止め独特の匂いはありません。万が一、少量の日焼け止めが赤ちゃんの口に入ってしまっても基本的には問題ないと記載されていますが、大量に口に含まないように注意が必要です。
ミルクタイプの日焼け止めの多くは石けんなどで落とすように記載されていますが、こちらは簡単にお湯で落とせることもおすすめポイント。

2.和光堂 ミルふわベビーUVケア

  • タイプ:クリーム
  • 価格:745円(税込み)
米ぬかなどに含まれるビタミンB群の一種であるイノシトールや、水分を閉じ込めて逃がさないセラミド配合で肌をうるおい保湿してくれる日焼け止めです。さらさらパウダー入りなので、べたつかずに使用できるところもポイント。ちょっとしたお散歩用にSPF21、レジャー用にSPF35もあるので、シーンによって使いわけるとよさそうですね。

3.ママ&キッズ UVライトベール

  • タイプ:ミルク
  • 価格:2,640円(税込み)
新生児から使える低刺激の日焼け止めで、塗りやすいミルクタイプです。独自製法で紫外線吸収剤が肌に触れない「カプセルインUVシールド」を採用しているので、肌にやさしく刺激がありません。保湿と肌バリアのサポート成分配合で肌トラブルを防ぎ、肌の水分量を40%もアップさせ、長時間もの間うるおいをキープ
こちらのブランドの保湿クリームは産院でも使用しているところがあり、品質や低刺激にこだわっているので信頼できます。

4.まも肌 ベビーUV エアリークリーム

  • タイプ:クリーム
  • 価格:1,980円(税込み)
「引き算」して必要な成分のみを厳選使用した日焼け止めで、肌へのやさしさにとことんこだわっています。認定NPO法人「アトピッ子地球の子ネットワーク」や子どもに関連する企業協力のもと、商品開発されました。そこで肌の刺激を感じた方は0という確認もしており、肌へ優しい日焼け止めであることがわかります。
クリームタイプですが、べたつかずにさらっと使い心地もよく石けんで落ちやすいです。

5.ピジョン UVベビーミルク

  • タイプ:ミルク
  • 価格:658円(税込み)
ウォータープルーフ機能がついた日焼け止めで、敏感肌の赤ちゃんに配慮してつくられています。水遊びなどのお外遊びで紫外線対策をするには、こちらのSPF35・PA+++の日焼け止めがおすすめです。セラミドとヒアルロン酸の保湿成分配合で、肌のうるおいも逃がしません。ウォータープルーフは落ちにくいので、使用後は石けんやベビーソープでしっかり洗い流してあげましょう。

6.丹平製薬 アトピタ 保湿UVクリーム

  • タイプ:クリーム
  • 価格:672円(税込み)
カサカサ肌が気になる赤ちゃんにおすすめの日焼け止めです。うるおい補給成分「ラノリン脂肪酸コレステリル」が肌の角質層に水分補給して肌荒れを防ぎ、天然成分「ヨモギ葉エキス」が肌を保湿してくれます。みずみずしく伸びやすいウォーターベースなので、塗りやすくて使いやすいですよ。
赤ちゃんの肌をしっとりさせたい、乾燥肌の赤ちゃんにおすすめ。

7.アノネベビー トータルアウトドアUV

  • タイプ:ミルク
  • 価格:2,300円(税込み)
紫外線だけでなく、虫よけ、大気の汚れからも肌を守ってくれる日焼け止めです。合成香料やパラベンなど28種類ものアレルギー物質不使用で肌への負担を最大限におさえているので、赤ちゃんにぴったりですよね。植物成分セラミド配合で、しっとりとした保湿力もあり乾燥しやすい赤ちゃんの肌をうるおしてくれます。
天然アロマの香りで虫よけしていますが、ほかの製品よりやさしい匂いできつすぎないとの意見もあります。環境汚染による大気の汚れもガードしてくれる「オウゴンエキス」配合なので、生まれたての赤ちゃんの味方になりますね。

8.アロベビー UV&アウトドアミスト

  • タイプ:ミスト
  • 価格:2,640円(税込み)
UVカットと虫よけ対策が1本で可能なミストタイプです。SPFが15・PA++なので、赤ちゃんへの肌負担が少ないところが嬉しいですね。また、虫よけ機能には使用年齢や回数の制限があるディートが使われていないので安心して新生児から使用できます。
無添加にこだわり天然由来の成分が配合されていますが、独特の匂いがするため赤ちゃんが嫌がるかもしれません。顔には塗らず、手足に塗って様子をみてみるといいかもしれませんね。簡単にお湯で洗い流せるので、赤ちゃんやママの負担もかからないところも嬉しいポイントです。

日焼け止めを使用する時のポイント

日焼け止めを使用する時のポイント
どの日焼け止めでも、赤ちゃんにあうかどうかを確認するためにパッチテストをしておくと安心です。方法としては、腕や太ももの内側など皮膚がやわらかい部分に少量の日焼け止めを塗り、30分ほどは赤みなどの炎症がおきないかどうかを確認。時間が経過してから症状が出る場合もあるので、24時間後、48時間後にもチェックすることをおすすめします。
日焼け止めの使用方法
日焼け止めの使用方法
  1. 目の周りを避け、説明書に書かれた量をムラなく塗る
  2. 汗などでとれてしまうので、2~3時間おきに塗りなおす
  3. しっかり落とす
小鼻のわきや髪の生えぎわ、首や耳の裏は日焼け止めの塗り忘れが多いところです。塗る順番を決めて塗り忘れがないようにし、手の甲などは赤ちゃんがなめてしまうこともあるので、避けておいたほうが安心
日焼け止めの説明書に使用量が記載されていない場合は、クリームタイプならパール粒1つ、液状タイプなら1円玉1つの大きさを目安に塗るといいですよ。
※乳児湿疹の部分に使用すると悪化してしまう可能性もあるので、小児科の先生などに相談してみましょう。
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まとめ

今回は、新生児から使える日焼け止めのご紹介をしました。紫外線は春~夏にかけて多いとされていますが、秋~冬の間にも地上に降り注いでいるのです。とくに、雪国では太陽が地面の雪を照りつける反射で約80%もの紫外線を浴びてしまうことがわかっているので、冬だから大丈夫と思わずに年中の日焼け対策をおすすめします。
可能であれば、日差しが強い午前10時~午後2時の間の外出を控えることで大量の紫外線を浴びずに済みますよ。ネットで紫外線指数をチェックできるので、指数が低い朝や夕方以降に外出するようにしましょう。
日焼け止めを使うデメリットとしては、太陽の光を浴びることによって体内に取りいれることができる自然のビタミンDを遮断してしまうことです。健康を維持するビタミンD不足が心配になりますが、赤ちゃんから使えるサプリを活用したり、ビタミンDが多く含まれている粉ミルクを飲ませたりしてみるのも効果的ですよ。
赤ちゃんの肌トラブルを未然に防ぐために、上手に日焼け対策をしてあげてくださいね。