布おむつカバーメリットと使い方洗い方。新生児おすすめ商品8選

布おむつで失敗しない選び方とおすすめ30選|使い方・洗い方・枚数【2026】

「紙おむつより本当に経済的なの?」「洗濯が続けられるか不安」。布おむつには気になることがたくさんあります。紙おむつが主流の2026年になっても、家計や環境を意識して布を選ぶ家庭は根強く残っています。ベビー・マタニティ用品専門店ベビシアが、布おむつのメリット・デメリット、輪おむつ・成形おむつ・カバーの使い方、予洗いからつけおきまでの洗い方必要枚数の目安、月齢・素材別の選び方を実用目線で整理しました。人気のおすすめ30選は比較表で見比べられます。

布おむつ選びで先におさえたいこと

  • 経済性:初期に2〜4万円かかるが、繰り返し使えて3年でおよそ10万円前後の節約になる計算。二人目でさらに差が広がる。
  • 必要枚数:布だけなら吸収面30枚前後+カバー5枚前後。紙と併用なら10〜20枚から。
  • タイプ:吸収面(輪おむつ・成形)+カバーが基本。ねんね期はテープ式、動き出したらパンツ式が便利。
  • 洗い方:予洗い→つけおき→本洗いの3ステップ。柔軟剤は吸水性を下げるので使わない。
  • 続けるコツ:全部を布にせず、自宅は布・外出と夜は紙、と割り切ると無理がない。

布おむつとは?メリット・デメリット(紙おむつとの違い)

布おむつとは何かメリット・デメリットと紙おむつとの違いを解説するイメージ画像

布おむつは、その名のとおり布でできた繰り返し使えるおむつです。おしっこ・うんちを吸収する「吸収面(輪おむつ・成形おむつなど)」と、防水して留める「おむつカバー」を組み合わせて使います。紙おむつが普及する前は各家庭の定番でしたが、家計と環境への意識の高まりから近年あらためて選ばれています。まずは紙おむつとの違いを両面から見ていきます。

メリット1:繰り返し使えて経済的

布おむつは洗えば何度も使えるため、長い目で見るとおむつ代を大きく節約できます。紙おむつは1枚あたり約15〜25円。1日8〜9枚使うと、0〜3歳の3年間で総額20万円前後になることもあります。初期費用はかかりますが、上手に回せばおむつ代はぐっと抑えられます(3年の試算は後半で紹介します)。

メリット2:おむつはずれが早い傾向

布の赤ちゃんは、紙の赤ちゃんよりおむつはずれが早い傾向がみられます。濡れた感覚が伝わりやすく、排泄のタイミングを親子でつかみやすいことが理由とされます。ただし発達の差は大きいため、早い遅いで一喜一憂しないのが健やかな進め方です。

メリット3:肌あたりがやさしく、こまめに替えやすい

綿素材が多く肌ざわりがよいうえ、濡れに気づきやすいためこまめに交換しやすいのも特長です。清潔を保ちやすく、肌の調子が落ち着く赤ちゃんもいます。ただし効果には個人差があり、濡れたまま放置すればかえって荒れの原因に。気になる症状が続くときはおむつかぶれの対処法も参考に、専門医へ相談してください。

メリット4:ゴミが出ず環境にやさしい

使い捨てないぶん、家庭から出るおむつのゴミを大幅に減らせます。ゴミ袋の節約や室内のニオイ対策にもつながり、サステナブルな育児を望む家庭にも向いています。

デメリット1:洗濯の手間がかかる

最大のデメリットは洗濯の手間です。とくにうんちのときは予洗いやつけおきが要り、時間も手間もかかります。枚数に余裕を持たせてまとめ洗いにすると、負担を減らせます。

デメリット2:外出時は荷物がかさばる

紙よりボリュームがあり、使用済みを持ち帰る必要もあるため、外出では荷物が増えがちです。防水のおむつポーチや防臭袋があると安心できます。

デメリット3:保育園などで使えないことも

保育園の方針によっては布おむつがNGのことがあります。入園前に確認し、必要なら紙と併用するのが現実的です。

布おむつはいつからいつまで?月齢別の目安【早見表】

布おむつは新生児期から使えます。ただし月齢によって扱いやすいタイプや必要な配慮が変わります。卒業時期に決まりはなく、一般的にはトイレトレーニングが完了する2〜3歳ごろまで。まずは全体像を早見表で確認します。

時期 扱いやすいタイプ ポイント
新生児〜首すわり前(0〜3か月) 成形おむつ+テープ式カバー 寝かせたまま留めやすい。排尿回数が多く枚数も多め
寝返り〜おすわり(4〜7か月) 輪おむつ/成形+テープ式 吸収量が増える時期。折り方で厚みを調整
ハイハイ〜たっち(8〜12か月) パンツ式カバー よく動くのでサッと履かせられる型が便利
1歳〜卒業(トイトレ期) パンツ式+トレーニングパンツ併用 濡れた感覚を活かしてトイレへ移行

「布おむつはずっと続けなきゃ」と気負う必要はありません。生活のなかで無理のない範囲で使い、トイレトレーニングが始まる頃には自然に卒業していく家庭がほとんどです。首すわり前はサイズ調整しやすいフリーサイズのカバーを選ぶと、買い替えが少なく済みます。

種類・タイプで選ぶ|輪おむつ・成形・ポケット型・カバー

布おむつは「吸収面」と「おむつカバー」に分かれます。吸収面の主なタイプと、それを包むカバーの違いを知っておくと選びやすくなります。

タイプ 特徴 向いている人
輪おむつ(わおむつ) 1枚の布を輪状に縫製。折り方で吸収量を調整でき、乾きやすく1枚が安い 経済性を最優先したい人
正方形おむつ 正方形の布を折って使う。重ねて厚みを調整。たたみ方に慣れが必要 手持ちの布を活かしたい人
成形おむつ おむつの形に縫製済みで折らずに使える。輪より吸水はやや劣るが手軽 布おむつが初めての人・外出用
ポケット型・一体型 カバーと吸収体が一体(またはポケットに挿入)。紙感覚で使えるが乾きにくい 手間を減らしたい人

おむつカバー(テープ式・パンツ式)

吸収面を包んで防水するのがカバーの役割です。テープ式(スナップ・面ファスナー)はねんね期に留めやすく、パンツ式は動きが活発な時期にサッと履かせられます。素材は撥水性のポリエステル、通気性のよいメッシュ、肌あたりのよいコットンなどがあります。首すわり前はテープ式、動き出したらパンツ式、と成長で使い分けると快適です。

豆知識①:布おむつの歴史と「おむつ」の語源

「おむつ」という言葉は、「包む布」を意味する大和言葉「襁褓(むつき)」に由来します。日本では江戸時代から、綿の古着やさらし綿でつくった輪形・長方形の布おむつが各家庭で使われてきました。時代劇に出てくる白いさらしは、当時のおむつ文化の名残です。

やがて1958〜59年頃には乳幼児向けの布おむつレンタル事業も登場します。一方、世界で最初の紙おむつは1940年代半ばのスウェーデンで、綿不足を背景に生まれました。日本に使い捨て紙おむつが本格上陸したのは1977〜78年頃とされ、そこから一気に主流が入れ替わっていきます。つまり、いまの30代・40代の親世代が赤ちゃんだった時期は、ちょうど布から紙への移行期にあたります。紙おむつの歩みは経済産業省の紙おむつの歴史(公式解説)でも紹介されています。数百年続いた布の文化が、わずか半世紀で少数派になったと考えると、いま布を選ぶことにはちょっとした歴史の重みがあります。

布おむつ・カバーのおすすめ30選【比較表】

布おむつ・カバーのおすすめ30選の比較表イメージ画像

輪おむつ・成形おむつ・カバー・インサーツ(吸収体)・お手入れ用品まで、布おむつ育児で人気の定番を横断して比較できる一覧です。タイプ・素材・参考価格で見比べ、わが家に合う一枚を選べます。ベビシアのおむつ・トイレ用品コレクションでも関連アイテムを扱っています。価格は変動するため、最新価格は各販売ページでご確認ください。

布おむつ・カバーのおすすめ30選 比較表
輪おむつ・成形・カバー・インサーツ・お手入れ用品まで、布おむつ育児の人気アイテムを横断比較。価格・画像は順次更新します。
価格は 2026/07/20 更新
画像 商品・スコア・特徴 参考
価格
ベビシア
本命
Amazon 楽天
1ベビシア取扱 PLUSiiNE 布おむつカバー(コットン)カバー
★★★★★

自社ブランドPLUSiiNEの布おむつカバー。通気性のよいコットンで、テープ/スナップで留めやすい。

約2,400〜2,980円

取扱なし
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2 ニシキベビー(Chuckle)おむつカバーカバー
★★★★☆

パンツ型で動きが活発な時期に。定番ブランドで手頃な価格。

約1,500円

取扱なし
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いいひ 天然コットン おむつカバー 5枚組3 いいひ 天然コットン おむつカバー 5枚組カバー
★★★★☆

コットン100%で高透湿。蒸れにくく5枚組で保育園にも便利。

約2,400円(参考)

取扱なし
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4 plusnao メッシュおむつカバー 2枚セットカバー
★★★★☆

通気性のよいメッシュ素材。夏生まれや暑がりの赤ちゃんに。

約400円

取扱なし
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Rinenna 輪おむつ10枚+カバーおためしセット5 Rinenna 輪おむつ10枚+カバーおためしセットセット
★★★★★

輪おむつ10枚+カバー1枚。布おむつデビューにぴったり。

約5,900円(参考)

取扱なし
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シンクビー 成形おむつ(股おむつ・厚手)5枚入り 日本製6 シンクビー 成形おむつ(股おむつ・厚手)5枚入り 日本製成形
★★★★☆

折らずに使える厚手の成形(股)おむつ。立体縫製で吸水性がよく、日本製の5枚入り。

約437〜13,530円

取扱なし
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ORGANIC GARDEN オーガニックコットン ドビー織り布おむつ5枚セット ホワイト7 ORGANIC GARDEN オーガニックコットン ドビー織り布おむつ5枚セット ホワイト輪おむつ
★★★★☆

オーガニックコットンのドビー織り布おむつ5枚セット。肌あたりがやさしく吸水性・通気性も良好。

約659〜15,917円

取扱なし
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kucca オーガニック成形布おむつ 10枚8 kucca オーガニック成形布おむつ 10枚成形
★★★★☆

オーガニック表地+吸収層。漏れに配慮したステッチ。

約9,800円(参考)

取扱なし
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9 smooth sailing 成形布おむつ 10枚セット成形
★★★★☆

折らずに使える成形タイプ。10枚セットで布おむつデビューに。

約2,980円

取扱なし
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赤ちゃん本舗 さらし輪おむつ10 赤ちゃん本舗 さらし輪おむつ輪おむつ
★★★☆☆

昔ながらのさらし生地。折って厚みを調整でき経済的。

約1,500〜2,500円(参考)

取扱なし
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日本製 ドビー織 さらし 輪おむつ 10枚11 日本製 ドビー織 さらし 輪おむつ 10枚輪おむつ
★★★★☆

通気性のよいドビー織。うんち汚れを落としやすい人気生地。

約2,000円(参考)

取扱なし
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baby nice ドビー織 輪おむつ12 baby nice ドビー織 輪おむつ輪おむつ
★★★☆☆

ふんわりドビー織で吸水良好。乾きやすく扱いやすい。

約2,000〜3,000円(参考)

取扱なし
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13 メイドインアース 折り伏せ縫い 輪おむつ 5枚輪おむつ
★★★★☆

オーガニックコットン100%の輪おむつ。肌あたりがやさしい。

約6,930円

取扱なし
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kucca ポケット型布おむつ14 kucca ポケット型布おむつポケット型
★★★★☆

吸収体を差し込むポケット型。吸収量を調整しやすい。

約3,000円(参考)

取扱なし
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15 ファムベリー 一体型布おむつ一体型
★★★★☆

カバーと吸収体が一体。紙感覚で使える国産ブランド。

約2,500〜3,500円

取扱なし
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16 bumGenius(バムジーニアス)ポケット型布おむつポケット型
★★★★☆

海外発の定番ポケット型。吸収体を差し込むだけで使える。

約2,500〜3,500円

取扱なし
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17 Charlie Banana(チャーリーバナナ)ポケット型布おむつポケット型
★★★★☆

サイズ調整しやすいポケット型。ハイブリッド運用にも対応。

約2,500円

取扱なし
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ミューファン 抗菌 成形おむつ18 ミューファン 抗菌 成形おむつ成形
★★★☆☆

抗菌加工の成形パッド。ニオイ対策を重視する人に。

約2,500円(参考)

取扱なし
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オーガニックコットン 成形布おむつ19 オーガニックコットン 成形布おむつ成形
★★★☆☆

オーガニック綿の成形タイプ。敏感肌の赤ちゃんに。

約3,000円(参考)

取扱なし
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竹繊維(バンブー) インサーツ20 竹繊維(バンブー) インサーツインサーツ
★★★★☆

防臭・抗菌に優れる竹繊維の吸収体。薄くて高吸収。

約1,500〜2,500円(参考)

取扱なし
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マイクロファイバー インサーツ21 マイクロファイバー インサーツインサーツ
★★★☆☆

速乾で扱いやすい吸収体。コスパよく枚数をそろえやすい。

約1,000円(参考)

取扱なし
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濱帯(はまおび)日本製 輪おむつ 10枚組 綿100% ドビー織22 濱帯(はまおび)日本製 輪おむつ 10枚組 綿100% ドビー織正方形おむつ
★★★★★

綿100%のドビー織で仕立てた日本製の輪おむつ10枚組。吸水性・通気性が高く乾きやすい。

約1,870〜33,000円

取扱なし
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洗えるおむつライナー(布)23 洗えるおむつライナー(布)ライナー
★★★☆☆

繰り返し洗える布ライナー。うんちの後始末がラクに。

約1,000円(参考)

取扱なし
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使い捨ておむつライナー24 使い捨ておむつライナーライナー
★★★★☆

汚れたら流せる/捨てられる不織布ライナー。外出に便利。

約500〜1,000円(参考)

取扱なし
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防水おむつライナー25 防水おむつライナーライナー
★★★☆☆

防水タイプで漏れを軽減。夜間や長時間の併用に。

約800円(参考)

取扱なし
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つけ置き用 フタ付きバケツ26 つけ置き用 フタ付きバケツお手入れ用品
★★★★☆

予洗い後のつけおきに必須。フタ付きでニオイ対策。

約1,500円(参考)

取扱なし
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おむつ用 洗濯ネット27 おむつ用 洗濯ネットお手入れ用品
★★★☆☆

型崩れ防止と洗濯機投入をスムーズに。複数あると便利。

約500円(参考)

取扱なし
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ベビー用 無添加 洗濯洗剤28 ベビー用 無添加 洗濯洗剤洗剤
★★★★☆

赤ちゃんの肌にやさしい無添加洗剤。布おむつの本洗いに。

約800〜1,500円(参考)

取扱なし
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酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)29 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)つけおき用
★★★★☆

つけおきで黄ばみ・ニオイ・除菌対策。塩素系より生地に優しい。

約500〜1,000円(参考)

取扱なし
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おむつ用 防臭袋30 おむつ用 防臭袋お手入れ用品
★★★★☆

持ち帰りや外出時のニオイ漏れを防ぐ防臭袋。

約800円(参考)

取扱なし
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価格・在庫は変動します。購入先はベビシアのAmazon「LINXASストア」・楽天「PLUSiiNE」です。

購入先はベビシア公式ストア、ベビシアのAmazon「LINXASストア」・楽天「PLUSiiNE」です。価格はすべて参考・税込のおおよその目安です。

まず選ぶなら:輪おむつ+カバー

もっとも経済的で乾きやすいのが輪おむつです。日本製のドビー織さらしや濱帯(はまおび)などは吸水と速乾のバランスがよく、折り方で新生児から長く使えます。カバーはコットン100%やメッシュなど、季節と肌質で選びましょう。

手軽さ重視なら:成形おむつ・おためしセット

折る手間がない成形おむつは、布おむつデビューにぴったりです。シンクビーの厚手成形やオーガニックコットン成形、輪おむつとカバーがそろうRinennaのおためしセットなら、少枚数から使い勝手を試せます。

紙感覚で使いたいなら:ポケット型・一体型

kuccaのポケット型やファムベリーの一体型、海外発のCharlie Banana・GRoViaは、吸収体をはさむだけで紙おむつに近い感覚で使えます。乾きにくい点だけ、洗濯ペースに余裕を持たせると安心です。

タイプ・シーン別の早見表

こんな家庭・時期に おすすめのタイプ ポイント
布おむつが初めて 成形おむつ/おためしセット 折る手間がなく失敗しにくい
とにかく経済性重視 輪おむつ+カバー 乾きやすく1枚が安い・長く使える
新生児〜ねんね期 テープ式カバー+成形/輪 寝かせたまま留められる
寝返り・たっち期 パンツ式カバー 動いてもサッと履かせやすい
紙感覚で使いたい ポケット型・一体型 手軽だが乾きにくい点に注意
春夏生まれ・暑がり メッシュカバー 通気性がよくムレにくい

失敗しない選び方のポイント(サイズ・素材・チェックリスト)

布おむつの選び方のポイントを解説するイメージ画像

1.まずはタイプを決める

上のタイプから、ライフスタイルに合うものを選びます。初めてなら成形おむつやおためしセットを少枚数で試し、使い勝手を確かめてから買い足すと失敗しません。

2.サイズ・対応月齢を確認する

布おむつ・カバーにもサイズがあります。大きすぎても小さすぎても漏れの原因になるため、月齢だけでなく体重・体格で選ぶのが基本です。スナップでサイズ調整できるフリーサイズのカバーは、長く使えてコスパ良好です。

3.素材で選ぶ

吸収面で多いのは綿(コットン)。表面が凹凸のドビー織は通気性がよくうんち汚れも落としやすく、敏感肌にはオーガニックコットン100%も選択肢です。成形にはマイクロファイバー、近年は抗菌・防臭に優れる竹繊維(バンブー)も増えています。カバーは撥水ポリエステルや通気メッシュが定番です。

買う前のチェックリスト(5項目)

  • 吸収面とカバーのサイズ・対応体重が合っているか
  • スナップでサイズ調整できるか(フリーサイズは長持ち)
  • 洗濯後に乾きやすい素材・厚みか(乾きにくい季節を想定)
  • 肌に合う素材か(かぶれやすい子は綿・オーガニック)
  • まずは少枚数のおためしから始められるか

豆知識②:数字で見る布おむつと、かぶれ・環境の話

数字で見る布おむつとおむつかぶれ・環境の話を解説するイメージ画像

いまや0〜3歳を育てる家庭の約90%が紙おむつを使うといわれ、布は完全に少数派です。その裏で、日本では2020年に年間およそ131億枚の紙おむつが使い捨てられました。一般廃棄物に占める紙おむつの割合は、環境省の推計で2015年度の約5%から2030年度には約7%へと増える見込みです。詳しい調査は環境省の使用済紙おむつ再生利用等に関する調査報告書(令和6年3月)で公開されています。布おむつはゴミ削減に確実に効きますが、洗濯の水・電気も使うため「どちらが環境に優しいか」は一概には言えない、というのが現在の見方です。

もう一つ知っておきたいのがおむつかぶれと交換頻度の関係です。かぶれ予防では、布・紙にかかわらず「排泄後すぐに替える」ことが基本になります。布おむつは濡れに気づきやすく交換が増えやすい一方、濡れたまま放置すればかえって荒れます。「布だからかぶれない」わけではなく、こまめな交換と乾いた肌こそがカギ、と覚えておくと安心です。

布おむつの使い方|折り方とセットの基本

布おむつの使い方と折り方・セットの基本を解説するイメージ画像

布おむつの使い方はシンプルです。次の手順を覚えれば、紙おむつとほとんど同じ感覚で使えます。

  1. 吸収面を折る/用意する:輪おむつは赤ちゃんの体格に合わせて折り、男の子は前、女の子は後ろを厚めにすると漏れにくくなります。成形おむつはそのまま使えます。
  2. カバーにセットする:開いたカバーの中央に吸収面をのせます。少しくぼませるとずれにくくなります。
  3. 赤ちゃんに当てて留める:紙おむつと同じように当て、テープまたはスナップで留めます。指が1〜2本入るゆとりが目安です。
  4. 背中・足まわりをチェック:吸収面がカバーからはみ出していると漏れの原因に。きちんと収まっているか確認します。

慣れるまでは手間取りますが、数日で手早くできるようになります。最初はおむつライナーを1枚重ねておくと、うんちの後始末がぐっと楽になります。

何枚必要?月齢別の枚数と3年間の費用シミュレーション

布おむつ育児でいちばん多い質問が「何枚そろえればいい?」です。赤ちゃんは月齢が進むと排尿回数が減り、1回量が増えます。下の表を目安に、洗濯ペース(毎日洗うか/2日に1回か)に合わせて調整してください。

時期 1日の交換回数 吸収面の必要枚数 カバーの目安
新生児〜2か月 15〜20回 30〜40枚 5〜6枚
3〜6か月 10〜15回 25〜30枚 4〜5枚
7か月〜1歳 8〜12回 20〜25枚 4枚
1歳〜卒業 6〜8回 15〜20枚 3〜4枚

毎日洗うなら表より少なめでも回せますが、乾きにくい梅雨どきや冬は多めに用意すると安心です。カバーは汚れたときだけ替えればよいので、吸収面より少なめで足ります。

【独自試算】布おむつ vs 紙おむつ 3年間の費用

「布は本当に安いの?」に答えるため、0〜3歳の3年間でかかるおむつ費用を試算しました(使用枚数・洗濯条件で変わる目安です)。

項目 紙おむつ 布おむつ(自宅メイン)
初期費用 0円 約20,000〜40,000円
(吸収面30枚+カバー5枚+バケツ等)
消耗品(3年) 約180,000〜220,000円
(1枚20円×約8枚×3年)
約0円
(買い足し・洗剤で数千円)
水道・光熱費(3年) ほぼ0円 約20,000〜40,000円
ゴミ袋・処理 増える ほぼ増えない
3年総額の目安 約18〜22万円 約5〜8万円

洗濯の水道・光熱費を含めても、布おむつは3年でおよそ10万円前後おトクになる計算です。二人目・三人目に使い回せば差はさらに広がります。一方で「洗濯の手間」という見えないコストはかかるため、平日は紙・休日は布のように、生活に合わせて取り入れる方法もあります。洗剤代を抑えたい方はベビー用洗濯洗剤の選び方もあわせてどうぞ。出産準備の全体像はベビー用品の準備リストが参考になります。

洗い方・水通し|うんち・黄ばみ・ニオイ対策

布おむつの洗濯は予洗い→つけおき→本洗いの3ステップが基本です。汚れの種類ごとにコツを押さえると、清潔に長持ちします。

おしっこの場合

軽くすすいでから、フタ付きバケツに水またはぬるま湯でつけおきし、まとめて洗濯機へ。色やニオイが残りにくく、いちばん手間がかかりません。

うんちの場合

まずトイレでうんちを落とし、水でもみ洗いします。固形が残るときは、トイレに流せるおむつライナーを敷いておくと処理が簡単です。その後、つけおき洗いへ進みます。

つけおき・本洗い

バケツにお湯(40℃前後)と酸素系漂白剤(または重曹)を入れ、半日〜一晩つけおきします。これで黄ばみ・ニオイ・除菌の対策ができます。仕上げは洗濯機で他の衣類と分けて本洗い。柔軟剤は吸水性を下げるので使いません。風通しのよい日なたで乾かすと、紫外線で除菌・消臭でき黄ばみも目立ちにくくなります。

黄ばみ・ニオイが取れないとき

蓄積した黄ばみやアンモニア臭には、酸素系漂白剤でのつけおきを長め(一晩)+天日干しが効きます。それでも残るときは煮洗い(やけどに注意)という手も。洗剤の入れすぎは残留してニオイの原因になるため、適量を守ります。

使う前の水通しと、長持ちのお手入れ

新品の布おむつは、使う前に水通しをしておきます。製造時の糊やまれに残る化学物質を洗い流せ、生地が柔らかくなり吸水性も上がります。コットンは数回洗ううちに吸水性が増していきます。手順は水通しの記事でくわしく解説しています。日々のお手入れでは、生地を傷める塩素系漂白剤や柔軟剤を避け、しっかり乾かすことが長持ちのコツ。乾きにくい時期は扇風機・除湿機・部屋干し+送風の合わせ技で生乾き臭を防げます。

豆知識③:2026年の最新トレンドと海外事情

布おむつは世界的に見直されています。エコ意識の高い家庭の需要を背景に、世界の布おむつ市場は2026年以降おおむね年7%台の成長が見込まれています。欧米ではCharlie BananaやGRoViaがハイブリッド型で存在感を強め、大手P&Gもハイブリッド布おむつの開発に動いています。

いま海外で伸びているのがハイブリッドという考え方です。布のカバーに、洗える布インサートと使い捨てインサートを気分で使い分ける方式で、「布のエコさ」と「紙の手軽さ」のいいとこ取りができます。さらにサブスク型の定期配送や、洗わず返却できるレンタルも国内外で広がり、初期費用と洗濯負担のハードルを下げています。2026年の国内トレンドは、オーガニックコットン・くすみカラー・ジェンダーレスのデザインと、ハイブリッド・レンタルの併用。「全部を布で完璧に」ではなく、生活に合わせてゆるく取り入れるのが今どきの布おむつです。

保育園・外出はどうする?紙との併用と買える場所

布おむつにこだわりすぎると、かえって負担になることも。シーンで紙と使い分けるのが、無理なく続けるいちばんのコツです。

保育園

園によって布の可否や持ち物ルールが異なります。紙おむつ指定の園が多いため、入園前に必ず確認を。布OKの園でも、名前書きや持ち帰り方法のルールがあります。

外出・お出かけ

使用済みの布を持ち帰るのは荷物になるため、外出時だけ紙おむつに切り替える方法が手軽です。布で通すなら防水のおむつポーチと防臭袋を用意します。

夜間・体調不良のとき

長時間替えられない夜間や、下痢などで交換が頻繁になるときは、吸収力の高い紙おむつが安心です。睡眠やお世話の負担を優先してかまいません。

どこで買える?(店頭・通販)

布おむつやカバーは、西松屋・赤ちゃん本舗などの店頭のほか、Amazon・楽天などの通販で手に入ります。西松屋のELFINDOLLはカバーや輪おむつが手頃で、まとめ買いに向きます。オーガニックや成形の専門ブランドは通販が探しやすく、実物の質感を見たいなら店頭、種類豊富に選ぶなら通販、と使い分けると失敗しません。

ベビシアで探す(3つの公式ショップ)

あわせて、おむつかぶれ対策おむつ替えスペースの作り方おむつライナーの使い方の記事も準備の参考になります。

よくある質問(FAQ)

布おむつのよくある質問(FAQ)のイメージ画像
Q. 布おむつは何枚必要?枚数の目安は?

布おむつだけで育てる場合は、輪おむつ・成形おむつなどの吸収面を30枚前後、おむつカバーを5枚前後が目安です。新生児は1日に多いと20回ほどおしっこをするため、洗い替えを考えるとさらに10枚ほど多めにあると安心です。紙おむつと併用する場合は10〜20枚程度から始め、様子を見て増やせば十分です。

Q. 布おむつと紙おむつ、結局どちらが経済的?

初期費用は布おむつのほうが高くなりますが、繰り返し使えるため長期的には布が割安です。紙おむつは1枚あたり約15〜25円で、0〜3歳までで総額20万円前後かかることもあります。布は初期に2〜4万円ほどかかりますが、水道・光熱費を含めてもトータルでおむつ代を抑えやすく、二人目に使い回せばさらにお得です。

Q. 布おむつはおむつかぶれしにくいって本当?

「交換頻度が上がり、肌あたりのよい布で清潔を保ちやすい」という理由から、かぶれが軽くなる赤ちゃんもいます。ただし濡れたまま長時間放置するとかえって荒れの原因になり、効果には個人差があります。予防の基本は布・紙を問わず「排泄後すぐに替える」こと。症状が続くときは自己判断せず、小児科や皮膚科にご相談ください。詳しくはおむつかぶれの記事もご覧ください。

Q. 布おむつの洗い方は?うんちはどうする?

基本は予洗い→つけおき→本洗いの3ステップです。うんちはトイレで落としてから水でもみ洗いし、バケツにお湯と酸素系漂白剤(または重曹)を入れて一晩つけおきします。その後、洗濯機で他の衣類と分けてまとめ洗いを。黄ばみやニオイが気になるときは酸素系漂白剤でのつけおきと天日干しが効果的です。柔軟剤は吸水性を下げるので使わないのが基本です。

Q. 使う前に水通しは必要?

新品の布おむつは使う前に水通しをするのがおすすめです。製造過程の糊や、まれに残るホルムアルデヒドなどを洗い流せるうえ、生地が柔らかくなり吸水性も高まります。詳しい手順は水通しの記事を参考にしてください。

Q. 輪おむつ・成形おむつ・ポケット型、何が違う?

輪おむつは1枚の布を輪状に縫ったもので、折り方で吸収量を調整でき乾きやすく経済的です。成形おむつはおむつの形に縫製済みで、折らずにそのまま使えて手軽。ポケット型・一体型はカバーと吸収体が一体で紙おむつ感覚で使えますが、乾きにくい傾向があります。初めてなら成形おむつやおためしセットが扱いやすいです。

Q. おむつカバーはテープ式とパンツ式どちらがいい?

ねんね期の小さな赤ちゃんには、寝かせたまま留められるテープ式(スナップ/面ファスナー)が向いています。寝返りやハイハイで動きが活発になったら、サッと履かせられるパンツ式が便利です。成長に合わせて使い分けるとストレスが少なくなります。

Q. 保育園で布おむつは使える?

園の方針によって異なり、布おむつNG・紙おむつのみという園も少なくありません。入園前に必ず確認を。家庭では布、外出・保育園では紙、と使い分ける家庭もあります。

Q. 外出時はどうすればいい?

使用済みの布おむつは持ち帰る必要があり荷物がかさばるため、外出時だけ紙おむつに切り替える方法が手軽です。布で通したい場合は防水のおむつポーチや防臭袋を用意すると安心です。

Q. 布おむつのレンタルやサブスクはある?初期費用を抑えたい

あります。国内には布おむつやトレーニングパンツをレンタルできるサービスがあり、使用済みを洗わずに返却できるプランもあります。初期費用と洗濯の負担を抑えたい方や、「合うか試してから買いたい」方に向いています。まずは少枚数のおためしセットやレンタルで生活に合うかを確かめ、続けられそうなら買いそろえる、という進め方が無理がありません。

Q. 布おむつはいつからいつまで使える?

新生児期から使えますが、首すわり前は成形おむつやサイズ調整しやすいカバーが扱いやすいです。卒業時期に決まりはなく、一般的にはトイレトレーニングが完了する2〜3歳ごろまで。布おむつの子はおむつはずれが早い傾向があるとも言われますが、個人差が大きいため、焦らず進めて問題ありません。

情報源別に見る布おむつ選びの判断ポイント

布おむつは情報源によって「おすすめ」が少しずつ違います。一般的な認識・公的データ・メーカーや専門家の推奨・ベビシア編集部の実物検証を、判断ポイントごとに並べて整理しました。

布おむつの判断ポイント|情報源別まとめ

観点 一般的な認識 医学的・公的根拠 メーカー・専門家の推奨 ベビシア編集部の見解
いつから・いつまで 新生児から使え、卒業はトイレトレ完了の2〜3歳ごろ 排泄の自立時期は発達差が大きく、月齢だけで一律に区切らないのが基本 首すわり前はサイズ調整できるフリーサイズカバーを推奨(kucca・エンゼル等) 実物30点でも新生児期は成形+テープ式が扱いやすい。卒業を急がず生活優先で進める
紙 vs 布の経済性 初期費用はかかるが、長期的には布が割安 日本では2020年に紙おむつ約131億枚を使用。一般廃棄物比は約5%(2015年度)から約7%(2030年度見込)へ(環境省・令和6年3月 まずはおためしセットで少枚数から検証を推奨(Rinenna・エンゼル等) 独自試算で3年 紙 約18〜22万円/布 約5〜8万円=約10万円差。二人目で拡大。布おむつ関連アイテムの一覧も参考に
かぶれ・衛生(YMYL) 布は濡れに気づきやすく、かぶれにくいとされる かぶれ予防は布・紙を問わず「排泄後すぐ替える」が基本。症状が続けば小児科・皮膚科へ ライナー併用でうんち処理と肌への負担を軽減(各社) 「布だからかぶれない」ではなく、こまめな交換と乾いた肌が要。おむつかぶれ対策を参照
洗い方・水通し 予洗い→つけおき→本洗いの3ステップ 新品は水通しで製造時の糊や残留化学物質を洗い流す。乳幼児用の繊維製品は家庭用品規制の対象 柔軟剤は吸水性を下げるため不使用、酸素系漂白剤でのつけおきを推奨 日なた干しで除菌・消臭。乾きにくい時期は送風併用が有効。水通しの手順を参照

まとめ

布おむつは、長い目で見れば経済的で、ゴミも減らせるサステナブルな選択肢です。3年でおよそ10万円前後の節約が見込め、二人目に使い回せばさらにお得になります。洗濯の手間はありますが、輪おむつや成形おむつ、扱いやすいカバーを選び、予洗い→つけおき→本洗いの流れを習慣にすればぐっとラクになります。必要枚数は吸収面30枚・カバー5枚前後が目安ですが、まずは少枚数のおためしセットから紙と併用で始め、わが家のペースを見つけるのが続けるコツ。保育園や外出時は無理せず紙に切り替え、ハイブリッドやレンタルも上手に使いながら、肩の力を抜いて取り入れられます。おむつまわりを整えたい方は、おむつかぶれ対策ベビー用品の準備リストベビー用洗濯洗剤の選び方もあわせてどうぞ。(最終更新日:2026年7月15日/監修・編集:ベビシア編集部・LINXAS株式会社。肌トラブルが続くときは小児科・皮膚科にご相談ください。価格・在庫は変動します。)