今回は、保育園児から小学校低学年までの子どもにぴったりなリュックサックの選び方やおすすめ商品をご紹介していきます。押さえておきたいポイントをチェックし、子どもが気に入って使えるリュックを探してみてくださいね。
子どもにぴったりなリュックサックの選び方とは
リュックサックは、子どもの体の大きさに合うものやシンプルで使いやすいものなどを重視して選びましょう。ほとんどのリュックは、ショルダーベルトのアジャスターで長さが変えられるものが多く、子どもの成長に合わせて使えます。
ほかにもチェックしておきたいポイントが多くあるので、以下で確認してみてくださいね。
体格に合ったサイズ
目安として、2~5歳くらいまでの子どもには5~10L、小学校低学年の子どもには10~15Lのリュックがおすすめです。もちろん、それぞれ体格が異なるのでサイズを確認しておきましょう。
遠足で必要なお弁当や水筒が入るサイズがよいのか、校外学習で使うノートやA4ファイルが入るサイズがよいのか。ほかには、通園で必要なタオルやコップ、通学に必要な勉強道具も入るくらい大容量なものを求めるかなどの用途でも異なってきます。
サイトによってはサイズのみで何Lかが記載されていない場合もあります。そんなときは、高さや横幅サイズをもとに計算しましょう。
「高さ×横幅×マチ÷1,000」でリュックが何Lのものなのかがわかりますよ。例えば、30cm×20cm×10cm÷1,000=6Lとなります。
シンプルで使いやすいものや機能面で選ぶ
子どもが1人で使うことを想定した、シンプル設計のリュックがおすすめ。リュックが大きく開き、中身の整理ができて、ものがごちゃごちゃにならないような工夫などがあるとよいです。
開口部が広いもの
ガバッと開けられて取り出したいものがすぐに出せる、開口部が広いタイプは使いやすさ抜群です。ダブルファスナー仕様
ファスナーの仕様についても使いやすいタイプがあります。片側よりも両サイドから開けられるダブルファスナーだと、もたつかずに開閉可能で便利。加えて、ファスナーに目立つストラップをつけるとすぐに操作できてよいですよ。
ポケットの有無
リュックの外側・内側にポケットが付いていると便利ですよね。ハンカチやティッシュなどすぐに取り出したいものは外側に、大事な財布やノートなどは内側に収納できます。また、中に仕切りポケットがあると細かい荷物の整理に役立ちますよ。
どこになにが入っているかがわかるよう、ポケットは少なめがおすすめです。大人は持ち物が多いのでポケットが多い方が小物収納に役立つ一方、子どもはどこに何を入れればよいかわからないため少ない方が◎。
中敷き付き
中敷き(底板)やマチがあるリュックは厚みのあるものに対応できるため、お弁当や水筒などを入れるのにぴったり。とくにお弁当を持たせる場合は、中身が片寄りにくく形をキープできるメリットがあります。
チェストベルト付き
チェストベルトはリュックのずり落ちを防止してくれるため、動きが多い子どもには安定性があり便利です。チェストベルトの有無でリュックの背負いやすさが大きく変わってくるので、付いていない場合は後付けするのもアリ。
長さの調節可能
ショルダーベルトの調節ができるリュックは、成長にともない長く使えるのでおすすめです。しかし、調節後にベルトの先が地面に付いてしまうことも多い子ども。
そんなときは、マジックテープバンドやヘアゴムでベルトをくるくると丸めて固定できます。しばらく調節しないでよさそうな長さなら、とベルトを折って縫い付けてしまうママもいますよ。
耐久性・撥水性のある素材
アウトドアブランドは耐久性を考えて作られているので、通常のリュックよりも長く使えるメリットがあります。ナイロンやポリエステルなどの素材は、うすくても丈夫で破れにくく子どもにぴったり。
撥水加工がほどこされている生地だと、うっかり家に傘を忘れてしまった場合でも急な雨に対応可能です。
また、背面部にメッシュ素材が使われているものは通気性もよく、汗をかきやすい子どもでも背中が蒸れにくいですよ。
気に入ったデザイン
子どもが好きなキャラクターものや、大人っぽい黒、ワンポイントでカラーが入ったものまでさまざまなデザインから選べます。
未就学児だと男の子は青、女の子はピンクが人気カラー。小学生でも男の子は青、女の子はピンクや水色といったカラーを好む傾向があります。
実際にリュックを使用する子どもが持ちたくなるものを選んであげましょう。おしゃれなものも多く、大人顔負けのデザインも豊富にあるので、ぜひ親子で相談してみてくださいね。
+αあると便利な機能
反射テープや防犯ブザーフックがあると便利です。夜道を歩かなければいけないときには、リュックに付いた反射板で車や自転車に自分の存在を知らせることができます。
防犯ブザーは、いざというときに手がすぐ届く範囲にあると安心ですよね。
海外ブランドも!おしゃれなキッズリュックおすすめ8選
商品 | 画像 | shop | ポイント | 価格 | 素材 | サイズ | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PLUSiiNE 恐竜柄リュック |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 恐竜柄の小さめリュックは迷子ベルト付きでママも安心 | 1,890円 | キャンバス地 | 24×21×10cm | |
COCOLOOQ キッズリュック |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 水や汚れにも強い丈夫な生地を使用しており長く使える | 2,390~2,690円 | オックスフォード生地/ナイロン | 25×23×9.5 35×25×12 40×30×12.5cm |
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ELEPHANT SPORTS ノースフェイス スモールデイ |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | +α機能で反射テープ、防犯ブザーフック付き | 9,900円 | リサイクルマイルドナイロン/リサイクルポリエステル/ナイロン(カラーにより異なる) | 36×28×14.5cm | |
AK-SELECT コールマン キッズリュック |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 緊急時にはチェストベルトに付いたホイッスルを使用可能 | 4,400円 | ナイロン/ポリエステル(カラーにより異なる) | 37×24×14cm | |
Lien アウトドアプロダクツ リュック |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 豊富なデザインで目立つカラーは認識しやすく子どもにおすすめ | 3,480~3,980円 | ポリエステル | 33×27×13cm | |
Sun's Market オーシャン&グラウンド リュック |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 深さと伸縮性のあるサイドポケットは小物入れにもぴったり | 2,963円 | ナイロン/ポリエステル/合成皮革(カラーにより異なる) | 24×18×9 30×22.5×10.5 34×24×12cm |
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Ladybugkids リバティリュック |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | かわいらしい柄が目立つリュックは撥水加工済みで雨の日でも安心 | 3,492~6,985円 | - | 38×25×12.5cm | |
GREN×GREN アンパンマンリュック |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | ちょっとしたお出かけに使える小さめのアンパンマンリュック | 2,552円 | 綿/表ラミネート加工 | 24×23×11.5cm |
1.PLUSiiNE 恐竜柄リュック
恐竜が好きな子どもには嬉しいデザインのリュックです。小さい子ども用に、取り外し可能な迷子ベルト付きで、外出時に飛び出してしまう子どもの安全面にも配慮されています。恐竜に詳しい子なら知っているであろう、トリケラトプスのキーホルダーが付いているところも嬉しいポイント。
- 価格:1,890円(税込み)
- 素材:キャンバス地
- サイズ:24×21×10cm
2.COCOLOOQ キッズリュック
約5L・10L・15Lのサイズから選べて兄弟で合わせてもおしゃれなリュック。シンプルでポケットも少なめなデザインが子どもにぴったりです。水や汚れにも強い生地を使用しているため、丈夫で長く使えますよ。- 価格:2,390~2,690円(税込み)
- 素材:オックスフォード生地/ナイロン
- サイズ:25×23×9.5/35×25×12/40×30×12.5cm
3.ELEPHANT SPORTS ノースフェイス スモールデイ
アウトドアブランドとして人気のノースフェイスからは、大人顔負けのデザインに+α機能を備えたリュックが販売されています。ショルダーベルトには反射テープ、防犯ブザーを掛けられるフック付きリングで安心感も抜群。- 価格:9,900円(税込み)
- 素材:リサイクルマイルドナイロン/リサイクルポリエステル/ナイロン(カラーにより異なる)
- サイズ:36×28×14.5cm
4.AK-SELECT コールマン キッズリュック
ショルダーベルトには夜間の移動時に自分の居場所を知らせてくれる反射テープ付き。チェストベルトに付いたホイッスルは、緊急時に使用できる安心感もあります。(ところかまわず使うのではなく、必要なシーンを教えておきましょう)
- 価格:4,400円(税込み)
- 素材:ナイロン/ポリエステル(カラーにより異なる)
- サイズ:37×24×14cm
5.Lien アウトドアプロダクツ リュック
おしゃれなデザインが豊富で、目立つカラーだと子どもが一目で自分のものと認識できるリュックです。丈夫で軽量、水に強いポリエステル素材なため長く使えます。さらに、ショルダーベルトやチェストベルトは細かな長さ調節可能で体にぴったりフィット。
- 価格:3,480~3,980円(税込み)
- 素材:ポリエステル
- サイズ:33×27×13cm
6.Sun's Market オーシャン&グラウンド リュック
29カラー・3サイズから選べるリュックは、深さがあり伸縮性のあるサイドポケット付きで小物収納に便利です。ものによってはリュックの表地と裏地カラーが異なるので、おしゃれ感もたっぷり!- 価格:2,963円(税込み)
- 素材:ナイロン/ポリエステル/合成皮革(カラーにより異なる)
- サイズ:24×18×9/30×22.5×10.5/34×24×12cm
7.Ladybugkids リバティリュック
キュートな小花がちりばめられたリュックは、誰が見ても「かわいい!」と褒められること間違いなしです。表面はナイロンコーティングで撥水加工されており、雨の日でも安心。ソフトパッド入りの底面は、お弁当や水筒などの重いものを入れても負担が少ない設計です。
- 価格:3,492~6,985円(税込み)
- サイズ:38×25×12.5cm
8.GREN×GREN アンパンマンリュック
アンパンマンが大好きな2~3歳の時期にぴったりのリュックです。たくさんのものは入れられませんが「アンパンマン」ということだけで子どもが背負いたくなるはず!表面は水や汚れに強い加工がほどこされているため、お手入れも簡単です。
- 価格:2,552円(税込み)
- 素材:綿/表ラミネート加工
- サイズ:24×23×11.5cm
リュックサックはいつから使う?
子どもにリュックを持たせるのはいつからがよいのか、が気になりますよね。実際には、歩きはじめる1歳ごろから持たせているという意見が多いですよ。
まずは、リュックの中に何も入れないで背負わせてみましょう。その後はおもちゃなどを入れて少し重みを感じさせてあげてください。自分でバランスを取って上手に歩けるようになってきます。
「帽子はかぶりたくない」という子どもは多いですが、なぜか「リュックは背負いたい」という子は多いです。自立心を育てるためにも、リュックに興味を持ちはじめたら与えてみてくださいね。
お友達とのお出かけや旅行、キャンプなどにも使え、自分の持ち物管理ができるメリットもあります。
3歳児くんの保育園リュックを買いに2人で( ̄▽ ̄) pic.twitter.com/kAqRTS9YNA
— 3社CEO|パパ|ラクロスコーチ (@excon0205) February 18, 2024
保育園では3歳児クラス(年少)から通園バッグが必要になるところが多く、個人でリュックを用意しなければいけない場合がほとんどです。
また、ランドセルを持たせなければいけないという印象が強い小学生。しかし実際のところ、ランドセルは義務化ではないことをご存じでしょうか?
とは言っても、ほとんどの子どもがランドセル通学でリュック派はまだまだ少数。リュックの選択肢があることだけは知っておきましょう。
手作りOK!リュックサックの作り方
もの作りが好きなママは、ぜひリュックを手作りしてみてください。YouTubeを見ながら作ると、細部までイメージしやすくておすすめです。
それぞれリュックの仕様によって準備物は異なりますが、以下のようなもの+ミシンや型紙があると上手に作れますよ。
実母が手作りリュック作ってくれた🪡
— はま🌻3y🌻経過観察2y💊 (@99hagihagi99) November 11, 2021
内ポケットもあってありがたい。。。
今こういう作る時間そんなに取れないから。。。 pic.twitter.com/7MGnlNLt9y
準備物:好きな布(外側・内側)/ショルダーベルト/リュックカン/Dカン/スナップボタン/ボタン/ゴム紐
- 型紙に合わせて布をカットする
- Dカンを通し、本体に縫い付ける
- 本体のパーツを縫い合わせる
- スナップボタンとボタンを付ける
- ゴム紐を縫い付ける
- ショルダーベルトを付ける
- リュックカンを付ける
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まとめ
子どもに合ったリュックサックは、なんでもよいということではありません。それぞれに合った体の大きさや用途などによって選び方が異なります。成長にともなって長く使いたいリュックであれば、なおさら選び方には注意しておきましょう。今回の記事が、子どものリュック選びの参考としてお役に立てると幸いです。