期間としては新生児である約1ヶ月の間、赤ちゃんを細菌などから守るために沐浴剤を使用します。
沐浴剤は、ワンオペのときにも役に立つ便利なアイテムです。有名ブランドであるピジョンなどの、おすすめ沐浴剤をまとめました。
赤ちゃんにまだ慣れていないママ・パパさんに向けて、沐浴剤を使用した沐浴の手順なども解説していきますのでぜひ参考にしてくださいね。
沐浴剤とは?洗い流さないで大丈夫?
沐浴剤をお湯が入ったベビーバスに、適量を入れて使用することで、赤ちゃんの汚れをガーゼや手で拭くことにより落とすことができます。
大きな特徴としては入浴後に洗い流す必要はなく、通常の沐浴と同じようにタオルでふき取ればよいだけです。
新生児の肌のことを考えて作られているため、保湿成分が配合されているものや弱酸性のものなどさまざまな種類があります。
種類によっては、しっしんやあせもなどを防ぐ効果があるのも、沐浴剤の特徴の1つです。
いつまで使うもの?沐浴の期間は短い?
沐浴剤を使用する期間は、決まっているわけではありませんが名前のとおり沐浴を行う生後1ヶ月頃までが一般的とされています。
成分も洗浄力は低く、新生児の事を考えて作られています。
赤ちゃんの成長具合によっても異なりますが、ベビーバスを使用しなくなったりニオイが気になったりした場合には沐浴剤を卒業して、ベビーソープなどに切り替えるタイミングとなるでしょう。
沐浴剤はよくない?メリットとデメリットについて
沐浴剤はメリットとデメリットをしっかりと理解して使用することで赤ちゃんの安全にもつながり、ママ・パパさんの大きな味方となってくれるアイテムです。
沐浴剤のメリットとデメリットについて、解説していきます。
ワンオペの沐浴では大活躍!メリットとは
沐浴剤には、メリットがたくさんあります。まず、ベビーソープのように泡立てる必要がなく、すべりにくい点です。
沐浴に慣れていないママ・パパさんや、ワンオペで入浴させないといけないときには、とても助かりますよね。また、沐浴剤を使用すればお湯だけよりも、しっかりと汚れを落とすことが可能です。
ベビーソープを使用するとすべりやすくなるだけでなく、洗い流す必要もあるため時間もかかってしまいます。
沐浴剤は洗い流す必要がないため、時短にも繋がります。忙しい育児を、助けてくれるアイテムとなりますね。
また、肌トラブルを防ぐ効果があるのも大きなメリットとなるでしょう。
肌に合わないなどのデメリットも
新生児に沐浴剤を使用するのならば、デメリットは少ないといえます。
しかし、ベビーソープでも同じことがいえますが、種類によっては赤ちゃんの肌に合わずにトラブルを起こす可能性もありますので注意しましょう。
また、洗浄効果は少ないため生後1ヶ月頃を過ぎてから使用してしまうと、皮脂が多くなってきた赤ちゃんの汚れを落としきれなくなります。
赤ちゃんが分泌する皮脂が増えてきた場合には、ベビーソープへ切り替えるとよいでしょう。使用期間が短く余ってしまうことがあるのも、デメリットの1つです。
沐浴剤とベビーソープどっちを使うべき?
沐浴をする際は、一緒に使用してしまうのではなく沐浴剤かベビーソープのどちらか1つにします。まず沐浴をする際には、沐浴剤から使用するのがよいでしょう。
沐浴剤とベビーソープの大きな違いは「洗浄力」です。赤ちゃんの成長に合わせて、切り替えていくのがおすすめです。
沐浴剤は新生児専用の入浴剤のようなもので、洗浄に必要な界面活性剤が使用されていません。そのため、洗浄力が優しくウンチの汚れなどをしっかりと落とすことができない場合もあります。
ベビーソープは赤ちゃんの弱い肌に合わせた洗浄力で、皮脂汚れもしっかりと落としてくれます。
沐浴剤は新生児の生後1ヶ月頃までの使用を想定して作られているため、赤ちゃんの成長に合わせて洗浄力のあるベビーソープへと切り替えていくのがよいでしょう。
沐浴剤の基本的な使用方法
沐浴剤を活用しての、沐浴の手順についてまとめていきます。
- お湯をはったベビーバスに適量の沐浴剤を入れて混ぜる
- 赤ちゃんを足から入浴させて、お腹の上にガーゼを置く
- ガーゼを使用して、頭や顔、首やおしりなどを拭き取るように優しく洗う
ワンオペで沐浴をさせる時には赤ちゃんをすべらせてしまう心配も少なく、少しでも時短をしたいという方にもおすすめです。
沐浴剤選びの注目すべきポイント
沐浴剤選びで大切なポイントを4つ、ご紹介していきます。ポイント1:赤ちゃんの敏感肌に合わせた成分を選ぶ
弱酸性で洗浄成分である界面活性剤が無添加の、低刺激タイプを選ぶとよいでしょう。新生児の肌はとくにデリケートなため、沐浴剤に使用されている成分をしっかりと確認する必要があります。
アレルギーテストが行われているものがほとんどですが、赤ちゃんによっては肌トラブルを起こしてしまう場合もありますので、状態を見ながら活用していきましょう。
ポイント2:肌を乾燥から守るために保湿成分にも注目しよう
新生児は沐浴後、肌が乾燥しがちです。とくに冬場は、肌が乾燥してしまわないように注意が必要です。
そのため冬場などは沐浴剤に、コラーゲン・グリセリン・ホホバ種子油などの保湿成分が配合されているタイプを選ぶのがよいでしょう。
保湿力を重視するならば、成分表に表記されている順番が1番に近いほど多く含まれているため、保湿成分が前の方に記載されているものを選びましょう。
ポイント3:自然な香りや無香料がおすすめ
沐浴剤のほとんどが香料無添加となっており、オイルの香りが少しするぐらいです。
あまりニオイがキツイタイプは、赤ちゃんへの刺激も強くなってしまいおすすめできません。
ほんのりよい香りがする程度ならば、赤ちゃんもリラックスして沐浴を楽しむことができるでしょう。
自然な香りがする沐浴剤や、無香料のものを選ぶことをおすすめします。
ポイント4:沐浴が苦手なママ・パパさんにおすすめは透明タイプ
沐浴に慣れていない、ママ・パパさんにおすすめなのがお湯にとかしても透明になるタイプの沐浴剤です。
透明ならば赤ちゃんの体を確認することができ、汚れも把握できるためしっかりと綺麗にすることができます。
また、白く濁ってしまうと肌の異変に気が付くのも遅れてしまいます。
お湯が濁っていると、赤ちゃんの予期せぬ動きに対応しきれない場合もありますので、安全面を考えても初心者ママ・パパさんには透明なタイプがおすすめです。
ワンオペのときにあると便利なおすすめ沐浴剤8選
1.持田ヘルスケア スキナベーブ
容量 | 500ml |
主な成分 | グアイアズレンなど |
価格 | ¥1,978(税込) |
発売から40年の歴史ある沐浴剤で、保湿成分も配合されているため赤ちゃんの肌をしっかりとうるおすことができます。油性をおさえた作りとなっているため、すべりにくいのも特徴の1つです。
白く濁るタイプとなっているため、沐浴に少し慣れてきたママ・パパさんの使用に向いている沐浴剤ではないでしょうか。
2.マドンナ ベビーマドン沐浴剤
容量 | 500ml |
主な成分 | 天然の馬油 ももの葉 びわの葉エキスなど |
価格 | ¥1,265(税込) |
天然の馬油が配合されていることにより、沐浴後の赤ちゃんの肌がすべすべになりうるおいを保ってくれます。
購入した方からは「刺激もなく肌がしっとりして、生後すぐの肌荒れの際にも問題なく使えました」「天然成分で非常によい」などといった声が寄せられました。
刺激も少なく、天然由来成分のため新生児の弱い肌にも安心して使用できますね。
3.ビースタニング ベビタブ
容量 | 15g×100錠 |
主な成分 | 重曹 クエン酸 ビタミンCなど |
価格 | ¥7,130(税込) |
沐浴の際には、重炭酸イオンの効果により新生児の汚れをガーゼや手で拭くだけで、しっかりと落としてくれることでしょう。
通常の入浴剤としても活用でき、ぬるめのお風呂に15分入る、重炭酸温浴法で体がポカポカと温まりママ・パパさんもリラックスすることができます。
沐浴剤の形状が粒となっているため、計量する面倒もない便利なアイテムではないでしょうか。
健康・医療やベビー用品の専門家が推薦しているため、安心して使用できる沐浴剤です。
4.丹平製薬 アトピタ
容量 | 500g |
主な成分 | 天然保湿成分
|
価格 | ¥1,201(税込) |
ヨモギエキスの働きで、カサカサ肌を沈めてくれる効果もあります。
カサカサ肌やかゆみが生じてしまった、肌トラブルに効果的な沐浴剤です。
購入した方の口コミでは「カサつきがなくなって、かゆがらなくなったのでよかった」「乳児湿疹にアトピタが効いた」という声がありました。
個人差はありますが、冬の肌がカサつきやすい時期にもおすすめです。
5.ピジョン ベビー沐浴剤 ももの葉
容量 | 500ml |
主な成分 | ももの葉エキス クエン酸 香料など |
価格 | ¥1,280(税込) |
ももの葉エキスで、肌あれから守り保湿する効果もあります。
あせも予防としても効果を発揮して、汚れもしっかりと落とすことができるでしょう。
お湯の色は、透明から微白濁と赤ちゃんの体の様子を見やすい透明度になっています。そのため、沐浴に慣れていない、ママ・パパさんでも使いやすい沐浴剤です。
6.ヴェレダ カレンドラ ベビーバスミルク
容量 | 200ml |
主な成分 | オーガニック成分 天然由来成分など |
価格 | ¥2,750(税込) |
植物から抽出されたオーガニック成分は、赤ちゃんの肌をしっとりと、うるおしてくれます。
ハーブの香りが、優しく心を包み込んでくれることでしょう。新生児の沐浴で使用できるだけでなく、肌の弱いママ・パパさんが入浴剤の代わりとしても活用できるため、余って困る心配がありません。
「ネイトゥルー」と呼ばれるオーガニック認証を取得しており、製品が可能な限りナチュラルであることが証明されています。
7.パーレン オーガニック シュガーリングバス
容量 | 200g |
主な成分 | てんさい糖 クエン酸 重曹など |
価格 | ¥1,296(税込) |
お砂糖で作られた沐浴剤となっているため、万が一口に入ってしまっても安心です。
お砂糖は、保湿力も優秀なため新生児の敏感な肌を守ることもできます。シトラスの香りがすることで、入浴後の赤ちゃんもリラックスして眠ることができるでしょう。
100%食品由来の天然成分でできた、安心の沐浴剤です。
8.ケージェイシー エジソンママ アトコート
容量 | 200g |
主な成分 | てんさい糖 クエン酸 重曹 グレープフルーツ果皮油など |
価格 | ¥1,650(税込) |
食品原料由来に加えて、香料・着色料・アルコール・パラベンが不使用なのも安心して使用できるポイントになっています。
重曹とクエン酸で汚れを落とし、てんさい糖で保湿をして新生児の敏感な肌を守ってくれます。
赤ちゃんの肌の健康を守ってくれる、嬉しい沐浴剤ではないでしょうか。
余った沐浴剤の活用方法
沐浴剤を使用するのは、赤ちゃんがベビーバスを使用しているおよそ1ヶ月間となっているため、余ってしまうことも多いでしょう。
余った沐浴剤は、ママ・パパさんと一緒にお風呂に入れるようになってから入浴剤の代わりとして活用することができます。
入浴剤として活用するため、ベビーソープで洗ってあげる必要がありますが、通常のお湯よりも保湿などの効果が期待できますね。
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まとめ
沐浴剤は新生児の肌を考えた成分で、ベビーソープがなくても体を綺麗にできるアイテムです。すすぎ洗いが必要ないという大きなメリットがあるため、沐浴の時短にも繋がり、ワンオペのときや冬場の寒い時期にはお助けアイテムとなるでしょう。
赤ちゃんの肌の状態に合わせて、だんだんと沐浴剤からベビーソープへと切り替えていくのがよいですね。