出産準備を進めている方の中には、「寝具選びで悩んでいる」という方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんと添い寝がしたい、省スペースで使えるベッドが良いという方は、ぜひベッドインベッドも候補の一つにしてみてはいかがでしょうか。ベッドインベッドは大人用ベッドの上に置いて使うことができるので、ベビー寝具の置き場に迷っている方には特におすすめできる一品です。
今回はそんなベッドインベッドの選び方やおすすめ品をまとめてみました。注目の機能にも触れているので、ぜひベビー寝具選びの参考にしてみてください。
ベッドインベッドとは?いつからいつまで使える?
赤ちゃんと添い寝できるベッドインベッド
ベッドインベッドとは、名前の通りベッドの上に置いて使えるミニベッドのことです。新生児との添い寝に使える寝具の一つで、クッション素材でコンパクトな見た目をしていることが特徴です。
ベッドインベッドがあれば、赤ちゃんと大人が同じベッドの上で気軽に添い寝できます。赤ちゃんと近くで触れ合いながら、様子を見守ったり就寝したりできるのが魅力に挙げられます。
またベッドインベッドなら大人のベッドの上におけるため、大きなベビーベッドを置くスペースがない場合でも使うことができます。アパートやマンションで設置スペースに困っている方からも人気を集めています。
新生児期〜生後半年ごろまで使える
ベッドインベッドは新生児から使うことができます。ただし使用時期は限られていて、商品にもよりますが生後4ヶ月〜半年ごろまでには卒業を迎えることになります。
赤ちゃんの体格が成長し寝返りを打つようになると、コンパクトなベッドインベッドでは間に合わなくなることがあります。通常のベビーベッドよりも使用できる時期が短いので注意しておきましょう。
ただし生後4ヶ月〜半年を過ぎた場合でも、ベッドとしては使用が難しくなりますがそのほかの用途で使うことができます。長く活用したいという場合は、後述する機能面にぜひ注目してみましょう。
ベッドインベッドのメリット!省スペース派の方におすすめ
1.省スペースで設置ができる
ベッドインベッドは通常のベビーベッドに比べてサイズが小さいです。小型のものなら60〜70cmほどのサイズから展開があるので、省スペースで設置ができます。
通常のベビーベッドのサイズは120×70cmなので、狭いアパートや狭い部屋では設置が難しい場合があります。ベビーベッドは高さもあるので、狭い部屋に無理やり置くと圧迫感が出てしまうこともあります。
一方でベッドインベッドなら、ベッドの上に置けるので部屋が狭くなることもありません。生活動線も確保しやすく、模様替えも不要のまま設置ができます。
2.赤ちゃんの様子や体調変化がわかりやすい
ベッドインベッドは大人と赤ちゃんが添い寝できるのもポイントです。赤ちゃんのそばにいられるので、様子や体調の変化にもすぐに気づいてあげることができます。
また横で寝られるベッドインベッドなら、添い乳もできます。おっぱいがないと安心して寝られないという赤ちゃんにもぴったりです。
3.添い寝時の圧し潰しや落下を防げる
ベッドインベッドがあれば、添い寝をしていても赤ちゃんの安全を保ってあげることができます。大人が寝返りで圧し潰してしまったり、赤ちゃんが寝返りして落下してしまったりというトラブルを防ぐことにつながります。
ベッドインベッドにはサイドガードのあるものや、ベルト付きの商品があるので細かな機能にもぜひ注目してみましょう。
4.持ち運びできるため日中のお昼寝にも使える
Amazonで買ったベットインベッド、ちょっとジッパーが開きにくいけどいい感じ✨
— 喘息ちゃん☺︎︎︎︎@R4.8.24 (@zensoku0212) July 14, 2022
旦那の実家行く時とかも持ち運びできるから活躍してくれそう🥰
ダッフィー寝かせたら超ファンシー😍 pic.twitter.com/Hl9Or5szFz
ベッドインベッドは軽量で持ち運びがしやすい商品が多いです。そのため大人用のベッドに置くだけでなく、リビングなど別の場所にも簡単に移動させることができます。
例えば日中はリビングに移動させ、お昼寝をそばで見守ってあげるということも可能です。持ち運びして使いたい方には、取っ手付きタイプやケース付きタイプがおすすめです。
ベッドインベッドの選び方!サイズや形状に注目して
1.設置箇所に合うサイズかどうか確認しよう
ベッドインベッドは、ブランドや商品によってサイズが異なります。縦・横・高さそれぞれの寸法が設置したいスペースにあっているか、サイズを必ず確認しておくようにしましょう。
なお大人用のベッドがシングルの場合、ベッドインベッドを設置すると大人が寝られなくなってしまうことがあるので注意です。ダブルベッドやクイーンベッドなど、大きめサイズのベッドに設置するのがおすすめです。
2.フレームの高さやベルトの有無など形状をチェック
ベッドインベッドには様々な形状のものがあります。使用する目的に合わせて形状を選ぶようにしましょう。
例えば赤ちゃんが落下してしまうのを防ぎたいなら、フレームが高いものがおすすめです。一方で添い乳をしながら寝たいという場合は、フレームが高くないものや一部フレームが外れるタイプの方が良いでしょう。
このほか吐き戻し解消に便利な傾斜つきタイプや、うつ伏せ寝を防止するベルト付きタイプなどもあります。
3.長く使いたいならマルチ機能付きがおすすめ
ベッドインベッドはコンパクトである反面、ベッドとして使える時期は短めです。数ヶ月の使用だけでは勿体無いと感じる方は、ベッドを卒業した後も別の目的で使えるマルチ機能つきのものがおすすめです。
例えばプレイジムになるタイプなら、昼間の憩いスペースになったり、お昼寝場所になったりします。手持ちのおもちゃをぶら下げることで、長く遊んで楽しめるでしょう。
またキッズ椅子に変化する形状のものなら、腰座りし始めた時のサポートや食事用のサポートにも使うことができます。なおそれぞれの機能を使う場合は、対応月齢を確認しておくようにしましょう。
4.洗える素材や撥水・防水加工タイプが人気
新生児が使うベッドインベッドは、ミルクの吐き戻しやお漏らしなどで何かと汚れることが多いです。清潔さを保つためにも、洗える素材を選ぶのがおすすめです。
カバーを外して洗濯機で丸洗いできるタイプなら、忙しいママ・パパでもお手入れがしやすいです。また撥水加工や防水加工つきのものなら、内側まで汚れが染みてしまうことがないので安心できるでしょう。
なお素材を選ぶ際は、肌に優しいものであるかどうかもチェックしてみましょう。特に肌の弱い新生児には、柔らかな綿素材などをチョイスしてあげると良いでしょう。
新生児にぴったりなベッドインベッドのおすすめランキング10選
商品 | 画像 | shop | ポイント | 価格 | 素材 | サイズ | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PLUSiiNE ポータブルベビーベッド |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 取っ手付き、ケース付きで持ち運びしやすいベッドインベッド。全11種類でバリエーションが豊富。 | 4,950円 | 綿、PP綿など | 84cm×45cm×10cm | |
COCOLOOQ ベッドインベッド |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | クッションのようなシンプル設計で省スペースでも使いやすい。本体ごと丸洗い可能でお手入れらくらく。 | 4,500円 | ポリエステル、スパンデックス | 90cm×53cm×10cm | |
ファルスカ(farska) ベッドインベッド フレックス |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 愛用者が多いベッドインベッドで、5歳ごろまで使えるマルチウェイ。チェアやお食事シートに変化。 | 15,400円 | コットン、ポリエステルなど | 70cm×40cm×17cm | |
HashkuDe ポータブルベッドインベッド |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 本体のほか、専用フード付きやメッシュカバー付きが選べる。裏面滑り止め付きでずれ防止に◎ | 9,210円〜 | ポリエステル、レーヨンなど | 90cm×51cm×16cm | |
ファルスカ(farska) ベッドインベッド エイド |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | クッションを横に置くタイプの形なので、成長に合わせて使いやすい。全面を覆わないので添い乳スタイルにも。 | 6,600円 | ポリエステル、綿など | 35cm×60cm×13cm | |
izxi ベッドインベッド すやみん |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | ファスナー開閉の動作だけで簡単に収納できる。足元のリボンを解くとおむつ替えも楽ちん。 | 4,980円 | 綿、ポリエステルなど | 83cm×45cm×13cm | |
boostverse ベッドインベッド |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | やや大きめサイズで長く使える。周囲が調節バンドになっているので、片側だけ開けて使うこともできる。 | 6,180円〜 | 綿、oppポリエステルなど | 90cm×50cm×20cm | |
Mailo Shop ベビーベッド |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | ベビージムにも変化する3WAYタイプ。フックやボタンを留め外しするだけで折りたたみもしやすい。 | 8,380円 | ポリエステル | 102cm×56cm×16cm | |
ネオママイズム 折りたたみ式ベッドインベッド |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 傾斜つきで、角度を5〜30度にまで変えられる。吐き戻し対策や鼻詰まり対策に。クッションも洗濯可能。 | 12,750円 | ポリエステルなど | 90cm×47cm×18cm | |
イイミン Cカーブベビーベッド |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | ママの腕に抱っこされているようなCカーブの姿勢を保てる設計。通気性に優れていて暑い日にも安心。 | 9,900円 | ポリエステルなど | 74cm×45cm |
1位:PLUSiiNE ポータブルベビーベッド
- サイズ:縦84cm×横45cm×高さ10cm
- 重量:1.5kg
- 対象年齢:0〜12ヶ月ごろまで
- 素材:綿、PP綿など
- カラー:11種類
- 価格:4,950円(税込)
コットン素材でカバーを洗えるベッドインベッドです。折りたたみ可能、さらに取っ手付き&ケース付きで持ち運びも楽ちんです。
リボンを外せば足元の仕切りがなくなるので、おむつ替えや着替えもスムーズにできます。帰省や旅行にも使えるポータブルベッドをお探しの方におすすめです。
2位:COCOLOOQ ベッドインベッド
- サイズ:縦90cm×横53cm×高さ10cm
- 重量:1.3kg
- 対象年齢:0〜1歳半ごろ
- 素材:ポリエステル、スパンデックス
- カラー:4種類
- 価格:4,500円(税込)
中央が窪んだデザインの、クッションのようなベッドインベッドです。添い乳をしたい方など、フレームやベルトがないシンプルなものをお探しの方にぴったりです。
熱がこもりにくく、快適な温度と湿度をキープできる素材でオールシーズン対応ができます。本体ごと丸洗いが可能で清潔さを保ちやすく、吐き戻しやお漏らしなどにもスムーズに対処しやすいです。
3位:ファルスカ(farska) ベッドインベッド フレックス
- サイズ:縦70cm×横40cm×高さ17cm
- 重量:約1kg
- 対象年齢:0〜5歳ごろ
- 素材:コットン、ポリエステルなど
- カラー:5種類
- 価格:15,400円(税込)
5通りの形になる、マルチウェイタイプのベッドインベッドです。生後0〜4ヶ月の期間でベッドとしての利用を卒業した後も、5歳ごろまでチェアやお食事シートとして活用ができます。
頑丈なフレームや安定感のあるベルトで安全性も高いです。ベルトのサイズ調節なども可能で、月齢や体格に合わせて使いやすいのが魅力です。
4位:HashkuDe ポータブルベッドインベッド
- サイズ:縦90cm×横51cm×高さ16cm
- 対象年齢:0〜4ヶ月ごろ
- 素材:ポリエステル、レーヨンなど
- カラー:2種類
- 価格:9,210円〜(税込)
裏面に滑り止めがついていて、ずり落ちにくい工夫がなされているベッドインベッドです。収納バッグつきでコンパクトにしまいやすく、持ち運びにも便利です。
本体のみの商品のほか、専用フードやメッシュカバーがついた商品もあります。明るい場所でのお昼寝に使いたい、虫除け対策もしたいという希望を叶えてくれます。
5位:ファルスカ(farska) ベッドインベッド エイド
- サイズ:縦35cm×横60cm×高さ13cm
- 重量:約400g
- 対象年齢:0〜12ヶ月ごろ
- 素材:ポリエステル、綿など
- カラー:2種類
- 価格:6,600円(税込)
赤ちゃんの両端を三角クッションで挟んで使える、添い寝に特化した簡易的なベッドインベッドです。クッションの位置を自由に変えられるので、授乳やおむつ替えもしやすく成長にも対応できます。
パーツがそれぞれ洗濯機でお手入れできるので、清潔さを保ちやすいです。たためてコンパクトになる点も魅力です。
6位:izxi ベッドインベッド すやみん
- サイズ:縦83cm×横45cm×高さ13cm
- 重量:約1.5kg
- 対象年齢:0〜12ヶ月ごろ
- 素材:綿、ポリエステルなど
- カラー:2種類
- 価格:4,980円(税込)
360°全方位を守れるタイプのベッドインベッドです。折りたたみ可能で、ファスナーの開閉だけで簡単に使用したり、収納できたりするのが便利です。
足元がリボンで開くような設計で、背が少し伸びてきても使いやすいです。フローリングや畳の上においても使うことができます。
7位:boostverse ベッドインベッド
- サイズ:縦90cm×横50cm×高さ20cm
- 対象年齢:0〜12ヶ月ごろ
- 素材:綿、oppポリエステルなど
- カラー:6種類
- 価格:6,180円〜(税込)
縦の長さが90cmと、やや大きめサイズのベッドインベッドです。高さも20cmとやや高めで、赤ちゃんの四方をしっかりとガードできます。
周囲に調節バンドがついているので、用途に合わせて足元や片側だけ外して使用もできます。
8位:Mailo Shop ベビーベッド
- サイズ:縦102cm×横56cm×高さ16cm
- 対象年齢:0〜24ヶ月ごろ
- 素材:ポリエステル
- カラー:2種類
- 価格:8,380円(税込)
おもちゃを吊り下げればベビージムにもなる、3WAY仕様のベビーベッドです。やや大きめサイズの作りで、赤ちゃんが成長した後も長く使いやすいです。
フックとボタンで枕の取り付けや折りたたみ動作が簡単にできます。
9位:ネオママイズム 折りたたみ式ベッドインベッド
- サイズ:縦90cm×横47cm×高さ18cm
- 重量:2,100g
- 対象年齢:0〜18ヶ月ごろ
- 素材:ポリエステルなど
- カラー:3種類
- 価格:12,750円(税込)
傾斜を5〜30度にまで調整できるベッドインベッドで、鼻詰まり対策や吐き戻し対策などにもおすすめです。内側クッションが外せるので、トッポンチーノ(抱っこ布団)として使いながらそのまま寝かせてあげることも可能です。ベッドカバー、クッションパッドどちらも洗濯が可能です。
10位:イイミン Cカーブベビーベッド
- サイズ:縦74cm×横45cm
- 対象年齢:0〜18ヶ月ごろ
- 素材:ポリエステルなど
- カラー:1種類
- 価格:9,900円(税込)
ふわふわとボリュームがあり、赤ちゃんの背中のCカーブを保ちやすい設計です。ママの腕に抱っこされているような感覚で赤ちゃんが安心しやすいのがポイントです。
メッシュ素材で通気性がよく、汗っかきな赤ちゃんにも安心して使うことができます。
まとめ
ベッドインベッドは省スペースで使うことができるうえ、添い寝ができるため安心して子育てしたい方にぴったりです。軽量でコンパクトなものが多く、折りたたみや持ち運び機能付きタイプも充実していてさまざまな場所で使うことができます。
大型のベビーベッドに比べるとサイズは小さくなりますが、そのぶん気軽に洗えたり、お昼寝時にも使えたりとメリットがたくさんです。
数千円〜1万円台と安価で買えるアイテムも多いので、ベビー向け寝具選びに迷っている方はぜひ候補の一つにしてみてはいかがでしょうか。