そこで今回はスタイの使用時期について解説していきます。本当に必要なのか、どんなものを選べばいいかと迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
スタイ・よだれかけは本当に必要?いらないとの意見も!
スタイ・よだれかけの用途とは
スタイは、「よだれかけ」「ビブ」といった名称でも知られる赤ちゃんグッズです。首元に付けて使えるアイテムで、よだれを吸い取ってくれる効果があります。よだれから服を清潔に保つのはもちろん、吐き戻しや食べこぼしもカバーしてくれる点が非常に便利です。スタイがあれば、たとえ汚れてしまっても洋服ごと着替えさせる必要がなく、赤ちゃんのお世話がとても楽になります。
近年はおしゃれなスタイがたくさんリリースされていて、ファッションのアクセントにも使うことができます。手頃な価格帯で購入できるものも多く、出産祝いやプチギフトとして定番アイテムとなっています。
スタイは何枚用意すべき?必要枚数について
スタイは汚れたらこまめに取り替えるものなので、複数枚必要になります。ですが何枚必要であるかは、赤ちゃんごとに大きく異なります。
赤ちゃんによってよだれの量や汚れ具合が変わるので、様子を見ながら必要枚数を揃えるようにしましょう。よだれの多い赤ちゃんの場合は、1日で5枚〜10枚を使用するということもあるほどです。中には洗濯のことを考え、20枚以上スタイを所持しているという方もいます。
ただしその一方で、よだれの少ない赤ちゃんの場合はほとんどスタイを使わないこともあります。「せっかく準備しておいたのに全然いらなかった・・・」とならないよう、買い過ぎには注意しておきましょう。
スタイを使ったママ・パパの感想
娘ちゃん10ヶ月にしてヨダレダラダラ星人だよ🤤スタイが活躍する場があってよかった。 pic.twitter.com/LR88bTBfL4
— ミルキー3才くん&1才ちゃん (@11amama) April 6, 2021
私全然知らなかったんだけど、首回り360度包囲するこんなよだれかけあるんだねー(*´ω`*)見た目もかわいいし吐き戻しキャッチに便利。3年前もあったのかな? pic.twitter.com/t3ZiZFuzo1
— はるゆき@7歳息子4歳娘 (@haruyuki_1202) November 13, 2018
スタイを使う時期は赤ちゃんによってさまざまですが、使用しているママ・パパの感想を見ると月齢が5〜10ヶ月によだれのピークを迎える子が多いようです。よだれが多い赤ちゃんを育てている方は、「あってよかった」と感じている方が多いです。またよだれだけでなく、ミルクの吐き戻し防止にも役立ったとの声があります。
近年はスタイのデザインや形状も増えているので、見た目が可愛くて満足、便利との声も多くあります。スタイ選びの際には、用途や赤ちゃんの様子に合わせて選ぶのがおすすめです。
スタイは「いらない」派の意見
そういえば娘はよだれ少ないさんでまじで一度もスタイがスタイの役割してなかったな、5回くらいしかつけてないし、なんならいらなかった。個人差あるからおもしろいな、育児。
— ちびまる☺︎ 1y4m (@tibimaruchan815) October 11, 2022
ミトンは爪をちゃんと切ってあげてたらいらないと思う!あとスタイも新生児の頃は全然いらなかった(^0^Ξ^0^)靴下も基本お出かけしないからとりあえず2足あればよい
— すばる@5y+1y (@subaru0w0) January 21, 2020
スタイ、嫌がるからこのまま😇
— おつむ☺︎1y⋆͛🦖⋆͛ (@srrs_86) March 17, 2022
今日は体全体で食べる気分だったみたい😂 pic.twitter.com/OziliozdMR
スタイはいらないという方の意見を見ると、「お子様のよだれが少なくスタイの出番がなかった」という声のほか、「赤ちゃんが嫌がってつけてくれなかった」という声があります。親が必要だと感じていても、赤ちゃんの個性によって必要枚数が変わってくるのがわかります。 また兄弟でも差があるので注意したいところです。上の子の時にはスタイがいらなかったのに、下の子は何枚も使用したというケースもあります。
スタイはいつからいつまで?主に0歳が使用のメインに
スタイを使うのは、主に0歳児の赤ちゃんです。月齢によって違いがあるので、以下の目安を参考にしてみてください。 なお赤ちゃんによっては、よだれが少ないと思っていたのに突然よだれを出すようになることもあります。お子様の様子を細かく観察してあげましょう。【新生児期・生後1ヶ月ごろ】スタイはミルクの吐き戻しに使える
- 首周りのサイズ・・・20〜30cm目安
この時期はよだれ対策というよりも、ミルクの吐き戻し対策に使えることが多いです。ガーゼハンカチなどで代用することもできます。
【2ヶ月〜5ヶ月目ごろ】よだれに対応できる吸水性に優れたものが便利
- 首周りのサイズ・・・25〜30cm目安
よだれが増えてきたら、薄いスタイではカバーしきれないかもしれません。用途に合わせて、タオル素材など吸水性に優れたものを使用するのがおすすめです。
【6ヶ月目〜】スタイの有無はお子様次第!様子を見て枚数を用意しよう
- 首周りのサイズ・・・個人差あり
またこの時期になると、赤ちゃんは寝返りやハイハイで活発に動くようになります。赤ちゃんが動きやすいと感じるようなスタイを選んであげましょう。
【1歳〜2歳前後】お食事用スタイが活躍の時期
スタイの卒業時期は決まっていませんが、離乳食が進んでいくと口の筋肉が発達しよだれが徐々に少なくなります。よだれが少なくなってきたら、スタイをやめてしまっても構いません。スタイをやめることで、赤ちゃん自身がよだれを出さないよう気をつけるようにもなります。
反対に食事が進んでいくと、食べこぼしが気になるところです。撥水機能を備えたお食事用スタイがあれば、食事タイムの汚れに対して対策ができます。
スタイの種類はさまざま!形状や生地をチェックしよう
1.スタイの代表的な形
<U型スタイ>定番の形で胸元までをしっかりとカバーできる
U型スタイは首から胸元にかけて広がる形のスタイで、いわゆる定番品です。サイズが豊富で選びやすく、柄や素材もさまざまなタイプがあります。万人受けしやすく使い勝手の良いスタイなので、プレゼントとしてもおすすめです。乾きも良いものやセット売り商品も多いので、デイリー向けに複数用意しておくと良いでしょう。
<丸型スタイ>360°全方位をカバーでき見た目もキュート
丸型スタイは、近年人気を集めるスタイの形で首回りを360°カバーできるのが魅力です。U型スタイでは対応しにくいようなサイドの汚れにも対応でき、もし汚れてしまってもくるっと回せば別の部分でカバーできます。またおしゃれなデザインのものが多く、お出かけシーンにも人気です。女の子赤ちゃんへの人気が高く、付け襟のようにコーディネートすることもできます。
<バンダナ型スタイ>口元にボリュームがでるのでよだれを吸収しやすい
バンダナ型のスタイは、逆三角形で首元にフィットしてくれます。口の下の部分にボリュームが出て、小さな面積でもよだれを吸ってくれます。スタイリッシュなデザインが多いので、男の子の赤ちゃんに人気があります。吸水力に対しかさばりにくいので、カバンの中に洗い替えを準備しておきたい時にもおすすめです。
2.スタイの留め具部分にも注目してみよう
<スナップボタン>劣化しにくくスタイが取れにくい
スナップボタンのスタイは、ワンタッチで着脱ができます。赤ちゃんの力では外れにくいので、動きの激しい赤ちゃんにも適しています。また耐久性にも優れていて、たくさん洗濯しても壊れにくいです。【スタイ】
— OLIVE BASKET (@olive_suzu) May 17, 2015
着脱はスナップボタン。
パチン、と簡単に
でも外れにくいように。 pic.twitter.com/a58101hqHK
特にボタン部分が金具ではなくプラスチックだと、かぶれにくく安心です。ただしサイズ調節がしにくいので、月齢に合わせて大きさをチェックしましょう。
<マジックテープ>簡単に付けられる点が魅力
マジックテープで留めるスタイは、貼るだけで留められるのが魅力です。装着しやすく、サイズの微調整もしやすいです。スナップボタンよりは簡単に外れてしまいますが、そのぶん小さなお子様の首が締まりづらく安心できるという側面があります。EDISONさんからいただいたこのスタイがマジックテープで調整できて使いやすい(=´∀`)人(´∀`=)
— いとうまゆ (@itomayu0411) December 1, 2015
ありがとうございます! pic.twitter.com/G7OIQ0Lb5i
またボタンに比べて突起がないので、スナップボタンを嫌がる赤ちゃんにはぴったりです。ただしテープ部分が劣化しやすい、テープの肌触りを嫌がる赤ちゃんもいるという点に注意です。
<紐・リボン>肌に優しくサイズも調整できる
紐やリボンで留めるスタイは、スナップボタンやマジックテープよりも刺激が少ないので肌の弱い赤ちゃんや新生児期におすすめです。紐の長さを調節できるので、首周りのサイズや成長に合わせて使うことができます。手ぬぐいスタイ、まずはこれで一段落(’-’*)♪
— 【mit】hamayuki (@mit_hamayuki) June 29, 2018
元々違う形で作ろうとしてたんだけど、いざ型紙当ててみたらやっぱりこれがかわいかった😌
紐タイプって思ってるより面倒じゃないし後ろ姿かわいいしおすすめです🎵
今日はここまででおやすみなさい🌃#ハンドメイド #ハンドメイド好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/d9HtB8S4qP
ただし赤ちゃんの動きが活発になってくると、装着がしづらいと感じることもあります。
3.月齢や季節に合わせて選びたい生地・素材の種類
<タオル生地>毛足が長いので水分を吸収しやすい
肌触りの良いコットンのタオル地は、毛足が長く水分を吸収してくれます。そのためよだれの多い赤ちゃんにおすすめです。よだれが多くなる時期の赤ちゃんはなんでも口に入れたがるので、口に入ってしまっても安全なオーガニックコットンの素材が人気です。
<ガーゼ生地>通気性がよく肌への刺激も少ない
ガーゼ生地のスタイは、通気性が良いので肌がかぶれにくいです。そのため夏時期の赤ちゃんや、新生児期の赤ちゃんに適しています。通常のガーゼよりも、ダブルガーゼと書かれたものが柔らかく使いやすいです。ただしガーゼ生地はタオル生地に比べると、吸水性に劣ります。ガーゼ生地のスタイでよだれを防げない赤ちゃんは、別素材へのシフトを検討してみましょう。
<ワッフル生地>伸びが良く汚れも落としやすい
ワッフル生地は凹凸していて伸びが良いです。よだれや食べこぼしをカバーするほか、さっと口元を拭いたりするのに便利です。一方でふんわり感が魅力のワッフル生地は、アイロンすると魅力が半減してしまうので気をつけましょう。型崩れしやすいので、お出かけシーンよりはデイリーに使う方がおすすめです。
<ビニール素材>撥水性がありお食事用スタイとして活躍
ビニール素材のスタイは撥水性があるので、飲食時に使うことができます。食事用スタイの中ではコンパクトに折り畳むことができるので、ランチなど外出時にも便利です。中には食洗機で洗えるような便利なスタイもあります。ただし肌触りの良い素材ではないので、普段使いのスタイとは使い分けするようにしましょう。
<シリコン素材>ポケットで食べこぼしをキャッチ
シリコン素材のスタイは、食べこぼしをキャッチしてくれるようなポケット付きのものが便利です。ビニール素材よりも型崩れしにくく、カバー力が高いです。どちらかというとスタイというよりも、食事用エプロンといったような位置付けです。首周りのサイズが調整できるものを選んでおくと、長く使うことができます。
スタイは危ない・危険?使用時の注意点
あると便利なスタイですが、使用には注意点もあります。スタイを安全に使うために、以下のポイントに気を付けておきましょう。
寝ている時には使用しない
スタイをつけたまま赤ちゃんを寝かせてしまうと、首回りを締めてしまったり、鼻や口を塞いでしまったりするリスクがあります。寝たままつけないように注意しましょう。0歳の赤ちゃんは、思わぬタイミングで寝てしまうことがあるので気を付けておきましょう。寝てしまったらさっと取り外してあげられるようなスタイを選ぶと便利です。
汚れたらちゃんと取り替える
スタイは汚れたらこまめに取り替えましょう。なぜなら汚れたまま放置しておくと、雑菌が湧いたり、よだれかぶれなど肌トラブルの原因となったりする恐れがあるからです。使用後のスタイはできるだけこまめに洗い、清潔さを保つようにしましょう。交換回数が多く汚れるたびに洗濯するのが面倒な場合は、“付けおき洗い”をしておき、1日分まとめて洗濯するのがおすすめです。
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まとめ
スタイの使用開始時期は生後2〜3ヶ月ごろがおすすめです。また肌に優しいものであれば、新生児期から吐き戻し対策に使うこともできます。ただしスタイの必要枚数や頻度、そして必要性は赤ちゃんの個性によってさまざまなので注意しましょう。「何枚使うべき」「何回交換すべき」といった決まりがないので、保護者の方が適切に判断してあげることが大切です。
近年はデザインや機能性など、たくさんの種類のスタイが発売されています。お出かけに使えるようなおしゃれな見た目のものも多く、ギフトにも人気があるのでぜひチェックしてみてください。