子供の乾燥肌予防!肌荒れケア品8選。乾燥肌と湿疹の違いとかきむしり防止法

子供の乾燥肌予防!肌荒れケア品8選。乾燥肌と湿疹の違いとかきむしり防止法

ぷるぷるとした肌が想像できるために「小さい子どもは大人よりも肌にうるおいがある」と思われがちです。これは間違いで、反対に乾燥肌になりやすいのが子どもの肌
日頃からの保湿ケアで肌にうるおいを与え、皮膚のバリア機能を整えることが大切なのです。
今回は、子どもの肌荒れトラブルの1つ「乾燥」の原因やケア方法、おすすめの保湿剤などの紹介をしていきます。
乾燥肌だけでなく湿疹やアトピー性皮膚炎などほかの肌トラブルを引き起こさないためにも、しっかりと保湿をしてあげてくださいね。
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子どもの肌が乾燥する原因とは?

子どもの肌が乾燥する原因とは?
子どもの皮膚は大人の約半分ほどの薄さしかなく、皮脂の分泌が少ない上に水分を保つ力が未熟です。生後4か月~6歳ごろまでは皮膚が薄いために、乾燥へつながる肌トラブルが多くなっています。
乾燥で肌のバリア機能が低下するとハウスダストや花粉などのアレルゲンが体の中に侵入しやすくなり、かゆみが発生してしまう原因にも。乾燥肌となってしまう原因をチェックし、未然に乾燥を防げるようにしておきましょう。

空気の乾燥によるもの

空気の乾燥によるもの
12月~2月は最も空気が乾燥するとされる季節。冬の寒い時期は、気温が下がることによって空気中の水分量が減り乾燥してしまうのです。
乾燥を感じるのは地域によりさまざまですが、日本海側に面する地域は比較的冬でもしっとりとした気候が多いといいます。とはいっても、おうちの中でエアコンをつけると外の空気は関係なく乾燥します。

睡眠不足によるもの

睡眠不足によるもの
睡眠が不足していると肌のバランスが崩れるといわれており、乾燥肌へ近づいてしまいます。皮膚をつくるコラーゲンの生成が活発におこなわれるのは22時~深夜2時ごろ。
その間の睡眠を取れていないと、コラーゲンだけでなく子どもに必要な成長ホルモンの分泌量も減少します。

間違ったお風呂の習慣によるもの

間違ったお風呂の習慣によるもの
熱いお風呂が好きなママやパパは要注意です。41℃以上のお湯は本来必要とされている皮脂を落としてしまい、バリア機能の低下を招く結果となります。
また、強い力でゴシゴシと肌をこすることや、強い水圧でも肌の保湿成分を流してしまうことに。

保湿剤不足によるもの

保湿剤不足によるもの
保湿ケアが足りていない肌は乾燥してしまいます。保湿ローションやクリームを塗っていても乾燥していると感じる場合は、保湿剤を塗る量が足りていないかもしれません。
乾燥肌になりやすい子どもは、基本となるお風呂上がりだけの保湿だけでは十分でないことが多いです。

肌が乾燥している?悪化する前に症状をチェック

肌が乾燥している?悪化する前に症状をチェック
子どもの肌を触ると、ガサガサ・ザラザラとしていたら乾燥している証拠です。乾燥した状態が続くと、肌に赤み、かゆみの症状も出てきてしまい、いつの間にか子どもの肌にかきむしりの跡がついているかもしれません。
肌の乾燥が進むと別の肌トラブルへと発展してしまう恐れもあるので、子どもの様子をしっかりとチェックしておきましょう。肌をかいてしまいがちな子どもの爪は短く切っておくことも大切です。

カサカサ肌にしない!子どもの乾燥肌を防ぐ方法

適度な湿度を保つ

適度な湿度を保つ
室内の湿度を約40~60%に保つことが、皮膚によいとされている湿度です。夏や冬のエアコンを使う季節は、冷房や暖房のみでは部屋の空気が乾燥するため、加湿器を併用して適度な湿度を保ちましょう。

生活習慣を見直す

生活習慣を見直す
肌の水分バランスが崩れ、乾燥を引き起こす原因となる睡眠不足にならないような心がけをしましょう。
食事面では、皮膚のバリア機能を強化するビタミンAや皮膚の水分蒸発を防ぐビタミンDなどのビタミン類を摂取するとよいです。緑黄色野菜や魚などを適度に食べさせてあげてくださいね。

汚れを落とす

汚れを落とす
皮脂からの汗や汚れを落として、肌を清潔に保つことも乾燥対策の1つです。汗をかいたら肌にうるおいが出てきそうですが、実は反対で、汗が蒸発する時に肌の水分を奪ってしまうのです。
汗がたまりやすい背中や脇の下、ひじの内側、ひざ裏などは石けんやボディソープを泡立てて洗い、丁寧に洗い流しましょう。その後は保湿剤ケアを忘れずにおこなってください。

保湿をする

保湿をする
お風呂から上がってからは、ローションやクリームなどで子どもの保湿ケアをしているママが多いと思います。ポイントとしては、お風呂上がりの5分以内にたっぷりと保湿してあげること。
肌の水分量は、お風呂上がりが1番低下してしまい入浴前よりも少なくなってしまいます。肌がしっとりしている間が勝負なので、遅くても10分以内には保湿を済ませましょう。
とくに乾燥が気になる時には、お風呂上がり以外にも、朝の着替え前、お出かけ前などに保湿剤を使ってあげることをおすすめします。ローションやクリームの重ね塗り、ワセリンも効果的ですよ。
※皮膚にフタをする役割があるワセリンは油分なので、水分が入ったローションやクリームのあとに重ね塗りするようにしましょう。

保湿ローションとクリームの違い

保湿ローションとクリームの違い
保湿剤を選ぶ時に、ローションがよいのかそれともクリームがよいのかは悩むところですよね。どちらも肌の保湿をするためのものですが、水分量や油分量の違いがあり、さらっとしている、こっくりしているなど異なる特徴があります。
乾燥が気になる場合はクリームタイプがおすすめですが、シーンに合わせてどちらでも使えるように両方を常備しておくのもアリですよ。

ローション

油分よりも水分が多く、肌への浸透性が高くてさっぱりとしたつけ心地が特徴です。
広範囲に塗り広げられるため、動き回る子どもに手早く保湿ケアができておすすめ。また、こっくりとしたクリームよりも、サラサラとしたローションは1年を通して使いやすく、とくに暑い夏場は使い勝手がよいですよ。

クリーム

ローションよりも油分が多く、水分とのバランスが取れているのがクリームです。
重めのテクスチャーなので、塗りにくい場合はまずローションを塗ってから、ひじやひざなど乾燥が気になるところへクリームを重ね塗りするとよいです。クリームは乾燥が気になる冬に多く使われています。

子どもの乾燥肌を悪化させない!保湿ケアにおすすめの商品8選

商品 画像 shop ポイント 価格 容量 成分
naturavie
ママ&キッズ ベビーミルキークリーム
Amazon ベビシア 楽天市場 「胎脂」と「羊水」の保湿成分を配合し、肌のバリア機能を整える 1,980円 75g 水/スクワラン/グリセリン等
Cetaphil
モイスチャライジングローション
Amazon ベビシア 楽天市場 敏感肌の子どもにぴったりなローションは、うるおい保湿成分たっぷり 1,980円 591ml 水/グリセリン/パルミチン酸イソプロピル等
pigeon
ベビーミルキーローション うるおいプラス
Amazon ベビシア 楽天市場 大容量サイズでたっぷり使える。紙の容器で地球環境にも◎ 2,673円 600g 水/グリセリン/パルミチン酸エチルヘキシル等
MISHII LIST
BABY BORN Face&Body Milk
Amazon ベビシア 楽天市場 99%天然成分ローションは、保湿成分として注目されているイノシトール配合 4,180円 300ml 水/グリセリン/BG等
モデレートシーン
こどもねすの オールインワン保湿ジェル
Amazon ベビシア 楽天市場 ミネラルが入った温泉成分を使用し、肌をぷるぷるに仕上げてくれる 1,595円 250ml 水/プロパンジオール/グリセリン等
SOLIA SHOP
アロベビー ミルクローション
Amazon ベビシア 楽天市場 8種の植物エキス配合で肌荒れや乾燥を防ぐ 2,580円 150ml 水/アロエベラ液汁/グリセリン等
Mamafy
濃いリッチミルク
Amazon ベビシア 楽天市場 保護膜「キトバリア」が肌の水分蒸発を防ぎ、しっとり感をキープ 3,080円 350g 水/グリセリン/BG等
Rakuten Direct
アトピタ 保湿しっとりクリーム
Amazon ベビシア 楽天市場 ヨモギエキスやコメヌカ油などで肌にうるおいを与える 530円 60g 水/酸化亜鉛/ミネラルオイル等

1.naturavie ママ&キッズ ベビーミルキークリーム

ママのおなかの中を再現した「胎脂」と「羊水」保湿成分を配合しています。肌のバリア機能、肌のうるおいに着目したクリームは「うるぷる肌」をキープし、継続して使用することで肌の水分量がアップします。
香料や着色料など肌の刺激となる成分は不使用で、子どもにも安心して使えますよ。
  • 価格:1,980円(税込み)
  • 容量:75g
  • 成分:水/スクワラン/グリセリン等

2.Cetaphil モイスチャライジングローション

「バリアの低下・乾燥・ヒリつき・ごわつき・つっぱり」にこだわり、敏感肌の方に向けたローションです。
3つの保湿成分でうるおいを与え、満たし、逃がさない工夫がされていますよ。
  • 価格:1,980円(税込み)
  • 容量:591ml
  • 成分:水/グリセリン/パルミチン酸イソプロピル等

3.pigeon ベビーミルキーローション うるおいプラス

肌に近い保湿成分をローションで補い、肌を乾燥から守ります。
1日に何度も使うものだからこそ、たっぷり容量なのも嬉しいポイント。地球環境に配慮された紙のパックを使用しており、プラスチックごみの削減にも◎。
  • 価格:2,673円(税込み)
  • 容量:600g
  • 成分:水/グリセリン/パルミチン酸エチルヘキシル等

4.MISHII LIST BABY BORN Face&Body Milk

高純度のヒアルロン酸を配合し、保湿力が抜群のローションです。母乳に含まれる保湿成分として期待されるイノシトールをコメ由来から抽出し、さらにうるおい肌へと導きます
99%天然由来ということで、安心して使えると口コミでも人気が高い商品となっています。
  • 価格:4,180円(税込み)
  • 容量:300ml
  • 成分:水/グリセリン/BG等

5.モデレートシーン こどもねすの オールインワンジェル

肌のバリア機能を高める温泉成分のミネラル配合で子どもの肌荒れを防止し、ぷるぷる肌に仕上げてくれます。サラサラとした保湿剤のゲルが肌にサッと馴染んで肌のうるおいをキープ。
ローションよりもさっぱりしたテクスチャーで夏におすすめです。
  • 価格:1,595円(税込み)
  • 容量:250ml
  • 成分:水/プロパンジオール/グリセリン等

6.SOLIA SHOP アロベビー ミルクローション

天然由来成分100%使用の高保湿ミルクローションです。8種の植物エキス配合で肌荒れ、乾燥を防ぎ、胎脂に近い高保湿成分と天然由来成分で肌にうるおいを閉じ込めてくれます
「無香タイプ」とラベンダー&ローズマリーの「やさしいアロマの香り」の2種類から選べますよ。
  • 価格:2,580円(税込み)
  • 容量:150ml
  • 成分:水/アロエベラ液汁/グリセリン等

7.Mamafy 濃いリッチミルク

天然由来の保護膜「キトバリア」で外的刺激から肌を守り、肌内部の水分蒸発を防ぎます。しっとり感が長時間持続し、乾燥知らずな肌へと導いてくれるとのことでリピート率も高めです。
こちらは質感もっちりタイプですが、さらっとタイプもあるのでチェックしてみてくださいね。
  • 価格:3,080円(税込み)
  • 容量:350g
  • 成分:水/グリセリン/BG等

8.Rakuten Direct アトピタ 保湿しっとりクリーム

ヨモギエキス、コメヌカ油、スクワランの保湿成分で肌をうるおしてくれるクリームです。胎脂主成分含有成分の保湿剤を使用しており、カサカサ肌のケアに役立ちますよ。
150gの大きめポンプボトルもあるので、持ち歩き用と家庭用で分けても◎。
  • 価格:530円(税込み)
  • 容量:60g
  • 成分:水/酸化亜鉛/ミネラルオイル等

子どものかきむしりをやめさせる方法

子どものかきむしりをやめさせる方法
子どもに「肌をかかないで」というのは無理がありますよね。いつの間にか皮膚をかいてしまい、かきむしり跡がついていることがよくあります。
肌をかきむしってしまうと、肌に傷がつき新たなかゆみが発生してしまいます。すると、さらにかゆみが増して肌の状態が悪化してしまうため、早めの処置が必要です。
そんなかゆみには皮膚の温度を下げることが効果的。かゆみがあるところに、冷たい水で濡らしたタオルやガーゼで包んだ保冷剤をあててあげてください
頻繁なかゆみにより子どもがストレスを感じてしまったり、夜間の寝ている間にかきむしりがあったりすることもあるかもしれません。その場合は「非ステロイド剤」と記載された市販のかゆみ止めを使うことも検討してみましょう。
※ステロイド外用剤は、使用期間や使用量によって副作用が出る場合があるため、医師の指示に従い使用する方が安心です。

乾燥肌とは異なる湿疹やアトピー性皮膚炎

乾燥肌とは異なる湿疹やアトピー性皮膚炎
乾燥肌と思って保湿ケアを続けていてもなかなか治らない場合は、肌の炎症が起こっているかもしれません。自宅でおこなう保湿剤やかゆみ止めを使っても治らないので、症状がこれ以上悪化しないためにも早めに皮膚科を受診してください。

乾燥性湿疹

乾燥性湿疹
乾燥肌の症状が悪化すると「乾燥性湿疹」となります。
白い粉がふき、ブツブツとした湿疹に、皮膚のかゆみやしわ、ひび割れ症状もでてきます。かゆみが強い時にはステロイド外用剤を使用しますが、症状が長引く場合はアトピー性皮膚炎かもしれません。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎
遺伝、ダニやホコリ、乾燥などの原因が重なり短期間では治らないのが「アトピー性皮膚炎」。肌が乾燥しているところにアレルゲンが付着することが原因になる場合もある厄介な肌トラブルです。
強いかゆみがあり、皮膚の赤みやブツブツ、ジクジク、皮むけを起こすこともあります。
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まとめ

乾燥肌は子どもにとって大敵となる肌トラブルですが、そんな乾燥肌を遠ざける1番の策は「保湿ケア」です。
子どもが4~5歳になると自分で上手に保湿剤を塗れるようになってきて「ママはやらないで」なんていわれてしまうかもしれません。とはいっても、背中だけは1人で塗るのが難しそう・・・。
うまく誘って、首や足などの保湿剤を塗り忘れやすいポイントも含めママがサポートしてあげましょう。 毎日の保湿ケアをしっかりとおこない、子どもの肌を乾燥から守ってあげてくださいね。