ドア専用チャイルドロックで安心な家づくり|選び方とおすすめ商品9選

ドア専用チャイルドロックで安心な家づくり|選び方とおすすめ商品9選

赤ちゃんがつかまり立ちやハイハイを始めると、家の中を探検する行動が増えます。この成長は喜ばしい一方で、不慮の事故やトラブルが起きる可能性も高まります。

家の安全対策として便利なのが、ドアや引き出しをロックして事故を防ぐ「チャイルドロック」です。簡単な取り付けで指挟みや誤飲などのリスクを減らし、安心して過ごせる環境を整えましょう。

本記事では、冷蔵庫や浴室、食器棚などさまざまな場所に使えるチャイルドロックの選び方や種類、設置のポイントをご紹介します。ぜひ参考にして最適なアイテムを見つけてください。

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ドア用チャイルドロックで万が一の事故を防ごう

チャイルドロックとは

ドアロック・ドアストッパーなどの名称で売られることも

チャイルドロックは、小さなお子様がドアや引き出しを開けてしまうのを防ぐために設計された安全対策アイテムです。

幼児期の子供は好奇心が旺盛で、思いがけない行動を取ることが多いため、家庭内での事故を防ぐために欠かせないアイテムといえます。

主に以下のようなシーンでの活躍が期待できます。

  • キッチン: 包丁や調理器具、洗剤など危険なものが収納されている引き出しや棚をロックする。
  • 浴室: シャンプーや薬品、湯船などの危険を防ぐため、浴室のドアをロックする。
  • リビング: AV機器や配線類に触れさせないための棚や扉をロックする。
  • 寝室: クローゼットや衣装ケースをロックして、安全な空間を保つ。
  • 玄関: 子供が外に出てしまうのを防ぐため、玄関ドアをロックする。
  • 階段周辺: 子供が階段付近でドアを開けて落下するリスクを防止する。
  • 引き戸やスライド式ドア: 力を加えると簡単に開けられる引き戸をロックして、誤操作を防ぐ。

ドアロック・ドアストッパーなどの名称で売られることも

ドア用のチャイルドロックには非常に多くの商品があります。「ドアロック」や「ドアストッパー」「ベビーガード」といった商品名で販売されていることもあります。

基本的にはいずれも、ドアや引き出しを開けられないようにロックするという商品になります。ロック機能のついていない既存ドア・引き出しなどにつけることで、赤ちゃんが勝手に開けられないようにするというものです。

取り付け方は簡単で、両面テープでペタリと貼るだけで使えるものがほとんど。

ただし商品によって設置できるサイズ・形状などが変わってくるため、どのような場所に設置できるのか、どのようにして開閉できるのかといったポイントを確認しておく必要があります。

家庭内ドア・引き出しに使えるチャイルドロックの種類

家庭内のドアや引き出しに設置できるチャイルドロックには、複数のタイプがあります。まずは違いを知っておきましょう。

<バンドタイプ>

バンドタイプ

  • 特徴: 湾曲した家具や段差のある場所にも取り付け可能。
  • 使用シーン: 冷蔵庫、引き戸、引き出しなど。
  • ポイント: ベルトの長さを調整できる商品もあり、柔軟に対応可能。

バンドタイプのチャイルドロックは、引き出しやドア、引き戸などマルチに使えるのが魅力です。バンドの左右両側が固定できるようになっていて、さまざまな形状の場所にフィットさせながらロックをかけることができます。

例えば湾曲した家具や、段差のある箇所でも取り付けることができます。ベルトの長さで複数の種類があり、中にはベルトの長さを調節可能な商品もあります。

<回転タイプ>


  • 特徴: くるりと回すだけでロックが可能で、大人なら片手で操作できる。
  • 使用シーン: キッチン周り、食器棚、観音開きのドアなど。
  • 注意点: 段差のある場所には設置できず、長さ調節が不可。

回転タイプのチャイルドロックは、フラットな面に取り付けるのに適しています。観音開きのドアには特におすすめで、くるりと回すだけでロックができるため操作が楽々です。

キチンとロックもできる上、大人なら片手でも操作できるのでキッチン周りや食器棚などすぐに開けたいドアにおすすめです。

ただしバンドタイプに比べ段差のある場所には設置できず、長さも調節ができないので設置箇所にフィットするかどうかを必ず確認する必要があります。

<マグネットタイプ>


  • 特徴: 内側に設置することで外観を損なわず、専用マグネットキーで簡単にロック解除が可能。
  • 使用シーン: キッチンの引き出し、キャビネット、リビングの収納棚、寝室の薬品収納など。
  • 注意点: 解除キーを紛失すると解除が難しいため保管に注意。

マグネットタイプのチャイルドロックは、ドアや引き出しを内側からロックする仕組みで、外側からは見えないスタイリッシュなデザインが特徴です。家具やインテリアの見た目を損なわず、安全対策を施せる点が大きな魅力です。

このタイプは、磁石の力を利用してドアや引き出しをロックします。取り付けは簡単で、両面テープで内側に貼り付けるだけの製品が多く、賃貸物件でも跡を残さず使える点がメリットです。

専用のマグネットキーを使ってロックを解除するため、子供が簡単に外したり操作したりすることはできません。

また、磁石の特性を活かし、ロック解除と再ロックがスムーズに行える仕組みも魅力です。一部の製品では、ロックを一時的に無効化する「常時解除モード」が搭載されており、大人が頻繁に開閉する場面でも便利に使用できます。

<ドアストッパー>


  • 特徴: ドアやドアノブを押さえる構造で、子供が力を加えても開けにくい。
  • 使用シーン: 室内ドア、網戸、クローゼットなど。
  • ポイント: 軽量で簡単に設置できるものが多く、持ち運び可能な製品もある。

ドアストッパー(ドアノブ用チャイルドロック)は、子供がドアノブを回してドアを開けるのを防ぐための安全対策アイテムです。

特に子供が手の届く高さにあるドアノブを操作することによる、家庭内外への事故リスクを軽減するために設計されています。

バンドタイプや回転タイプなどとは違い、小さな引き出しではなく部屋のドアごとロックをかけたいときにおすすめです。

このほか「冷蔵庫用」「網戸用」など用途が決まっているものもあるので、合わせて使い分けるようにしましょう。

【初心者必見】ドア用チャイルドロックの選び方ガイド

1.まずは設置場所の形状を確認しよう

まずは設置場所の形状を確認しよう

チャイルドロックの中には、使用できる箇所が限られているものがあります。例えば回転式のチャイルドロックの場合、フラットな場所にしか設置ができません。

まずは設置したい場所の形状や距離を測り、うまく合うタイプのチャイルドロックを探すようにしましょう。ドアの厚みや取り付け面の大きさなども確認しておきましょう。

2.開け閉めしやすいかどうかを確かめよう

開け閉めしやすいかどうかを確かめよう

チャイルドロックを開ける際は一手間かかります。お子様にとっては安全ですが、大人の方はいちいちロックを外すのが面倒だと感じる場合があるかもしれません。

安全性を確認するのも大事ですが、「ワンタッチで開けられる」など大人が使いやすいものを選ぶことも重要です。特に使用頻度の高いドアは楽に開閉できるものを選ぶようにしましょう。

3.危険な箇所には2段階ロックがおすすめ

危険な箇所には2段階ロックがおすすめ

頻繁に開ける場所ではなく、刃物などの危険物が入っている引き出しには2段階ロックのついたチャイルドロックがおすすめです。

2段階ロックとは、ボタンを押しながら引っ張る、上下二つのボタンをスライドさせるなど複数の動作をしないとロックが外れないもののことを言います。

複数の動作が必要な2段階ロックは、赤ちゃんが解除方法を覚えて開けてしまうというリスクを防ぎやすいです。ある程度月齢が大きくなってからも使うことができるでしょう。

4.粘着部分の剥がしやすさも確認しよう

粘着部分の剥がしやすさも確認しよう

チャイルドロックは一度設置したら、簡単に取れないような強力テープがついています。そのため使用しなくなってから撤去しようとした場合、テープののりが残ってしまうこともあります。

「家具に跡をつけたくない」「賃貸のドアで傷をつけられない」という方はテープ残りの少ないタイプを選びましょう。また、絶対に傷をつけたくないような高級家具などには使用しないように気をつけましょう。

使用時期はいつからいつまで?年齢・成長にあった製品選び

使用時期はいつからいつまで?年齢・成長にあった製品選び
チャイルドロックを選ぶ際には、子供の年齢や成長段階を考慮することも重要です。それぞれの成長段階に合わせて適切な製品を選ぶことで、より効果的な安全対策が可能になります。

チャイルドロックが有効な年齢の目安

チャイルドロックはできれば赤ちゃんが家の中を動き出す前までには準備しておきたいところです。個人差はありますが生後8ヶ月ごろからはいはい、つかまり立ちなどを始める赤ちゃんが多いので、この時期を目安に用意しておきましょう。

赤ちゃんは昨日できなかったことが、翌日突然できるようになるということもあります。「開けるはずがない」「届くはずがない」と思っているドアや引き出しを開けてしまうこともあるので、油断できません。

特に包丁などの危険物が入っているキッチン周り、ハサミなどの文房具が入っているキャビネット、洗剤などを収納している洗面所周りなどは注意です。ふとした隙に赤ちゃんが触ってしまわないよう、ロックをしておきましょう。

チャイルドロックがあれば目を離して良いというわけではありませんが、チャイルドロックを用意しておけばママやパパに余裕が生まれます。「家事を済ませてしまいたい」「お手洗いに行きたい」といった些細な行動も、チャイルドロックの有無で大きく快適さが変わってきます。

チャイルドロック自体は1個数百円で買えるものが多いので、ぜひ複数用意しておくと良いでしょう。

年齢 特徴
0~1歳頃
  • はいはいを始め、周囲の物に興味を示す
  • ドアや引き出しを開ける力自体は弱いため、簡易型のロックでもOK
  • キッチンの入り口など特に危ない箇所は優先的に設置を
1~3歳頃
  • 歩行が安定し、行動範囲が広がる
  • 好奇心旺盛でドアや引き出しを開けようとする
  • ドアや冷蔵庫など用途にあったロックを選ぶべき
3~5歳頃
  • 力が強くなり、ロックの仕組みを理解し突破する可能性がある
  • 2段階など複雑な仕組みや鍵付きの難易度が高いチャイルドロックを活用しよう

なお赤ちゃんは成長とともに色々なことを覚えていきます。初めは役に立っていたチャイルドロックも、3歳ごろになると知恵がついて開けられてしまうこともあります

ただし成長すると、ママやパパのいうことも理解できるようになるので、触ってはいけない場所などをしっかりと伝えていくように心がけましょう。

ドアや引き出しにおすすめのチャイルドロック9選

商品 画像 shop ポイント 価格 内容 タイプ サイズ
PLUSiiNE
扉用チャイルドロック
Amazon ベビシア 楽天市場 縦横どちらにも設置可能な回転式。おしゃれなくすみカラーでインテリアに馴染み、キッチンや引き出しにも最適。 1,820円 5個入り 回転タイプ 4.0×10.0cm
リッチェル
ベビーガード はがせる多目的ストッパーR
Amazon ベビシア 楽天市場 柔軟性のあるバンド式で、特殊両面テープを使用。跡を残さず剥がせるため、賃貸物件でも安心して使える。 935円 5個入り バンドタイプ 21.4×4.0×1.2cm
(ベルト長さ10cm)
hugmuu
ベビーガードストッパー
Amazon ベビシア 楽天市場 長さ調節が可能で、湾曲部分や段差のある家具にも対応。片手で解除できるので、大人にとっても便利。 1,000円 6個入り バンドタイプ 19.1×3.2cm
(ベルト長さ2~10.5cm)
joy space
ベビーガード
Amazon ベビシア 楽天市場 2段階ロックで安全性が高く、解除後もバンドが360度回転して邪魔にならない設計。カットで長さ調整も可能。 2,180円 6個入り バンドタイプ 22.0×4.0×1.5cm
LAVETT
マグネット式 チャイルドロック
Amazon ベビシア 楽天市場 自動でロックがかかるオートロックタイプ。内側設置で見た目を損なわず、専用キーで安全に管理できる。 1,280円 4個入り
専用キー
マグネットタイプ -
いいねカンパニー
ドアロック チャイルドロック
Amazon ベビシア 楽天市場 ドアノブ下に設置するストッパー型。ワンプッシュでロック解除可能で、3Mの強力粘着テープで固定力抜群。 680円 1個入り ドアストッパー 7.0×3.5×7.2cm
リッチェル
網戸ストッパー
Amazon ベビシア 楽天市場 薄型ステンレス製で網戸の開閉をしっかり制限。目立たずスタイリッシュなデザインで取り付けも簡単。 742円 2個入り ドアストッパー 6.8×2.6×0.3cm
mitas
ダイヤル錠 ドアロック
Amazon ベビシア 楽天市場 暗証番号でロック解除が可能。ワイヤー製で耐久性が高く、赤ちゃんの成長後も安全対策として使用可能。 1,480円 1個入り バンドタイプ コード長さ約22cm
ドアモンキー
子どもが操作できないドアロック
Amazon ベビシア 楽天市場 好きな高さに設置でき、部屋の外側からの解除が可能。閉じ込めリスクを防ぎ、ドアに穴を開けずに使用可能。 2,898円 1個入り ドアストッパー 設置部分約3.5cm
ロック部分約10.5cm

1.PLUSiiNE 扉用チャイルドロック

  • チャイルドロックのタイプ:回転タイプ
  • サイズ:4.0×10.0cm
  • 内容:5個入り
  • 価格:1,820円(税込)

縦方向・横方向どちら向きにも設置できる回転タイプのチャイルドロックです。

5個セットになっているので、キッチンや引き出しなど多くの箇所に設置したい方におすすめです。くすみカラーがおしゃれでインテリアにも馴染みやすいです。

2.リッチェル ベビーガード はがせる多目的ストッパーR

  • チャイルドロックのタイプ:バンドタイプ
  • サイズ:21.4×4.0×1.2cm(ベルト長さ10cm)
  • 内容:2個入り
  • 価格:935円(税込)

ポリエチレン素材のベルトで、さまざまな箇所に固定できるタイプのチャイルドロックです。左右両方からオープン・解除が可能です。

特殊両面テープで綺麗に剥がせるので、跡をあまり残したくない引き出しなどにもおすすめです。ベルト長さ5cmのミニタイプもあります。

3.hugmuu ベビーガードストッパー

  • チャイルドロックのタイプ:バンドタイプ
  • サイズ:19.1×3.2cm(ベルト長さ2~10.5cm)
  • 内容:6個入り
  • 価格:1,000円(税込)

ベルト長さを調節できるタイプのチャイルドロックです。どんなタイプの家具にでも合わせやすいため、段差や湾曲部分にチャイルドロックをかけたいという方にぴったりです。

片手でロックが外せる仕組みなのでストレスを感じにくいです。3Mの強力粘着テープがあらかじめついているので、設置も非常に楽ちんです。

4.joy space ベビーガード

  • チャイルドロックのタイプ:バンドタイプ
  • サイズ:22.0×4.0×1.5cm
  • 内容:6個入り
  • 価格:2,180円(税込)

2段階ロック式で安全性の高い、バンドタイプのチャイルドロックです。解除後のバンドが360度回転するというのが特徴で、引き出しやドアを開ける際に邪魔しにくいです。

バンドをハサミでカットすれば長さの調節もできます。

5.LAVETT マグネット式 チャイルドロック

  • チャイルドロックのタイプ:マグネットタイプ
  • 内容:4個入り+専用キー
  • 価格:1,280円(税込)

扉を閉めると自動でロックがかかる、オートロックタイプのチャイルドロックです。マグネット式キーになっていて、外観を綺麗に保つことができます。

常時オープンにもできるので、用途に合わせて使い分けができます。使用しない時のマグネットキーは冷蔵庫などにつけておくのがおすすめです。

6.いいねカンパニー ドアロック チャイルドロック

  • チャイルドロックのタイプ:ドアストッパー
  • サイズ:7×3.5×7.2cm
  • 内容:1個入り
  • 価格:680円(税込)

ドアノブの下につけられる、ストッパー型のチャイルドロックです。ワンプッシュでロック解除が可能で、180°稼働するため使いやすいです。

3M製粘着テープを採用しているため、しっかりとくっ付きます。

7.リッチェル 網戸ストッパー

  • チャイルドロックのタイプ:ドアストッパー
  • サイズ:6.8×2.6×0.3cm
  • 内容:2個入り
  • 価格:742円(税込)

網戸の隙間につけてロックできる、ステンレス製の薄型ストッパーです。粘着テープでの取り付けが可能で、スタイリッシュな見た目なので目立たずに使用できます。

施錠と解錠がワンタッチでできるのが魅力です。お子様が網戸を開けてベランダに出てしまうのを防ぐことができます。

8.mitas ダイヤル錠 ドアロック

  • チャイルドロックのタイプ:バンドタイプ
  • サイズ:コード長さ約22cm
  • 内容:1個入り
  • 価格:1,480円(税込)

ダイヤルロック機能つき、ワイヤーで作られた非常に丈夫なチャイルドロックです。特に開けられたくない箇所に設置するのに向いています。

暗証番号を設定するタイプのロックなので、お子様がある程度大きくなってからでも使えます。

9.ドアモンキー 子どもが操作できないドアロック

  • チャイルドロックのタイプ:ドアストッパー
  • サイズ:設置部分約3.5cm、ロック部分約10.5cm
  • 内容:1個入り
  • 価格:2,898円(税込)

「サルのシッポ」をモチーフにした、米国で大人気のドアロックです。開閉式のドアの好きな高さに設置することで、こどもやペットの飛び出しを防止します。

部屋の外側からでも解除ができるという仕組みで、幽閉の危険も回避できます。
【関連リンク】赤ちゃん安全対策にチャイルドロック。窓・引き出し等おすすめ9選

チャイルドロック取り付けと使用時の注意点

ドア用のチャイルドロックには、取り付けや使用の際にいくつかの注意点もあります。以下のポイントを押さえながら、正しい使用を心がけましょう。

取り付け時の注意点

設置前に貼り付け面を綺麗にしておこう

設置前に貼り付け面を綺麗にしておく

チャイルドロックの多くは両面テープで貼り付けて設置します。接着する場所が汚れていると、簡単に剥がれてしまう原因になります。

接着前にはきちんと油分などを拭き取るようにしておきましょう

賃貸物件で使用する際に注意すること

賃貸物件でチャイルドロックを使用する際は、跡が残らない設置方法を選ぶことが重要です。ネジ止めタイプは避け、粘着テープ式やマグネット式が適しています。

粘着式の場合、剥がす際に表面を傷める可能性があるため、事前に目立たない場所でテストするのがおすすめです。また、取り外しが簡単で家具やドアを傷つけない製品を選ぶと退去時も安心です。

管理会社や契約書での取り付け制限を確認し、許可範囲内で使用してください。定期的な点検で安全性を保つことも大切です。

使用時の注意点

お子さまから長時間目を離さないようにする

長時間目を離さないようにする

便利なチャイルドロックですが、不慮の事故を100%防止するわけではありません。チャイルドロックごと外れてしまったり、お子様が突然開けられるようになったりするケースもあります。

チャイルドロックをつけているからと言って、長時間目を離すのはNGです。あくまでも補助的な役割として使うようにしましょう。

お子様が閉めてしまうこともあるので気を付ける

お子様が閉めてしまうこともあるので気を付ける

チャイルドロックは外すのこそ難しいですが、つけるのはお子様でも簡単にできます。例えばロックを開けっぱなしにしていると、お子様が勝手にロックをかけてしまうことがあります。

実際に「トイレのドアノブにチャイルドロックをつけていたら、子供が外からロックをかけてしまった」というトラブルも発生しています。トイレやベランダ、部屋のドアなどに設置していると、親の方が閉じ込められてしまうという場合があります。

ロックのかけられる場所にママやパパが移動する時は、簡単に閉まらないようにドアを開けておくといった工夫も必要になるでしょう。また急にロックが壊れて開かなくなる場合もあるので注意しておきましょう。

定期的な点検とメンテナンスで安全に

チャイルドロックを安全に使用し続けるためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが重要です。長期間使用していると、取り付け部分が緩んだり、部品が劣化したりする可能性があります。

こうした不具合を放置すると、ロックの機能が低下し、子供が誤ってドアや引き出しを開けるリスクが高まるため、月に1度を目安に点検を行いましょう。

  • 取り付け部分の状態確認:粘着式の場合、テープの粘着力が低下していないかをチェックし、剥がれやズレがあれば再度貼り直します。ネジ止めタイプでは、緩みやズレを確認し、必要に応じて締め直してください。また、部品が割れていたりひびが入っている場合は、早急に交換が必要です。
  • メンテナンス方法:取り付け部分の掃除を行いましょう。ホコリや汚れが付着すると、粘着力や固定力が低下するため、柔らかい布で拭き取り、場合によっては中性洗剤を使用して清潔に保ちます。さらに、粘着部分が劣化している場合は新しいテープに貼り替えましょう。
  • ロック機能の動作確認:ロックが確実にかかり、子供の力では外せないことを確認してください。これらの点検とメンテナンスを定期的に実施することで、チャイルドロックの安全性と効果を長期間維持することが可能になります。

チャイルドロックに関するよくある質問(FAQ)

チャイルドロックに関するよくある質問(FAQ)

Q.ドア・引き出し用のチャイルドロックとは何ですか?

ドアや引き出し用のチャイルドロックは、子供がドアや引き出しを勝手に開けてしまうのを防ぐ安全対策アイテムです。特に、小さな子供が誤って危険な物に触れたり、手を挟んだりする事故を防ぐために使用されます。

粘着テープやマグネット式、バンドタイプなど、さまざまな種類があり、用途や設置場所に応じて選べます。

Q.チャイルドロックは何歳ごろまでつかえる?

子供の成長や個人差にもよりますが、一般的には3~5歳頃になると、チャイルドロックの仕組みを理解し、開けられるようになる場合があります。このため、子供が成長したらより複雑な構造のロックや鍵付きの製品を検討することをおすすめします。

また、定期的にロックの状態を確認し、必要に応じて交換や調整を行うことが大切です。

Q.チャイルドロックを綺麗に外す方法を教えてください。

粘着式のチャイルドロックを外す際は、以下の手順を試してください:

  1. 温める: ドライヤーを使って粘着部分を温めることで、接着剤が柔らかくなり剥がしやすくなります。
  2. ゆっくり剥がす: 剥がし始めたら、片側からゆっくりと力をかけて剥がしてください。無理に剥がすと家具や表面を傷つける可能性があります。
  3. 粘着剤の除去: 粘着剤が残った場合は、消毒用アルコールや専用のシール剥がし剤を使用して拭き取ります。
  4. 仕上げ: 柔らかい布で拭いて表面を綺麗にします。

Q.ドアノブを下げられないようにするには?

ドアノブ専用のチャイルドロックを使用することで、子供がドアノブを回したり下げたりするのを防げます。丸型ドアノブにはカバータイプのロックが有効で、大人の力でないと回せない設計になっています。

また、レバー式のドアノブの場合は、動きを制限するストッパー型のロックを使用すると効果的です。設置が簡単で工具不要のタイプが多く、賃貸物件でも安心して使用できます。
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まとめ

チャイルドロックは、育児中の家庭で欠かせない便利なアイテムです。ドアや引き出しに設置することで、赤ちゃんが危険な物に触れたり、不慮の事故を引き起こすリスクを減らせます。

設置場所や用途に応じた製品を選ぶことで、家庭の安全対策をより効果的に強化できます。また、価格も手頃なものが多く、複数個用意しておくと安心です。

育児だけでなく、防災や介護にも役立つチャイルドロックを取り入れて、快適で安全な生活をサポートしましょう。