子供キッズ日焼け止め対策。おすすめ使えるノンケミカル品

子供キッズ日焼け止め対策。おすすめ使えるノンケミカル品8選

紫外線が気になる季節が近づくと、子どもの日焼け対策として日焼け止めの購入を考えるママが多くいるのではないでしょうか?
子どもの肌へ直接塗るものだからこそ、選ぶ際には肌へのやさしさが気になるところ。「紫外線吸収剤」や「SPF/PAの値」などどれを選べばよいのかも悩んでしまいますよね。
今回は、子どもにぴったりな日焼け止めの選び方やおすすめ商品などを紹介していきます。日焼け止めの必要性についても触れていくので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ベビーマタニティ通販LINXAS

子ども用の日焼け止めを選ぶ時のポイント

子ども用の日焼け止めを選ぶ時のポイント
子ども用の日焼け止めは、大人のものとは異なります。店頭やネットでよく見るのがSPF20~30や50で紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル処方)などと記載された日焼け止めです。
一方で、大人用はほとんどがSPF50やSPF50+と書かれたタイプで紫外線吸収剤が入っているものが多く、肌負担が大きくなるというデメリットがあります。
子どもの肌は大人よりも薄くてデリケートなので、子ども用または紫外線吸収剤不使用と書かれた日焼け止めかどうかをチェックしましょう。

紫外線吸収剤が入っていないもの

紫外線吸収剤が入っていないもの
肌の負担が少なく、子どもにぴったりの日焼け止めを選ぶなら、紫外線吸収剤が使われていないものがベストです。紫外線散乱剤とも呼ばれており、子どもだけでなく、敏感肌の大人でも使っている人が多いです。
紫外線吸収剤は紫外線カット効果が高い分、肌への負担が大きく、肌の赤みやヒリヒリ感を感じる方もいます。紫外線散乱剤は、肌へ塗った時に白浮きしやすいですが、やさしい成分となっていますよ。

SPF/PAの値が適切なもの

SPF/PAの値が適切なもの
日焼け止めにはSPF/PAといった表示があり、数値や数それぞれに意味があります。
SPF・・・数値が大きいほど、UV-B(たくさん浴びると肌が炎症を起こす)に対する予防効果が高い
PA・・・数が多いほど、UV-A(じわじわと肌にダメージを与え、シワやたるみの原因となる)に対する予防効果が高い
お散歩など少しのお出かけで日常使いする場合は、SPF20~30程度/PA++、山や海で炎天下のレジャーとなる場合は、SPF50/PA+++がおすすめです。

伸びがよいもの

伸びがよいもの
日焼け止めには、こっくりとしたクリームタイプやサラッとした乳液タイプなど、さまざまな種類があります。
クリームタイプは肌に伸ばしにくいですが、保湿効果、紫外線カット力ともに高いです。反対に、乳液やジェルタイプは伸びがよく、保湿効果が高いものもありますが焼けにくさはクリームに比べて劣ります

石けんで落とせるかどうか

石けんで落とせるかどうか
子どもに使う日焼け止めは、手早く落とせるものがおすすめです。パッケージに「石けんで落とせる」と記載されている日焼け止めを選びましょう。
しかし、実際には石けんで落とせず「肌を過剰にこすらなければ落ちなかった」という商品もあります。
とくにウォータープルーフタイプは水をはじく性能があるため、落ちにくい場合は子どもでも専用のクレンジング剤を使ってください。
日焼け止めが残ったままだと毛穴詰まりなど肌トラブルの原因になってしまうので、商品を購入する際は口コミなどでチェックしておくと安心です。

香料やアルコール成分配合かどうか

香料やアルコール成分配合かどうか
日焼け止めの中には、虫よけにラベンダー油などの精油が配合されたタイプがあります。日焼け止めと虫よけが同時にできて便利ですが、敏感肌の子どもには刺激となってしまう場合も。
また、アルコールが配合されているものは肌のべたつき感をなくしてくれますが、肌が弱い子どもには刺激となります。
子どもの肌トラブルを起こさないよう、香料・アルコールフリーなど無添加の商品を選ぶのもポイントですよ。ほかには、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が入っていると肌の乾燥予防になるためおすすめです。

ママや子どもが使いやすいもの

ママや子どもが使いやすいもの
日焼け止めの容器には、チューブ式やポンプ式など異なるタイプがあります。忙しい時間でも、中身がサッと出せてストレスフリーなものを選びましょう。
子どもが大きくなってくると、自分でも日焼け止めを塗れるようになります。容器のほかには、日焼け止めの伸びのよさにも着目して子どもが使いやすいタイプにすることも考えてみてくださいね。

紫外線吸収剤不使用!子どもの日焼け止めおすすめ8選

商品 画像 shop ポイント 価格 容量 SPF/PA
ENERGY DRUG
和光堂 ミルふわベビーUVケア
Amazon ベビシア 楽天市場 低刺激、弱酸性でパラベンやアルコール無配合の肌にやさしい日焼け止め 764円 30g 35/+++
naturavie
ママ&キッズ サンスクリーンミルク
Amazon ベビシア 楽天市場 テクスチャーが伸びやすく、ムラ焼け防止。うるおいが長時間続く 2,695円 90ml 33/+++
お守り肌本舗
まも肌ベビーUVエアリークリーム
Amazon ベビシア 楽天市場 保水と防御で子どもの「おまもり肌」をつくる 1,980円 50g 25/++
ドラッグストア ひまわり
ビオレUV キッズピュアミルク
Amazon ベビシア 楽天市場 レジャーにぴったりなSPF50のウォータープルーフタイプ 979円 70ml 50/+++
FANCL
ベビーサンガード
Amazon ベビシア 楽天市場 日焼け止めをお湯で簡単に落とせるため、子どもの負担にならない 1,980円 30g 25/++
姫路流通センター
近江兄弟社 ベルディオUVマイルドジェル
Amazon ベビシア 楽天市場 家族みんなで使える大容量のポンプ式。肌のうるおいを守る成分配合 1,760円 220g 30/+++
hugkumi+
anonebaby トータルアウトドアUV
Amazon ベビシア 楽天市場 日焼け止めに加え、虫よけ、大気の汚れ対策も可能 2,300円 50g 20/++
pigeon
UVベビーミルク ウォータープルーフ
Amazon ベビシア 楽天市場 子どもの肌にぴったりな低刺激、無添加、無着色 658円 30g 35/+++

1.ENERGY DRUG 和光堂 ミルふわベビーUVケア

赤ちゃんの粉ミルクやベビーフードで有名な和光堂の日焼け止めです。
母乳成分をお手本に、オリゴ糖やイノシトール(保湿成分)を配合。低刺激、弱酸性で肌にやさしくパラベンやアルコールも不使用です。
  • 価格:764円(税込み)
  • 容量:30g
  • SPF/PA:35/+++

2.naturavie ママ&キッズ サンスクリーンミルク

「密着ヴェール」の日焼け止めでサラサラと塗りやすくムラ焼けも防止。ヒアルロン酸やセラミド配合で肌を保湿し、うるおいを長時間保ってくれますよ。
低刺激洗浄料だけで落とせると書かれていますが、念のためクレンジング剤を使用した方がよいです。
  • 価格:2,695円(税込み)
  • 容量:90ml
  • SPF/PA:33/+++

3.お守り肌本舗 まも肌ベビーUVエアリークリーム

着色料や香料、防腐剤など計8つの添加物が不使用で低刺激の日焼け止めです。保水×防御で敏感肌の子どもの「おまもり肌」をつくることができますよ。
軽いつけ心地にこだわり、固すぎないテクスチャーも人気の秘密。
  • 価格:1,980円(税込み)
  • 容量:50g
  • SPF/PA:25/++

4.ドラッグストア ひまわり ビオレUV キッズピュアミルク

伸びがよくべたつかないため使いやすく、SPF50で肌の炎症予防効果も高めとなっています。海で遊ぶ時には「サンドプロテクト効果」で砂が付きにくいのが嬉しいポイントです。
ウォータープルーフタイプなので、洗浄は丁寧におこないましょう。
  • 価格:979円(税込み)
  • 容量:70ml
  • SPF/PA:50/+++

5.FANCL ベビーサンガード

FANCL独自のフラワーボール散乱剤で紫外線予防ができる日焼け止めです。落とす時には、石けんではなくお湯でオフできるところが手軽で人気となっています。
日焼け止めの「伸びのよさ、保湿力の高さ、簡単にオフできる」が子どもにはぴったりな商品です。
  • 価格:1,980円(税込み)
  • 容量:30g
  • SPF/PA:25/++

6.姫路流通センター 近江兄弟社 ベルディオUVマイルドジェル

紫外線、乾燥、花粉を防御してくれる低刺激処方の日焼け止めが大容量ポンプ式で使いやすいです。
ツボクサエキス、ハトムギエキス、モリンガエキスなどのうるおい成分配合で肌を保湿してくれますよ。
  • 価格:1,760円(税込み)
  • 容量:220g
  • SPF/PA:30/+++

7.hugkumi+ anonebaby トータルアウトドアUV

虫よけ、大気の汚れ対策もできる日焼け止めです。
自然由来99%で紫外線から肌を守り、植物性セラミドで保湿力も抜群。利用者の声をもとに、以前よりも伸びがよくなったこともおすすめポイントです。
  • 価格:2,300円(税込み)
  • 容量:50g
  • SPF/PA:20/++

8.pigeon UVベビーミルク ウォータープルーフ

低刺激、無添加、無着色で敏感肌の子どもにやさしい日焼け止めです。
ミルクタイプでべたつきにくく、伸びがよいため塗り広げやすいですよ。ヒアルロン酸とセラミド配合で肌の保湿もばっちり。
  • 価格:658円(税込み)
  • 容量:30g
  • SPF/PA:35/+++

日焼け止めはなぜ必要?いつから塗ればいい?

日焼け止めはなぜ必要?いつから塗ればいい?
現代は、オゾン層の破壊によって年々紫外線の量が増えてきています。ひと昔前までだと、日焼け止めを塗らずに子どもたちが太陽の下で元気いっぱいに遊んでいる姿がありました。

今では太陽からの紫外線量が多くなるにつれ、皮膚がんや白内障などを引き起こす原因になってしまうことが懸念されています。皮膚が弱い子だと、紫外線に当たるたびに赤みや水ぶくれが出てしまう場合もあります。
このような健康被害があると知り、日焼け止めを子どもに使用するママたちが多くなってきました。肌トラブルが多い子どもだからこそ、気を配ってあげてくださいね。
ただ、紫外線には骨を作ってくれるビタミンDを生成してくれたり、体内リズムを整えてくれたりとメリットがあることも知っておきましょう。
地域の紫外線量にもよりますが、両手の手の甲くらいの面積で15分間日光に当たる、または日陰で30分ほど過ごすことが推奨されています。

紫外線は私たちのもとに年中降り注いでおり、できればオールシーズンで日焼け止めを塗った方がよいとされています。実際問題、毎日子どもに日焼け止めを塗るのはものすごく大変です。
慣れないうちは顔を触られることを嫌がり、日焼け止めを塗るのにも一苦労。朝から食事の準備や洗濯などで忙しいママたちは、子どもに日焼け止めを塗ること自体がおっくうになってしまいます。
しかし、4月~9月の間だけは子どもに日焼け止めを塗ってあげてください。徐々に暖かくなる4月からは紫外線量が増え、6月~8月には最も多くなります。
日焼け止めを塗らない時期には、帽子やカーディガンで紫外線を予防しましょう。

子どもに日焼け止めを塗る時の注意点

子どもに日焼け止めを塗る時の注意点
SPFやPAの値を過信しすぎは禁物です。これらの値は日焼け止めを選ぶ時の基準であって、とりあえず塗っておけば大丈夫というわけではありません。
日焼け止めを塗る時は、ムラなくたっぷり、効果が薄れてくる2~3時間おきにこまめに塗りなおすことが重要です。耳や首の後ろ、小鼻の周り、髪の生え際は塗り忘れしやすいところなので注意してくださいね。

「クリームタイプや乳液タイプで何度も塗り直すのは面倒」という場合は、スプレータイプの日焼け止めを使用するのもアリです。早く動きたい子どもの肌へ、広範囲に一気に塗れて便利ですよ。
ただ、子どもの顔に塗る時は目をカバーして日焼け止めが目に入らないように注意が必要です。周りに人がいないか、風向きも考えて使用することがマナー。
日焼け止めのパッケージに皮膚アレルギーテスト済みと書かれていても、自分の子どもの肌状態はわかりません。二の腕やあご下など、皮膚がやわらかいところでパッチテストをおこなうことも忘れないようにしてくださいね。

ベビー・キッズ・ママグッズ用品はコチラ

まとめ

子ども用の日焼け止め選びは、第一に肌へ刺激を与えない「紫外線吸収剤が使われていないもの」を選ぶことが大切です。そのあとに、SPFやPAの値、石けんで落とせるものなどと選んでいくとよいですよ。
「人が一生に浴びる紫外線量の50%以上は、18歳までに浴びる」といわれています。とくに皮膚が薄い子どもは、紫外線が浸透しやすく肌へのダメージも蓄積しやすい傾向にあるため、ママたちが守ってあげなければいけません。
将来の健康被害リスクを防ぐためにも、子どものころから紫外線対策をしてあげましょう。