歯固め選びのポイントやはじめるタイミング、使うときの注意点などをまとめました。
おすすめの歯固めもご紹介していきますので、購入の際はぜひチェックしてくださいね。
歯固めとは?歯茎のムズムズがはじまった赤ちゃんに必要?
乳歯が生える頃の赤ちゃんに見受けられるのが、歯茎がムズムズとかゆくなってしまい起きる、ぐずりや噛み癖です。
歯茎がムズムズとしてしまったときに、役立つアイテムが歯固めとなります。歯固めは、赤ちゃんが噛むことを想定して作られているため、歯茎のムズムズを抑えてくれることでしょう。
また歯茎への刺激だけでなく、歯固めには食べ物を噛む練習となるメリットもあります。
歯固めは生後何ヶ月から使うのがおすすめ?いつからいつまで使うの?
歯固めを使う期間は、決まっているわけではありません。しかし、歯固めの特性上、歯が生えはじめる生後6ヶ月頃から使いはじめるのがよいでしょう。
生後3ヶ月頃から使える歯固めも、販売されているため赤ちゃんが口元を気にするようになったら、購入を検討するのもよいでしょう。
歯がある程度生えそろう、生後9ヶ月から生後11ヶ月頃まで使うママ・パパさんが多いようです。
歯固めとして使わなくなっても、おもちゃとして使い続けることもできるため、いつまで使うのかを明確には決めることはできませんね。歯固めは無駄になることのない、アイテムです。
歯固めは歯並びをよくする?
歯固めは適切な使い方をすれば、歯並びをよくする効果があります。
また、顎の筋肉や骨を発達させる効果も期待できます。
しかし、歯が生えそろってきたときや長時間使ってしまうと悪影響を及ぼす可能性もありますので、使い方には気をつけていきましょう。
失敗しない歯固め選びのポイント
歯固めはさまざまな素材や形があるため、しっかりとポイントを理解しておくことでママ・パパさんの好みのものを見つけることができるでしょう。ポイント1:シリコンや木製、お米製など素材から選ぶ
歯固めには、赤ちゃんの安全を考えた素材が使われています。素材ごとに見た目も違うため特徴を理解しながら選ぶことで、ママ・パパさんの好みにも合うものが見つけやすくなります。
柔らかく果物などカラフルな見た目の歯固めがよければシリコン素材
楓果に歯固め作ってあげた♡
— fuka.marin.mama (@12o9K) February 5, 2018
シリコン素材♡
作りすぎた😂笑 pic.twitter.com/uco3pRW6cJ
シリコンや天然ゴム、エラストマー素材は歯固めで1番多く見るタイプです。弾力があり、赤ちゃんにとっても噛み応えがあることでしょう。
また果物や野菜をモチーフにしたもの、噛み応えを変えるために凸凹なデザインがあるものなど種類が豊富にあるため赤ちゃんだけでなく、ママ・パパさんの好みでも選ぶことができますね。
シリコン素材は、ホコリが付きやすいデメリットもありますが専用のケースが付属している場合もありますので、しっかりとした管理とお手入れをしていきましょう。
温かみのあるデザインならば木製
見た目も温かみあるデザインが多いのが、木製の歯固めです。丸みのある形が多いですが、なかにはやすりがけが不十分なものなどばらつきがある場合もあります。
しっかりと、なめらかな処理がされているかなども確認して購入するとよいでしょう。
また塗装されていないものを選べば、木製のよさを十分に感じることができるのではないでしょうか。塗装が施されていても天然素材のもので、赤ちゃんが口にしても安全なものが使われています。
口に入れるものだからこそ安全第一で考えるのならばお米素材
友達から貰ったお米でできた歯固め。
— 九里😺灸平 (@nekohara9) November 24, 2017
形は勿論お米だけど匂いもお米。
味は分かんないけどこれ迄の歯固めに比べてよく齧ってるからうっすら味するのかな? pic.twitter.com/mPlQou9pWJ
赤ちゃんが口に入れるものだからこそ、安全を1番に考えるのならば食品でもあるお米を素材として作られた歯固めがおすすめです。
赤ちゃんの体への悪影響が、1番少ない素材といえるでしょう。
お米で作られた歯固めにも産地や形など、種類もあるため原産地などにも注目して選ぶとよいですね。
ポイント2:常に清潔を保つためにはお手入れのしやすさも大切
歯固めは赤ちゃんが直接口にいれるもののため、常に清潔を保ちたいですよね。
お手軽に消毒などができるのが、シリコンや天然ゴム素材の歯固めです。哺乳瓶などを消毒する、ベビー用の消毒液を使うことができます。
また、木製やお米素材の歯固めは丸洗いなどができないものもあるため、お手入れ方法にも注目して選びましょう。
歯固めは使う頻度の高いアイテムのため、お手入れが簡単だとママ・パパさんへの負担を減らすこともできますね。
ポイント3:音や色など赤ちゃんが興味を示すデザインかも確認しよう
歯固めは、色・音・手触りなど赤ちゃんの五感を刺激するデザインのものが多くあります。
おもちゃのような見た目で、リンリンと音が鳴るタイプやさまざまな凹凸がある歯固めなどがあります。
歯固めとして使わなくなっても、音が鳴るようなタイプならばおもちゃとしても長く遊んでくれることでしょう。
歯固めは赤ちゃんの持ちやすさも重視!握りやすい形がおすすめ
歯固めは赤ちゃんが自分自身の手で持ち、噛むことができるアイテムです。そのため、赤ちゃんが持ちやすい形状となっているのかも確認しておくとよいでしょう。
持ち手がある部分や、バナナのデザインで細くなっており、赤ちゃんの小さな手でも持ちやすくなっているデザインの歯固めを選んであげるとよいです。
また、種類によっては口の奥まで入り込んでしまわないようになっている歯固めもあるため、安全性などにも合わせて注目していきましょう。
赤ちゃんにおすすめおしゃれな歯固め10選
1.エジソン e- EDISON カミカミBaby チョコバナナ
素材 | 熱可塑性エラストマー |
消毒方法 | 電子レンジ消毒OK 薬液・煮沸消毒OK |
価格 | ¥1,180(税込) |
下部分は4つの花びらのような形をしており、それぞれ違った凸凹のデザインで赤ちゃんもお気に入りの部分が見つかることでしょう。
バナナの皮のデザインは、口の奥まで入り込んでしまうのを防ぐ効果もあります。
シンプルな見た目ですが、機能性が高い歯固めです。
2. エジソン e- EDISON カミカミBaby えだまめ
素材 | 熱可塑性エラストマー |
消毒方法 | 電子レンジ消毒OK 薬液・煮沸消毒OK |
価格 | ¥980(税込) |
ちょっと面白みもあり、赤ちゃんが持っている姿は写真映えもすることでしょう。
えだまめのデザインは、歯茎がムズムズする赤ちゃんが噛みやすく、口の奥まで入り込んでしまうのも防ぐ工夫もされています。
また、リング型となっているため手の小さな赤ちゃんでも持ちやすいデザインです。
リング部分にストラップを付ければ、ベビーカーなどにも装着することができます。
3.リッチェル 歯がため たいよう
素材 | 熱可塑性エラストマー ポリプロピレン |
消毒方法 | 電子レンジ消毒OK 薬液・煮沸消毒OK |
価格 | ¥660(税込) |
噛む部分が凸凹としており、歯茎や口によい刺激を与えてくれます。リング型となっているため、持ちやすく赤ちゃんが自分で音を鳴らしながら遊ぶおもちゃとしても、長く使える歯固めです。
持ち運びに便利なケース付きなのも、嬉しいポイントになるのではないでしょうか。
赤ちゃんの触覚、聴覚、視覚を刺激する歯固めです。
4.サッシ― カミカミみつばち
素材 | TPE ABS樹脂 EVA樹脂 ポリプロピレン |
価格 | ¥1,000(税込) |
歯固めには珍しいタイプとなっており、1枚の羽には水が入っています。冷蔵庫で冷やして使うことで、他では体験することのできない感触を赤ちゃんに与えることができます。
音の鳴るカラービーズが入った羽もあるため、赤ちゃんの聴覚を刺激するおもちゃとしても活用できますね。
購入した方の口コミでは「口に入りすぎることなく安心です」「カラフルなので目の前で振ると興味津々」などの声が寄せられていました。
安全性も考慮した作りとなっており、見た目もカラフルで赤ちゃんが興味を示しやすい歯固めです。
5.ケアランド Berpy かみかみチキン バーピー歯固め
素材 | シリコン |
消毒方法 | 電子レンジ消毒OK 煮沸消毒OK 食洗機OK 冷蔵・冷凍OK |
価格 | ¥1,300(税込) |
丸みを帯びたデザインとなっており、さまざまな模様のあるニワトリのトサカ部分が、赤ちゃんの歯茎を刺激してくれることでしょう。
1番の特徴ともいえるのが、手にすっぽりとはめることができるデザインです。加えて持ち手も赤ちゃんが握りやすいデザインとなっているため、外出先で床に落としてしまう心配が少ない歯固めではないでしょうか。
6.銀河工房 うさぎ車
素材 | 木製 |
価格 | ¥2,860(税込) |
植物性の塗料で塗装を行っているため、赤ちゃんが口にしても安心して使うことができますね。
スベスベとした手触りで赤ちゃんも、つい興味を示してしまうことでしょう。サイズも生後6ヶ月頃の赤ちゃんの手に合わせて、小さめに作られています。
歯固めとして十分に使うことができ、カタカタと音を慣らしたり、走らせたりとおもちゃとしても大活躍するタイプです。
7.銀河工房 赤いはな青いはな
素材 | ブナの木 |
価格 | ¥3,080(税込) |
塗料や素材には舐めても安心な天然素材を使っているのも、魅力の1つではないでしょうか。取っ手部分は赤ちゃんが持ちやすいように大きく、丸くなっています。
天然素材の歯固めは温かな雰囲気もあるため、プレゼント用としても喜ばれますね。
8.山のくじら舎 木のおもちゃ 歯がため
素材 | サクラ |
価格 | ¥7,280(税込) |
デザインはにっこりとしたお顔になっており、四角型と丸型の2個セットになります。
作っているのは全国から集まった、木製おもちゃを作りたいという女性職人さんです。
木製のものは角がでてしまい、丸みをだすのは難しい作業となっていますが、長年の経験と細心の注意を払い仕上げることで赤ちゃんでも安心して使うことができます。
仕上げに光沢を出すためと汚れ防止に、子どもが舐めても安全な亜麻仁(あまに)オイルが使われているのも嬉しいポイントです。
高級感があり特別なプレゼントとしても、記念品としても思い出に残る歯固めです。
9.ピープル お米の歯がため
素材 | ライスレジン |
消毒方法 | 水洗いOK |
価格 | ¥896(税込) |
イボイボやなみなみの形が付いているため、噛み心地に変化を与えてくれます。
原料のお米は51%が国産米となっており、組み立ても1つ1つ丁寧に行われているため、ネジ部分が赤ちゃんの口に当たらない設計になっています。
購入された方の口コミでは「お米のいい香りがします」「お米から作られている安全性と、水洗いできるのは嬉しいポイント」などの声が寄せられていました。
原料が食品であるお米でできているのが、大きな魅力です。
10.ピープル 純国産 お米の歯がためネックレス
素材 | 米 PP 綿 POM |
消毒方法 | 丸洗いOK |
価格 | ¥1,430(税込) |
ふんわりとお米の優しい香りがするのも、嬉しいポイントの1つではないでしょうか。
国内製造で、原料がお米という安心素材のため、出産祝いなどのプレゼント用としても喜ばれる歯固めです。
歯固めを安全に使うときの注意点
歯固めは安全性の高いものが多いですが、ケガや誤飲の恐れもあるため、赤ちゃんが使っているときは目を離さないようにしましょう。
また、使う前にはママ・パパさんが破損している部分がないかを確かめると、部分的に切れてしまって誤飲する危険性などから赤ちゃんを守ることができます。
また、赤ちゃんが興味を示さない場合は無理に歯固めを使う必要もなく、逆に無理にやめさせる必要もありません。
歯茎がムズムズとしてきたときには、赤ちゃんが自ら自然と歯固めを口に運ぶようになるでしょう。歯が生えはじめ、ムズムズが収まれば歯固めも使わなくなるため、赤ちゃんの気分に任せてしまっても自然と離れていきます。
歯固めはメリットもありますが赤ちゃんの安全を第一に考えて、誤飲などの事故が起きらないように使っていきましょうね。
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まとめ
歯固めは必ずしも赤ちゃんに使わなくてはならないアイテムではありませんが、歯茎がムズムズしはじめたときには、購入してあげると噛み癖などを予防する効果もあります。また、顎の筋肉や骨の発達にもよい影響をあたえるため、歯並びをよくするメリットがあるアイテムです。
無理に使う必要はありませんが、赤ちゃんが生後6ヶ月頃になった際には、歯固めを1個購入するのを検討してもよいのではないでしょうか。