麦茶はミネラル補給にもなるので、汗をかきやすい赤ちゃんにはピッタリです。
そんなベビー麦茶ですが、いつから飲ませることができるのでしょうか?
今回は、ベビー麦茶について詳しく解説。
おすすめのベビー麦茶8選も厳選しました。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ベビー用の麦茶はいつから飲ませることができるの?
ベビー用の麦茶は、生後1ヶ月ごろから飲ませることができます。
しかし、そのころの赤ちゃんは母乳やミルクで水分補給をしているのであえて飲ませる必要はありません。
一般的に多くの家庭では、離乳食が始まる時期に合わせて麦茶をスタートさせます。
そのため、生後6ヶ月ごろを目安に麦茶での水分補給を覚えるといいでしょう。
しかし、汗をかきやすい夏や、授乳やミルクの時間ではないけど水分補給させたいという場合には麦茶を飲ませるのもおすすめです。
ベビー用麦茶と普通の麦茶の違い
ベビー用の麦茶と普通の麦茶は、基本的には同じです。
はっきりとした違いとしては、味の濃さにあります。
普通の麦茶に比べて、ベビー麦茶の味は薄めです。
また、ベビー用の麦茶は苦みがなく、麦茶本来の甘みで赤ちゃんにも飲みやすいのが特徴。
普通の麦茶もベビー用の麦茶もノンカフェインなので、どちらも赤ちゃんは飲むことができます。
しかし、普通の麦茶は赤ちゃんには濃いので、与えるときはお湯で薄めてあげるのがいいでしょう。
ベビー用麦茶の種類
ベビー用の麦茶にはいくつかの種類があります。- ペットボトルや紙パック
- ティーバッグタイプ
- 粉末タイプ
ペットボトルや紙パック
ペットボトルや紙パックタイプのベビー麦茶は、手軽に水分補給ができるのが魅力です。
紙パックタイプの麦茶はストローが付いているので、コップやマグに移し替えずに飲ませることができます。
ペットボトルタイプの麦茶は蓋が付いているので、お出かけ用に持ち歩くと外でも水分補給ができるのでとても便利です。
ティーバッグタイプ
ティーバックタイプの麦茶は、お湯出しや水出しで麦茶が作れます。
麦茶をたくさん作りたいときには、ティーバックタイプが便利です。
作ったあとは冷蔵庫に入れて保存すると2日ほど日持ちます。
また、ティーバッグタイプの麦茶は水の量で麦茶の濃さを調整することが可能。
赤ちゃんに合わせた麦茶を作ることができるのが魅力の一つです。
粉末タイプ
粉末タイプのものは、水にさっと溶かすだけで簡単に麦茶が作れます。
ティーバッグと同様、粉末タイプの麦茶も水の量で濃さを調整できるのでとても便利。
また、粉末タイプだと少量だけ麦茶を作りたいという場合にも役立ちます。
ベビー用の麦茶を作るときの方法
ベビー用麦茶を作るときは、2種類の方法があります。- ウォーターサーバーの水を使う
- 水道水を煮沸させて作る
ウォーターサーバーの水を使う
ウォーターサーバーの水であれば、水出しで麦茶を作ることが可能です。
ウォーターサーバーの水は、不純物をほとんど取り除いた軟水が一般的。
そのため、赤ちゃんに飲ませるのも安心です。
粉末タイプのものでウォーターサーバーの水を使って作ると、すぐに麦茶が作れます。
時間がないときでもすぐに作れるので、とても便利です。
水道水を煮沸させて作る
水道水を使って麦茶を作る場合は、煮沸させてから作りましょう。
水道水には塩素が入っているため、消化器官が未発達な赤ちゃんにそのまま飲ませると胃に負担がかかりお腹を壊す可能性があります。
10分~15分程度煮沸させてから作るようにしましょう。
煮沸させて作った麦茶は、十分に冷ましてから赤ちゃんに与えてください。
ベビー用の麦茶の作り方
以下では、ティーバッグと水道水を使ったベビー麦茶の作り方を紹介します。- 水道水でお湯を沸かします。
10分~15分ほど沸騰させておきましょう。 - 沸騰したお湯にティーバッグを入れます。
2~3分ほど煮出します。 - 火を消し、ティーバッグを取り出します。
- 麦茶が常温になるまで冷まします。
ベビー用麦茶の保存方法
ベビー用麦茶の保存方法は、手作りのものと市販のもので異なります。以下で解説するので見ていきましょう。
手作りのもの
ティーバッグや粉末タイプで作った手作りの麦茶は、冷蔵庫で保存しましょう。
密封されていない麦茶は、菌が繁殖しやすいため常温での保存はできません。
また、手作りの麦茶は日持ちしないため、作ってから2日ほどで飲み切るようにしましょう。
赤ちゃんに与えるときは冷蔵庫から出して常温に戻すか、お湯を足して温めることがおすすめです。
市販のもの
市販のベビー用麦茶は、開封前のものは常温での保存が可能です。
直射日光や高温の場所から遠ざけて保存しましょう。
市販のベビー用麦茶には製造日や使用期限が記載されています。
これを確認し、期限内に使用することが大切です。
開封後の場合は、すぐに飲み切るか冷蔵庫に入れましょう。
冷蔵庫に入れた場合も早めに飲み切ることが大切です。
赤ちゃんにおすすめ!ベビー用麦茶8選
今回は、赤ちゃんにおすすめのベビー麦茶8選を厳選しました。ペットボトルや紙パック、ティーバッグタイプ・粉末タイプなど色々な麦茶があります。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
和光堂 ベビーのじかん むぎ茶 125ml 3個パック×8×2ケース
和光堂のベビー麦茶は、国産六条大麦を100%使用しています。ノンカフェインで乳化剤不使用。
苦みをおさえた赤ちゃんにも飲みやすい麦茶です。
- 価格:2,365円(税込)
- タイプ:紙パック
ピジョン ベビー麦茶 125ml 3個パック×4セット
国産大麦100%使用のベビー麦茶。カフェイン・タンニンは含まれていません。
着色料・保存料・香料は使用せず、無添加です。
- 価格:994円(税込)
- タイプ:紙パック
ベビー麦茶は和光堂の紙パック。
— つばめ☺︎1y2m┆山とこども (@v7aoBR5mxThASTK) February 4, 2023
他の麦茶と比べて、原材料が国産の六条大麦のみとシンプルだった。
旅行中に水分補給できるように、ストロー飲みの練習を時々してる。
ストロー飲みは紙パックだとやりやすいらしく、吸えるようにはなってきたけど、水たまりになるくらいはこぼす。笑 pic.twitter.com/CBuVIcQAnA
伊藤園 こどもむぎ茶 125ml×36本
国産大麦100%使用。ミネラル分を含む海洋深層水を使用した麦茶です。
素材本来の甘みと香ばしさが特徴で、カフェインゼロで無着色・無添加。
生後1ヶ月頃から飲むことができます。
- 価格:2,123円(税込)
- タイプ:紙パック
和光堂 ベビーのじかん むぎ茶 500ml×24本
国産六条大麦を使用したベビー麦茶です。ノンカフェインでカロリーゼロ。
乳化剤は使用していません。
紙パックタイプと同じく、苦みをおさえているので赤ちゃんにも飲みやすいのが魅力。
ペットボトルタイプなので持ち運びにも便利です。
- 価格:2,480円(税込)
- タイプ:ペットボトル
伊藤園 はじめての健康ミネラルむぎ茶 500ml×24本
国産大麦100%、純水を使用した赤ちゃん用の麦茶です。乳児用規格適用食品なので、初めて麦茶デビューする赤ちゃんにも安心して飲ませることができます。
ノンカフェインでカロリーゼロ。
ミネラルを含んでいるので水分補給にもピッタリです。
- 価格:3,110円(税込)
- タイプ:ペットボトル
はくばく こども喜ぶ麦茶 416g (8g×52袋)×4個セット
水出し・お湯出しどちらも可能なティーバッグタイプの麦茶です。国内工場で製造し、国内産大麦100%使用しています。
ノンカフェインでカロリーゼロ。
離乳食が始まる5~6ヶ月頃から飲ませるのがおすすめです。
- 価格:1,896円(税込)
- タイプ:ティーバッグ
和光堂 飲みたいぶんだけ麦茶 1.2g×8包
国産の六条大麦を使用し、カフェインを含まない赤ちゃんに優しい麦茶です。粉末タイプなので、飲みたい分だけ飲みたい量を作れるのが魅力。
飲む量が少ない赤ちゃんの水分補給にピッタリです。
- 価格:218円(税込)
- タイプ:粉末
さらさら健康ミネラルむぎ茶 40g×2個
水でもお湯でも溶ける粉末タイプの麦茶です。無香料・無着色・カフェインゼロ。
乳児用規格適用食品と同等の管理をしているため、赤ちゃんも安心して飲めます。
- 価格:1,050円(税込)
- タイプ:粉末
赤ちゃんへ麦茶を飲ませるタイミング
赤ちゃんへ麦茶を飲ませるタイミングはいくつかありますが、主に以下の時間がおすすめです。
- ご飯のとき
- お風呂上り
- 赤ちゃんが欲しがったとき
ご飯のとき
麦茶を飲ませるタイミングとしておすすめなのが、ご飯のときです。
離乳食が始まるタイミングで麦茶をスタートさせる家庭も多いので、ご飯と一緒に麦茶を用意するといいでしょう。
お風呂上がり
お風呂上りの水分補給として麦茶を飲ませるのもいいでしょう。
お風呂後は体温が上がっているため、麦茶を飲むことで赤ちゃんの体温を調整しリラックスさせることができます。
ただし、冷たすぎる麦茶は避け、常温またはぬるま湯程度の温度で与えることが大切です。
赤ちゃんが欲しがったとき
麦茶を飲ませる一番のタイミングは、赤ちゃんが自発的に麦茶を欲しがったときです。赤ちゃんの喉が渇いているときに、少量の麦茶を与えるといいいでしょう。
麦茶が飲めるようになると、母乳やミルク以外での水分補給の方法が見つかります。
赤ちゃんに麦茶を飲ませるメリット
赤ちゃんに麦茶を飲ませるメリットは以下のとおりです。
- 母乳やミルク以外での水分補給ができるようになる
- ミネラル補給になる
- 糖分がゼロなので虫歯になるリスクが低い
母乳やミルク以外での水分補給ができるようになる
赤ちゃんに麦茶を飲ませるメリットは、母乳やミルク以外での水分補給が可能になることです。特に、離乳食が始まると母乳やミルクの卒業が近づいていきます。
母乳やミルク以外での水分補給ができるようになるとママも安心です。
また、新しい味覚や飲み物の経験は赤ちゃんの成長にも繋がるでしょう。
ミネラル補給になる
ベビー用麦茶には、大人用の麦茶と同様にミネラルが含まれています。カルシウムやマグネシウム、鉄・カリウムなどが含まれているので、ミネラル補給にも麦茶はピッタリです。
ミネラルをバランスよく摂取することで赤ちゃんの骨や歯の発育の手助けをします。
ただし、麦茶を与えるときには濃度と量に注意しましょう。
赤ちゃんの月齢と必要な栄養成分の量に合わせて調整することが大切です。
糖分がゼロなので虫歯になるリスクが低い
ジュースのように糖分が高いものは虫歯のリスクが高くなります。麦茶は糖分がゼロなので、虫歯のリスクが低く赤ちゃんが飲んでも安心です。
赤ちゃんに麦茶を飲ませるときの注意点
赤ちゃんに麦茶を飲ませるときは、以下の点に注意しましょう。
- 最初はスプーン一杯から
- ベビー用ではない麦茶は薄めて飲ませる
- 麦茶は冷やさず常温で与える
- 水道水から作る場合は必ず煮沸させる
- 赤ちゃんが嫌がる場合は無理に飲ませない
最初はスプーン1杯から
赤ちゃんに初めて麦茶を与えるときは、スプーン1杯を目安にあげましょう。アレルギーが出る可能性もあるため、最初は少量から始めることが大切です。
赤ちゃんの反応を観察し、問題なく飲むことができる場合は徐々に量を増やしていきます。
麦茶に慣れてきたら、コップやストローマグに入れて飲ませるようにしましょう。
ベビー用ではない麦茶は薄めて飲ませる
一般的に赤ちゃんに麦茶を飲ませる場合は、ベビー用の麦茶を選ぶことが多いでしょう。しかし、ベビー用以外の普通の麦茶も赤ちゃんに飲ませることは可能です。
普通の麦茶を飲ませる場合は、薄めて飲ませると赤ちゃんも飲みやすくなります。
普通の麦茶は赤ちゃんにとっては濃すぎることがあるので、味覚に敏感な赤ちゃんには苦みを感じる場合も。
そのため普通の麦茶は、お湯や湯さましで薄めてあげるといいでしょう。
赤ちゃんが飲みやすくなります。
麦茶は冷やさず常温で与える
麦茶を赤ちゃんに飲ませるときは、冷やさずに常温で与えましょう。冷たい飲み物は赤ちゃんの消化器官に負担をかけ、胃腸のトラブルを引き起こす可能性があります。
そのため、麦茶は常温であげることが大切なのです。
水道水から作る場合は必ず煮沸させる
赤ちゃんの麦茶を作るときに水道水を使用する場合は、必ず煮沸させましょう。水道水には塩素が含まれています。
消化器官が未発達な赤ちゃんが塩素を含んだ水を飲むと、お腹を壊してしまう可能性があるので注意が必要です。
煮沸をすることで、塩素や有害物質が除去され赤ちゃんに安全な水を提供することができます。
水道水を煮沸したあとは、冷ますことを忘れず適温に調整してから麦茶を作りましょう。
赤ちゃんが嫌がる場合は無理に飲ませない
赤ちゃんが嫌がる場合は、無理に飲ませる必要はありません。
特に母乳やミルクの時期には、栄養補給と一緒に水分補給ができています。
赤ちゃんの様子を見ながら、ゆっくりと慣れていくことが大切です。
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まとめ
ベビー用の麦茶は、赤ちゃんの水分補給にピッタリ。麦茶は生後1ヶ月ごろから飲ませることができますが、離乳食が始まる時期に合わせて始めるのが一般的です。
母乳やミルク以外の水分補給ができるようになると、お出かけのときにも役立ちます。
赤ちゃんのペースに合わせて、徐々に慣れていきましょう。