記事の中では乳歯の抜ける順番や乳歯を保管する際の注意点、そしておすすめの乳歯ケースなども解説しています。
抜けた乳歯を保管するなら「乳歯ケース」がおすすめ
乳歯ケースとは

乳歯ケースとは、その名の通り乳歯を保管する際に使えるケースのことです。子供は成長過程で乳歯から永久歯へと生え変わることになりますが、乳歯ケースがあれば抜けた歯を思い出として大切に保管しておくことができます。
乳歯はかつては「抜けたら屋根に投げる」「庭に埋める」という慣習もありました。こうすることで歯が丈夫になる、と言い伝えられていたためです。もちろんこの慣習に倣うことも間違いではありません。しかし乳歯は1度しか生えないため、近年は手放さずに保管しておくことの方が人気になってきているのです。
また乳歯は将来的に、医学が発達した際に何かの役に立つ可能性があるとも言われています。お子様の歯が成長してきたら、ぜひ乳歯ケースを手にいれ、乳歯を保管することを検討してみましょう。
5〜6歳ごろまでに用意しておくと◎

詳しくは後述しますが、乳歯は6〜7歳前後に生え替わりの時期を迎えることになります。お子様の乳歯を保管しておきたいという方は、5〜6歳ごろまでには保管専用の乳歯ケースを用意しておくと安心です。
5歳〜6歳へのギフトに乳歯ケースをプレゼントするのも良いでしょう。
乳歯の本数と抜ける時期・順番の目安

乳歯は全部で20本あります。内訳は上の歯が10本、下の歯が10本です。生後半年ごろから最初の前歯が生え始め、2〜3歳までには全ての乳歯が生え揃うことが目安です。そして6〜7歳を過ぎると、徐々に乳歯が抜け大人の歯へと切り替わっていきます。
最初に抜けるのは下の前歯で、そこから7歳ごろにかけて上の前歯や横の歯が抜けていきます。8〜9歳を過ぎる頃には奥歯へと向けて順に切り替わっていき、奥歯がしっかりと生え変わるのは12歳ごろになるでしょう。ただしあくまでも目安であり、乳歯の抜ける時期や順番には個人差があります。多少順番が前後したり、時期がずれたりしても問題はありません。
また乳歯が抜けていないうちから永久歯が生えてくる、反対に乳歯が抜けてしまったのになかなか永久歯が生えてこないというケースもあります。この場合も、多少であれば特に問題がないのでまずは様子を見てみましょう。
ただし「半年以上待っても生えてこない」「グラグラする様子が一切ない」といった場合には、歯科医に相談することをおすすめします。定期的に検診を受けておくと、歯の成長に関するトラブルが起こった際も対処ができるでしょう。
乳歯を保管する際のポイント!カビに注意!?
抜けた乳歯は正しく保管しておかないと、カビや雑菌が繁殖してしまう可能性があります。ケースに入れるだけでは、正しい保管にはなりません。保管の際は以下のような点に注意しておきましょう。保管前にきちんと消毒しておく

抜けたばかりの乳歯は、唾液や血肉が付着したままの状態になってしまっています。そのまま保管するのではなく、必ず汚れを洗い流し、消毒をしてから保管するように努めましょう。
消毒は煮沸消毒やオキシドール消毒などの方法があります。
- 煮沸消毒・・・沸騰したお湯に抜けた歯を5分間ほど入れておき殺菌する方法です。あらかじめ歯の汚れを取っておくことで、血肉などを綺麗に取り除くことができます。
- オキシドール消毒・・・殺菌消毒剤として使われる過酸化水素の水溶液です。オキシドールの液に一晩つけておくのも消毒になります。汚れのほかニオイが気になる場合にもおすすめの方法です。
消毒後はきちんと乾燥させる

消毒を行った後の乳歯は、換気の良い場所でしっかりと乾燥させてからケースに入れておきましょう。濡れたままにしておくと、せっかく消毒をしてもカビが発生してしまう場合があります。
なお乳歯は大人の歯に比べサイズが小さいので、乾燥中に紛失してしまわないように気をつけましょう。
乳歯ケースの選び方!サイズや収納本数を確認しよう
乳歯ケースにはさまざまな素材・デザインのものがあります。どのように乳歯を保管しておきたいのかを考えながら、用途に合ったものを選ぶようにしましょう。乳歯ケースを選ぶ際は、以下のポイントに注目してみてください。
容器のサイズを確認しよう

乳歯ケースはコンパクトなものから存在感たっぷりの大きなものまで幅広い商品があります。まずは保管場所や保管方法に合ったサイズのものを選ぶようにしましょう。
例えば思い出グッズの一部として収納しておく場合は、収納場所に収まるようなコンパクトなものがおすすめです。反対にインテリアや飾りのように見せておく場合は、ただ歯が片付けられるだけのケースではなく華やかなモチーフのついたもの、大きくて存在感のあるものをあえて選ぶのも良いでしょう。
収納したい本数に合わせて選ぼう

乳歯は全部で20本あるとお伝えしましたが、保管する本数は必ずしも20本である必要はありません。思い出として保管をしておくなら、乳歯のうち数本だけを厳選するというのもありです。
乳歯ケースの中には乳歯を数本だけを保管できるものから、20本すべて保管できるものまであります。容量まで確認した上で、お子様の乳歯の保管に合ったタイプをチョイスしましょう。
なお乳歯ケースの中には、歯を1本1本それぞれのポケットに収納するタイプもあります。ポケットが小さい場合、きちんと深さや広さがあるのか、歯が入るのかどうかを確認しておきましょう。
ケースの素材をチェックしよう

乳歯ケースには、主に木製の商品とプラスチック製の商品があります。両方にそれぞれのメリットがあるので、特徴を知った上で好みの素材を選びましょう。
例えば木製の乳歯ケースは、温かみのある雰囲気で高級感もあります。お祝いギフトや贈り物にもピッタリで、飾っておくのにもおすすめです。一方でプラスチック製のものは、カビが発生しにくくお手入れもしやすいです。コスパに優れたものも多く、ポップなデザインで親しみやすいものが多数あります。
プラスアルファの機能に注目しよう

乳歯ケースの中には、「へその緒も併せて保管できる」「歯が抜けた日を書けるスペースがある」など、プラスアルファの機能を備えたものもあります。せっかくなら機能面にも注目しつつ、ユニークなものを探してみましょう。
またピンセットや日付保管用のシール、脱脂綿など付属品のついたタイプもあります。
キュートなデザインのものを選ぼう

乳歯ケースで歯を保管することは、ママやパパにとっても、お子様にとっても素敵な思い出になること間違いなしです。せっかくならお子様も喜ぶような、可愛い・オシャレなケースにこだわってみると良いでしょう。
可愛らしい乳歯ケースに1本ずつ歯を入れていくことは、「歯が抜けていくのが怖い」「抜歯しにいきたくない」というお子様に安心を与えるきっかけにもなるでしょう。名入れのできる乳歯ケースや星座・干支などが描かれたケースもあるのでぜひ比べてみてください。
乳歯の保管におすすめの乳歯ケースランキング10選
商品 | 画像 | shop | ポイント | 価格 | 素材 | サイズ | ||
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PLUSiiNE 乳歯ケース |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 女の子・男の子それぞれの顔が描かれた、木製の乳歯ケース | 1,290円 | 木製 | 20×11.5×4.3cm |
ビーグラッドストア 桐の乳歯ケース |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 調湿性や防虫性に優れた一品で、さらに軽量であるため使いやすい | 2,424円 | 木製(桐) | 12.6×5.6×2cm |
Chinavi TOOTH BOX |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | カラフルなゾウの見た目をしたプラスチック製の乳歯ケース | 2,980円 | プラスチック製 | 20×16×3.5cm |
MARZ 12星座 乳歯ケース |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 12星座&7カラーのバリエーションでお子様に合わせて選べる | 1,234円 | 木製 | 13×13×3cm |
Beam Smile 木製乳歯ケース |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 乳歯を1本もしくは数本など、少量だけ保管しておきたい方におすすめ | 580円 | 木製 | 4×5×3cm |
五百蔵商店 写真付き乳歯ケース |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 頑丈なケヤキ製乳歯ケース。表紙にお子様の写真を入れることができる | 1,599円 | 木製(ケヤキ) | 14×10×2.2cm |
nomnom 乳歯ケース |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 半透明のプラスチックケースで、コスパに優れた一品 | 1,080円 | プラスチック製 | 5.4×5×2.7cm |
Sweet Pea キンダーシュピール 乳歯入れ |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 男の子や女の子、動物などのキャラクターが帽子を被ったようなデザイン | 908円 | 木製 | - |
お口の相談室 歯牙ケース |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 抜歯した歯をそのままガーゼに包んだ状態で入れられる | 82円 | 高精度国産金型成形品 | 28×24cm |
GIFTED 乳歯ケース |
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Amazon | ベビシア | 楽天市場 | ピタッと閉まるので機密性が高く、湿気を防いで乳歯を保管可能 | 1,938円 | プラスチック製 | 6.8×6.8×2.8cm |
1.PLUSiiNE 乳歯ケース おんなのこ/おとこのこ
- サイズ:20×11.5×4.3cm
- 素材:木製
- 収納可能内容:乳歯20本、臍帯、産毛
- 価格:1,290円(税込)
開口部はロックできるようになっているので、歯が簡単にバラバラになってしまうことはありません。蓋の裏にお子様のプロフィールなどを書いておけるスペースもあります。
2.ビーグラッドストア 桐の乳歯ケース
- サイズ:12.6×5.6×2cm
- 素材:木製(桐)
- 収納可能内容:乳歯20本
- 価格:2,424円(税込)
リッチな素材と長方形のシルエットも相まって、特別な思い出を残したい方にぴったりです。
3.Chinavi TOOTH BOX
- サイズ:20×16×3.5cm
- 素材:プラスチック製
- 収納可能内容:乳歯20本、産毛
- 価格:2,980円(税込)
記録シールやピンセットまでついていて、大切な乳歯をわかりやすく保管することが可能です。
4.MARZ 12星座 乳歯ケース
- サイズ:13×13×3cm
- 素材:木製
- 収納可能内容:乳歯20本
- 価格:3,980円(税込)
中にはアクリル性の内蓋もついているので、乳歯を無くしにくく、さらに日付なども記載できるようになっています。
5.Beam Smile 木製乳歯ケース
- サイズ:4×5×3cm
- 素材:木製
- 収納可能内容:乳歯数本
- 価格:580円(税込)
お手頃価格でコスパにも優れています。
6.五百蔵商店 写真付き乳歯ケース
- サイズ:14×10×2.2cm
- 素材:木製(ケヤキ)
- 収納可能内容:乳歯20本、写真
- 価格:1,599円(税込)
表紙にお子様の写真を入れることができるようになっているので、写真たてのように飾っておくことも可能です。
7.nomnom 乳歯ケース 乳歯のお部屋2
- サイズ:5.4×5×2.7cm
- 素材:プラスチック製
- 収納可能内容:乳歯20本
- 価格:1,080円(税込)
扱いやすさや安全性に期待ができるので、乳歯を長く清潔に保管したい方はぜひチェックしてみましょう。
8.Sweet Pea キンダーシュピール 乳歯入れ
- サイズ:-
- 素材:木製
- 収納可能内容:乳歯数本
- 価格:908円(税込)
そのまま置いて飾っておくのにピッタリなキュートなデザインです。歯を抜けることを怖がっているお子様にもおすすめしたい一品です。
9.お口の相談室 歯牙ケース カラーゴムバンド付き
- サイズ:28×24cm
- 素材:高精度国産金型成形品
- 収納可能内容:乳歯1本
- 価格:82円(税込)
どちらかというと長期保管よりも、歯医者に抜歯をしに行く際に持っていくのに相応しい一品です。抜歯を嫌がる・緊張しているお子様にぜひおすすめしてみましょう。
10.GIFTED 乳歯ケース 星・羽モチーフ
- サイズ:6.8×6.8×2.8cm
- 素材:プラスチック製
- 収納可能内容:乳歯20本
- 価格:1,938円(税込)
留め具がピタッと閉まるので機密性が高く、湿気を防いで乳歯を保管することができます。カラーは白・ピンクがありどちらも人気です。
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まとめ
乳歯ケースは名前の通り、お子様の抜けた乳歯を保管しておくのに便利なケースを指します。ただの入れ物ではなく、キュートな見た目で機能性に優れている商品が多いのもポイントです。デザインはもちろんサイズや収納できる本数、素材などにも違いがあるのでぜひ比べてみてください。お子様の歯の生え替わり時期にはぜひ乳歯ケースを用意し、一緒に成長を楽しんでみてはいかがでしょうか。