そこで本記事ではベビーチェアをお探しの方に向けて、おすすめ品や選び方を紹介していきます。ベビーチェアが本当にいるのかどうか、どうやって選ぶべきなのか迷っているという方もぜひ参考にしてみてください。
離乳食に使えるベビーチェア!必要ないって本当!?
食事シーンで役立つベビーチェア
ベビーチェアが主に役立つのは食事シーンです。安全に配慮されたベビーチェアなら小さな赤ちゃんをキチンと座らせておくことができるので、離乳食期からでも使うことができます。 また幼児は、大人用の椅子では大きすぎて背が足りないケースが多いですが、ベビーチェアがあれば安定して座ることが可能です。そのため正しい姿勢での食事につながりやすく、健やかな成長にもつながると考えられています。
育児用品を準備していると、「ベビーチェアは本当に必要なのか?」「実際には要らないのではないか」と迷う方も多いかと思います。しかし実際のところベビーチェアは約9割の家庭で採用されているレベルで、子育てにおける必須級のアイテムと言えるでしょう。特別な事情がない限り、ベビーチェアはなるべく用意することをおすすめします。ベビーチェアがあればお子様のお世話がしやすくなり、さらにお子様の成長にも役立てることができます。
ベビーチェアを使うべき理由・使うメリット
- おすわりの練習ができる
- 椅子に座って食事を摂るという習慣ができる
- ママやパパと同じ目線で食事が取れるので一体感が生まれる
- よく噛むことに繋がり顎や歯の発達を促すことができる
- 家事の間に赤ちゃんの居場所を作ることができる
また食事シーン以外にも、絵本を読んだりお絵描きをしたりと遊びのシーンでも使うことができます。赤ちゃんにとって“自分の居場所”ができるのも大きなポイントと言えるでしょう。
マルチな使い方ができるベビーチェアは、持っておいて損のないアイテムです。
成長に合わせて長く使えるものがおすすめ
ベビーチェアは要らないと考えるママ・パパたちの多くの意見として「短い期間しか使えない」というネガティブな発想も見受けられます。しかしベビーチェアの中には、サイズや座面の位置を調整することで、乳幼児期を過ぎても長く使えるタイプが存在します。
ベビーチェアが必要かどうか迷っている方は、長く使えるという点を重視して選ぶと後悔が少ないのでおすすめです。またベビーチェアには複数のタイプがあるので、まずはタイプごとの特徴を知り、使いたいシーンや時期に合わせて選ぶと失敗が少ないです。
ベビーチェアの代表的な4つのタイプ
【ハイチェア】高さのあるダイニングテーブルにおすすめ
ハイチェアは、脚部分の長いタイプのベビーチェアのことです。主にダイニングテーブルを使って食事している方におすすめです。ハイチェアがあれば、背の高いダイニングテーブルでも大人とお子様が同じ目線で食事ができます。
またハイチェアは座面や足置きの高さ調節ができる商品が多く、成長に合わせて長い期間使うことができます。さらに各ブランド力を入れている商品が多数あり、インテリアに馴染みやすいハイチェアも多いのが特徴に挙げられます。
ただしハイチェアは背が高い分、低年齢では姿勢が安定しづらく、転倒などの恐れもあるので注意が必要です。できるだけしっかりとした作りのものを選ぶのがおすすめですが、置くスペースも広く必要になるので、どのような場所に置きたいのかをしっかりと考えた上での購入が良いでしょう。
【ローチェア】ローテーブルでの食事シーンにぴったり
ローチェアはコンパクトで場所を取りにくい、背の低いベビーチェアのことです。ローテーブルで食事する家庭におすすめです。またローチェアの中には低月齢から使えるものもあるので、おすわりの練習に使いやすいのもポイントです。軽量な商品が多く、さまざまな部屋で使うことができます。
さらにハイチェアに比べて低価格な商品が多いのも魅力と言えるでしょう。ハイチェアをダイニングに置いた上で、リビング用にローチェアを買い足すというのもありです。
【ハイローチェア】バウンサーの役割も果たすので月齢の幼い頃から使える
夕飯の時間になったらダイニング用のハイローチェアが出てきた😂
— ゆ子☺︎0y(R5.8)🎀 (@yo_da_bf16) December 5, 2023
何でもあるな… pic.twitter.com/URoQENph6A
ハイローチェアはベビーチェアとバウンサーが一体型になったようなチェアのことです。幼い頃は背もたれを倒し簡易ベッドのように使用が可能で、さらに成長後は背を起こし椅子のように使うことができます。製品によっては新生児期から使えるものもあります。
ハイローチェアはスウィング機能がついている場合がほとんどで、赤ちゃんのお昼寝・寝かしつけにも使うことができます。他のベビーチェアに比べ低月齢から使用ができ、そのまま離乳食開始後にも椅子として使えるといったようなイメージです。
【テーブルチェア】設置がしやすく自宅以外でも使える
下の子のお食事イスってどうしてる??
— わい5y&3y (@sa7m0rit) April 9, 2021
テーブルチェアを導入してウキウキなんだけど、いつまでもこれ使うわけにいかないし、かと言ってストッケ2台は場所とるから勇気いる😭
上の子はいつストッケを卒業して大人イスで食べるのかなぁ…長く使えるから買ったストッケで悩むとは…笑 pic.twitter.com/MZzf1SjEF2
テーブルチェアはテーブルに取り付けて使うタイプのチェアのことです。テーブルが対応さえしていればどこでもつけられるため、たとえば自宅以外に持っていき、外出先で使用するといったことも可能です。折りたたみ機能が付いた商品も多く、コンパクトに収納できるのも魅力ポイントです。
脚部分が床につかないことから、掃除がしやすいというのも特徴に挙げられます。こちらも低価格での入手が可能です。
ベビーチェアの選び方!チェックすべき6つのポイント
大人用の椅子を選ぶ場合は、デザインや価格を重視することが多いかと思います。もちろんベビーチェアでもデザイン・価格は重要ですが、チェックすべきポイントは他にもあります。ここからはベビーチェア選びの際に確かめておきたい点について解説します。
1.使う場所やシーンに合わせてタイプを選ぼう
ベビーチェアを決める際は、まずはどのようなタイプの商品を選ぶのかを考えてみましょう。ダイニングに使えるハイチェアにするのか、それとも低い座面のローチェアにするのかなど、食事スタイルやリビングの家具配置などを考えた上で絞ってみましょう。
お出かけ先で使用したい場合は、コンパクトで持ち運び可能なテーブルチェアが選択肢になります。
2.赤ちゃんの乗せおろしがしやすいかチェックしよう
ベビーチェアを使う際、赤ちゃん・乳幼児はママやパパが乗せおろししてあげることになります。赤ちゃんを椅子に座らせたり椅子からおろしたりといった動作は意外と大変なので、スムーズに乗せ下ろしができるかどうかは椅子選びの大切なポイントになります。
足を通す部分にゆとりがあると、乗せおろしが楽になるのでおすすめです。またベルト付きの商品は、ワンタッチで外しやすく、それでいて赤ちゃんには操作できないような仕組みのものが良いでしょう。
3.高さ調整機能付きや折りたたみ式など機能性も確かめよう
チェア選びの際は、機能が充実しているかどうかも確かめておきましょう。たとえばハイチェアなら「どのサイズまで高さ調節ができるのか」、テーブルチェアなら「どれくらいのサイズまで折りたためるのか」などをチェックしておくと良いでしょう。
ハイローチェアの場合は先ほども述べたようにスウィング機能が充実したものがおすすめです。価格は高くなりますが電動でスウィングしてくれるようなチェアも育児シーンでは人気があります。
4.付属品・オプションの充実度合いも見ておこう
チェアの中にはテーブルがつけられるものや、安全のためのクッションがついているものも存在します。どれだけの付属品がついているのかを調べておきましょう。なお商品の中には、別売りでオプションとして売られている場合もあるので注意です。特にテーブルの有無は大きなポイントになります。テーブル付きのチェアは小さなお子様の食事場所を確保しやすく、食べこぼしの手入れが楽になることから人気があります。
5.安全性や安定性も確かめておこう
赤ちゃんは成長すると動きが激しくなってきます。好奇心旺盛な乳幼児の場合は、食事中に椅子から立とうとしたり、興奮して動きが大きくなったりということも珍しくありません。ベビーチェアは安全で安定した形のものを選ぶことを心がけましょう。
床に置くタイプのハイチェアやローチェアなら、滑り止めがついていてズレにくいかどうかをチェックしましょう。テーブルチェアの場合は、固定部分がしっかりとしているかを確かめておきましょう。幼い時期から使う場合、ベルトがしっかりとしたものがおすすめです。
6.お手入れのしやすさも注目してみよう
ベビーチェアは、使用する中で汚れるのが当たり前です。食べこぼしやジュースのシミなどさまざまな汚れがつくので、お手入れのしやすいものを選ぶのがおすすめです。
たとえばテーブルが着脱可能で丸洗いできるものや、布地シートがそのまま取り外して洗濯できるものだと汚れてしまっても安心です。また座面やテーブル部分に溝の少ないものを選ぶと、汚れが溜まりにくいです。
長く使えるおすすめベビーチェア7選
1.ストッケ トリップトラップ
- ベビーチェアのタイプ:ハイチェア
- 使用時期の目安:生後6ヶ月ごろ〜(オプション使用で新生児期〜)
- サイズ:79×49×46(cm)
- 重量:6.4kg
- 耐荷重:136kg
- 価格:¥36,300(税込)
またストッケはオプションが充実しており、専用のベビークッションや新生児セットを取り付けての使用もできます。たとえば首の座っていない新生児や腰が据わったばかりの赤ちゃんでも使うことができます。
2.リッチェル 2WAYごきげんチェア
- ベビーチェアのタイプ:ハイチェア・ローチェアの2WAY
- 使用時期の目安:生後7ヶ月ごろ〜5歳ごろ
- サイズ:35×39×22・27H(cm)
- 重量:1.3kg
- 価格:¥6,600(税込)
また座面の高さを2段階で調節できるため、他のローチェアに比べ活用できる時期が長めであるのも特徴です。専用テーブルもあり、テーブルは取り外しも可能になっています。
3.カトージ 木製ハイチェアEasy-sit
- ベビーチェアのタイプ:ハイチェア
- 使用時期の目安:生後7ヶ月ごろ〜5歳まで
- サイズ:60×37×93(cm)
- 重量:7.15kg
- 価格:¥23,980(税込)
使用しないときはコンパクトに折り畳んでおくこともできるので、収納スペースの少ない家にお住まいの方や、帰省時だけ使いたいといった目的がある方にもぴったりです。
4.大和屋 アーチ 木製ローチェアⅢ
- ベビーチェアのタイプ:ローチェア
- 使用時期の目安:生後7ヶ月ごろ〜3歳ごろまで
- サイズ:38×45×47(cm)
- 重量:4.8kg
- 耐荷重:30kg
- 価格:¥8,580(税込)
5.アップリカ ユラリズム オートAC
- ベビーチェアのタイプ:ハイローチェア
- 使用時期の目安:新生児〜4歳まで
- サイズ:53.5×70.5〜87.5×73〜106(cm)※チェア使用時
- 重量:13.1kg
- 耐荷重:18kg
- 価格:¥58,300(税込)
電動スウィング機能つきで、ママやパパの負担を減らし寝かしつけをサポートしてくれます。成長後は椅子として4歳ごろまで使用可能で、付属のマット類は洗えるため長期間清潔さを保つことができます。
6.Vita テーブルチェア
- ベビーチェアのタイプ:テーブルチェア
- 使用時期の目安:生後5ヶ月ごろ〜3歳ごろ
- サイズ:36×32×42(cm)
- 重量:1.9kg
- 耐荷重:15kg
- 価格:¥6,090(税込)
固定つまみを回すだけでテーブルに設置ができるので、取り付けも楽ちんで使いやすいです。「奥行き13cm以上」「テーブルの厚み2〜8.5cm」「接点部分に凹凸のない」というテーブルにつけることができます。
7.グレコ 7-in-1ハイチェア フロアツーテーブル
- ベビーチェアのタイプ:ハイチェア など
- 使用時期の目安:首すわり〜7歳ごろまで※使用方法により異なる
- サイズ:※使用方法により大きく異なる
- 重量:9.6kg
- 価格:¥22,000(税込)
ダイニングテーブルにもフロアにも使えるベビーチェアであり、離乳食を卒業した後も長く活用することができます。ゆくゆくは同時に2人が使えるシートにもなるので、兄弟児がいるご家庭にもおすすめです。
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まとめ
ベビーチェアは離乳食期から成長後まで長く使えるアイテムです。製品によって使用可能な時期は異なりますが、目安としては生後6ヶ月前後〜5歳前後をメインに使うことができます。新生児から使えるシートや7歳過ぎになってからも使えるようなチェアもあるので、使用目的やシーンに合わせながら選んでみましょう。なおベビーチェアはモノによって大きく価格帯が異なります。予算と機能性、そしてデザインを照らしながら、ご家庭にぴったりなものをぜひ探してみてください。