しかし、子連れ旅行にはハプニングがつきものです。想定と違うことが起きると、ママやパパも焦ってしまいますよね。旅行をスムーズに進めるためには、事前の準備が非常に大切です。
今回は子連れ旅行で必要な持ち物や、気を付けたいことについて紹介していきます。
夏休みやゴールデンウィークは子どもを連れて家族旅行に
夏休みやゴールデンウィーク・年末年始などの長期休みには、家族で旅行に行くのがおすすめです。家族旅行は楽しい思い出を作るだけではなく、子どもの発達や成長に良い影響を与えると言われています。
普段行かないような場所に出かけることで、子どもの興味の幅を広げることができます。旅行先で見たもの・触れたものすべてが、子どもにとっては刺激になります。地域ごとに異なる文化に触れることで、世界をどんどん広げることができますよ。
また、旅行は時間やルールを守る練習にもなります。「〇時の電車に乗る」「夕食は〇時まで」など、子どもにも予定をしっかり伝えてあげましょう。時計が読めない子どもでも、時間を意識した行動がとれるようになります。
家族の絆を深められるのも、家族旅行のメリットのひとつ。日常生活では見られない表情を見せることで、よりお互いのことを知ることができますよ。
子どもとの旅行は何歳から行ける?国内・海外の場合は?
子どもと一緒に旅行に行きたいと思っても、何歳頃から連れて行けるのか悩みますよね。 飛行機は生後8日目の赤ちゃんから搭乗可能とされており、赤ちゃんや子どもがいつから旅行に行けるかは厳密に定められていません。
では、子どものいる家庭では、何歳頃から家族旅行に行くのが多いのでしょうか。
国内旅行の場合
初めての国内旅行で最も多いのが、子どもが6ヶ月~1歳のとき。授乳や夜泣きが落ち着いてくるこの時期に、育児の息抜きのため旅行に行く方が多いようです。また「育児休暇が明ける前に旅行に行っておきたい」と思う方が、子どもが1歳になる前に家族旅行に行くというケースもあります。
車や新幹線での移動が多く、比較的授乳やおむつ替えがしやすいというのも嬉しいポイント。小さな子どもに配慮された宿泊施設も増えてきています。
海外旅行の場合
海外旅行は国内旅行に比べ移動時間が長く、荷物も多くなりやすいもの。授乳やおむつ替えを頻繁に行う生後間もない赤ちゃんを連れて行くのは、子どもだけではなくママやパパにも負担になってしまいます。子連れで海外に行く場合は、生活リズムが整ってくる生後6ヶ月以降にするのがおすすめです。
飛行機に乗る際に心配なのが、子どもの身体へのリスクですよね。実は呼吸器や心臓の病気がなければ、健康面での問題は起こりにくいとされています。気圧の変化による耳の痛みも、授乳やおしゃぶりで自然と解消できますよ。
旅館?ホテル?子連れ旅行での宿選びは子どもの年齢がポイント
子どもと一緒に旅行に行くと、ホテルや旅館で過ごす時間が長くなります。そのため、宿選びは家族旅行において非常に重要なポイントです。子どもが安全に快適に過ごせる宿泊施設を選んであげましょう。
0歳~1歳の赤ちゃんを連れて行くときは、和室に泊まれる旅館がおすすめです。部屋食なので周りのお客さんに気を遣わずゆっくり食事ができますし、寝るときは布団なので赤ちゃんがベッドから落ちる心配もありません。基本的におむつが外れていないと大浴場は使えませんが、旅館なら露天風呂付き客室にも泊まれます。
2歳以上になったら、施設が充実しているホテルに泊まるのが良いでしょう。ホテルの中にプールやキッズルームがある場合は、チェックイン後も遊べるため退屈しません。遊び疲れて眠たくなってしまっても、すぐに部屋に戻ることができますよ。
食事はビュッフェ形式が多く、子どもが喜ぶメニューが揃っています。ファミリー客の多いホテルなら、リラックスして宿泊を楽しめますね。
何が必要?子連れ旅行で必要な持ち物
子連れで旅行に行く際は、大人だけで行くときと持ち物が異なります。赤ちゃんや子どもと一緒にお出かけするからこそ必要になるものをまとめました。旅行先やホテルで慌てないよう、しっかり準備しておきましょう。
おむつ・おしりふき
おむつが外れていない年齢の赤ちゃんには、欠かせない育児用品です。途中で足らなくなってしまわないよう、十分な量を用意しておきましょう。
おしりふきは手や顔を拭くこともできるため、多めに持っていくのがおすすめです。
授乳グッズ
普段ミルクを飲んでいる赤ちゃんは、哺乳瓶・粉ミルクのほか、哺乳瓶の消毒グッズも必要になります。使い捨て哺乳瓶やキューブタイプの粉ミルクにすると、荷物をグンと減らすことができますよ。
母乳がメインの場合は、授乳ケープを忘れずに。車や新幹線の中で授乳することになっても、授乳ケープがあればすぐに対処可能です。
多めの着替え
子連れの旅行では思いがけないことが起きるものです。もし服が汚れてもすぐに洗濯することはできないので、着替えは多めに持って行くようにしましょう。肌着やTシャツ・ズボンだけでなく、靴下もあると安心です。
ビニール袋
ビニール袋は子連れ旅行における隠れた便利グッズです。使用済みのおむつやおしりふき、汚れた衣類、食べかけのお菓子など、なんでもビニール袋に入れておくことができますよ。
旅先で見つけたきれいな石や貝殻を持ち帰る際にも役立ちます。さまざまなサイズのビニール袋を用意しておきましょう。
食事用エプロン
離乳食期~2歳頃までの子どもには、食事用エプロンがあると安心です。エプロンをしておけば、宿泊先の机や床が汚れるのを防ぐことができます。子ども自身の服もカバーできるため、ぜひ持っていきましょう。
子ども用の食器
観光地で入った飲食店に子ども用の食器がないというパターンは、意外と多いものです。普段から使い慣れているフォークやスプーンがあると、子どもも落ち着いて食事をすることができますよ。
まだコップ飲みができない場合は、ストローマグも持っていきましょう。うどんやラーメンを切ることができる麺カッターを持参するのもおすすめです。
母子手帳と保険証
旅行中は何が起きるかわかりません。万が一怪我をしてしまった・病気にかかってしまったときすぐに病院を受診できるよう、母子手帳と保険証を持っていきましょう。
海外旅行中に病院にかかる際も母子手帳が必要になる場合があるので、常に持ち歩いていると安心です。
子連れ旅行で役に立つおすすめ旅行グッズ8選
商品 | 画像 | shop | ポイント | 価格 | サイズ | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
PLUSiiNE 3way授乳ケープ |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | ストールやポンチョとしても使える大人気の3way授乳ケープ。おしゃれなデザインで紫外線除けや防寒対策にも | 2,490円 | 着丈68cm、幅190cm | |
COCOLOOQ 携帯おむつ替えシート |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | コンパクトに折りたたんで持ち運べる携帯おむつ替えシート。裏面は完全防水なので2通りの使い方が可能 | 1,000円 | 35cm×60cm | |
TREMiUM Moetange ごきげんエプロン |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 旅行に便利な使い捨ての子ども用お食事エプロン。1つ1つ個包装されているので必要な数だけ持ち運べ衛生的 | 1,725円 | 20.5cmx24cm | |
バレイビレッジ おでかけ用哺乳瓶 chu-bo! |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 消毒済みの乳首とボトルがセットになった使い捨て哺乳瓶。使用後はそのまま捨てれるので消毒の手間が不要 | 1,190円 | 最大250mlサイズ | |
ACEON トラベルボトル |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 哺乳瓶を洗う為に必要なアイテムが全て揃ったトラベルボトル。乳首ブラシやストローブラシなども完備 | 3,080円 | 8.8cm×8.1cm×15.7cm | |
Poodle Renervate おむつポーチ |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | おむつ替えに必要なアイテムをまとめてしまえる大容量のおむつポーチ。撥水素材でできているので汚れにくく衛生的 | 2,150円 | 23cm×22cm×10cm | |
Rebalo 肩ベルト付きチェアベルト |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 大人用の椅子に装着して小さな子どもを安全に座らせることができる肩ベルト付きチェアベルト。折りたたむとコンパクト | 1,958円 | 長さ48.5cm、股下幅16.5cm:本体展開時 | |
L.F.F premium interior shop ノリッコ 子どもが乗れるキッズキャリー |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 小さな子どもを乗せることができる大容量のキッズキャリー。機能性はもちろんかわいいデザインも魅力 | 15,800円 | 58cm×25cm×59cm |
1.PLUSiiNE 3way授乳ケープ
- サイズ:着丈68cm、幅190cm
- 価格:2,490円
頭から被るだけでスムーズに授乳でき、使わないときはママのおしゃれアイテムとして身に着けることが可能です。
生地は程よい薄さなので、赤ちゃんのブランケットとして使うこともできますよ。ベビーカーに付ければ紫外線や防寒対策にもなります。
2.COCOLOOQ 携帯おむつ替えシート
- サイズ:35cm×60cm
- 価格:1,000円
小さめサイズなので場所を取らず、使用後はボタンを留めてコンパクトにまとめられます。
おむつ替えに使わない場合は、お食事用マットとしても活用できますよ。裏面は完全防水なので、飲み物をこぼしたときも安心です。
3.TREMiUM Moetange ごきげんエプロン
- サイズ:20.5cmx24cm
- 内容量:60枚入り
- 価格:1,725円
首元と胸元に両面テープが付いており、赤ちゃんの体にぴったりフィット。裏面は防水加工されているため、服が汚れる心配もありません。
4.バレイビレッジ おでかけ用哺乳瓶 chu-bo!
- サイズ:最大250ml
- 内容量:4個入り
- 価格:1,190円
消毒済みの乳首とボトルが入っており、開封後すぐにミルクを作ることができます。ボトル本体はじゃばらになっており、使用前は小さくたたんでおくとコンパクト。
使った後はそのままゴミ箱に捨てられるので、消毒グッズを持って行く必要がなくなるというメリットもあります。
5.ACEON トラベルボトル
- サイズ:8.8cm×8.1cm×15.7cm
- 価格:3,080円
シリコーン製のブラシは耐久性が高く、ボトルの汚れをしっかり落としてくれます。ミルクのシミを落とせる乳首ブラシや、ストローの中を綺麗にするストローブラシも入っていますよ。
フタは水切りラックとして活用でき、無駄のないデザインになっています。
6.Poodle Renervate おむつポーチ
- サイズ:23cm×22cm×10cm
- 価格:2,150円
おしりふきポケットのフタには小分けポケットが付いており、ガーゼハンカチやティッシュを入れることができます。
メインポケットはおむつだけでなく、着替えやおむつ替えシート、哺乳瓶まで入れられる大満足のビッグサイズです。
7.Rebalo 肩ベルト付きチェアベルト
- サイズ:本体(展開時)長さ48.5cm、股下幅16.5cm
- 対象年齢:約7ヶ月~2歳半頃
- 価格:1,958円
チェアベルトを椅子や大人のウエストに取り付けることで、小さな子どもを安全に座らせることができます。使わないときはコンパクトにまとまり、バッグのポケットにしまっておくことが可能です。
トレンド感のあるおしゃれなデザインで、食事時間がより楽しくなりますよ。
8.L.F.F premium interior shop ノリッコ 子どもが乗れるキッズキャリー
- サイズ:58cm×25cm×59cm スタンダード、61cm×34cm×52cm カータイプ
- 対象年齢:3歳~12歳
- 価格:15,800円
最大の特徴は、子どもがキャリーに乗れるようになっていること。長時間の移動で疲れた子どもも、キャリーに乗れば大喜びすること間違いなしです。
ユニークな形と、かわいいカラーやデザインも魅力的ですね。
子どもがいる場合に気を付けたい家族旅行の注意点
大人向けのサービスが充実しているホテルや旅館でも、子どもは使えなかったり用意されていなかったりする場合があります。自分の子どもには何が使えるのか事前に調べておくと、到着してから慌てるといったことがなくなりますよ。
子ども用のアメニティはあるか
最近ではアメニティの充実しているホテルや旅館が増えており、大人の場合は手ぶらで行っても問題なく宿泊することができるようになっています。しかし、子ども用のアメニティは用意されていないこともあるので、ホームページなどで事前に調べておきましょう。
館内着や部屋着がない場合には、いつも使っているパジャマが必要になります。歯ブラシは大人用のみの場合も多いため、子ども用の歯ブラシと歯磨き粉があると安心です。
肌が弱い子は、備え付けのシャンプーやボディソープが合わないことも。心配であればベビーソープや肌に優しいせっけんを持っていきましょう。
また、海外のホテルは必要最低限しか用意されていないことがほとんどです。子ども用の洗面用具は一式持って行くのがおすすめですよ。
おむつをしていると大浴場に入れない場合も
旅館やホテルの醍醐味のひとつが、広い大浴場ですよね。しかし、おむつが外れていない子は、入浴できないということもあります。
旅館に泊まる際は、風呂付き客室があるかどうか調べてみましょう。部屋でゆっくり温泉を楽しむことができ、赤ちゃんと一緒に家族みんなで入浴することも可能です。
また、貸し切り風呂が予約できるところも多くあります。30分~1時間ほどの交代制となっているため、時間を守って入浴しましょう。
温泉にこだわらない場合やホテルに泊まる場合は、部屋にあるお風呂でも問題ありません。バスチェアやベビーバスが借りられることもあるので、一度確認してみると良いですよ。
食事は子ども向けメニューをチェック
旅館に泊まる際に要注意なのが、食事のメニューです。旅館の食事は和食中心なので、子どもが食べられないものが出てくる可能性も。夕食・朝食共に、食べられるメニューかどうかをチェックしておきましょう。まだ子どもがあまりたくさん食べないのなら、大人用の白米やみそ汁を取り分けてあげるという手もあります。
また、観光地でふと入った飲食店に子ども向けメニューがない場合も想定しておきましょう。遊びに行く場所の周辺に、子どもが食べやすいメニューを扱うお店があるか調べておくと安心です。ファミリーレストランのほか、うどん屋さん・回転寿司・ラーメン屋さんなどがおすすめですよ。
ベビー・キッズ・ママグッズ用品はコチラ
まとめ
子連れ旅行の際は、事前の準備やリサーチが非常に大切になります。宿の食事やアメニティ、旅行先で必要な育児グッズなどを、しっかりと調べておきましょう。荷物が多くなりがちな子連れ旅行ですが、便利なアイテムを選ぶことでコンパクトにまとめることも可能です。普段使っているものを使い捨てタイプに変えるだけで、ママやパパも楽になりますよ。
快適な家族旅行で、最高の思い出を作りましょう。