粉ミルクのタイプと選び方。母乳に近く外出時もおすすめ人気粉ミルク

粉ミルクのタイプと選び方。母乳に近く外出時もおすすめ人気粉ミルク8選

粉ミルクは、赤ちゃんの栄養補給に欠かせないアイテムです。
粉ミルクがあると、ママ以外の人でも授乳できるので育児が柔軟になるでしょう。
今回は、そんな粉ミルクについて解説。
粉ミルクの種類やタイプ、選ぶ時のポイントなども紹介します。
おすすめの粉ミルクランキング8選も厳選しました。それでは、見ていきましょう。
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粉ミルクと母乳のちがいとは?それぞれのメリットとデメリット

粉ミルクと母乳のちがいとは?それぞれのメリットとデメリット
粉ミルクは、忙しい育児のサポートアイテムです。
では、粉ミルクと母乳のちがいは何なのでしょうか。
母乳は、免疫物質が含まれています。
ミルクには、ビタミンKやビタミンDが多く含まれているのが特徴です。
しかし、母乳もミルクも赤ちゃんが成長するために必要な栄養素が含まれているので、どちらを飲ませても赤ちゃんの成長はサポートされます。
以下で、それぞれのメリットとデメリットを解説しますね。

粉ミルクのメリットとデメリット

粉ミルクのメリットとデメリット

メリット

  • ママ以外の人でも授乳できる
  • 腹持ちがいい
粉ミルクは、ママ以外の人でも授乳ができます。
そのため、ママが忙しい時や体調が悪い時に授乳を変わってあげられるのがメリットでしょう。
ママの負担を軽減できます。
また、粉ミルクは飲んだ後の満腹感が長く続くため、腹持ちがいいのがメリットです。

デメリット

  • 免疫成分が不足
  • 調乳時間が必要
  • コストがかかる
母乳に比べて粉ミルクには免疫成分が不足しているため、赤ちゃんの免疫力が母乳よりも低い可能性があります。
また、粉ミルクを作るためには調乳時間が必要です。
急いでいる場合や外出先などで作る時に手間がかかるがデメリットと言えるでしょう。
さらに、母乳に比べて粉ミルクは購入する必要があるのでコストがかかります
粉ミルクは長期間必要になるので、費用が負担に感じることもあるでしょう。

母乳のメリットとデメリット

母乳のメリットとデメリット

メリット

  • 免疫成分が豊富
  • 調乳が不要なのですぐにあげられる
母乳には、赤ちゃんの免疫を高める成分が含まれています。
また、母乳はミルクのように調乳の手間がかからないので、赤ちゃんが欲しがったらすぐにあげられるので、メリットです。

デメリット

  • 他の人が授乳できない
  • 吸収がいいのですぐにお腹がすく
母乳育児の場合、他の人が変わって授乳することができません。
また、母乳の栄養成分は吸収がいいので、赤ちゃんは比較的早くお腹が空いてしまう傾向があります。

粉ミルクには乳児用調製粉乳とフォローアップミルクがある

粉ミルクには乳児用調製粉乳とフォローアップミルクがある
粉ミルクには、乳児用調製粉乳とフォローアップミルクの2つの種類があります。
乳児用調製粉乳は、生後0ヶ月から使用することができる粉ミルクです。
1歳頃までは乳児用調製粉乳を使うといいでしょう。
一方フォローアップミルクは、離乳食が3回になった9ヶ月頃から3歳頃まで使えます。
赤ちゃんの不足しがちな栄養素を補ってくれるのがフォローアップミルクです。
食べムラや好き嫌いが多い赤ちゃんだと栄養バランスが気になることもあるでしょう。
フォローアップミルクには赤ちゃんの成長段階に合わせた栄養が含まれています。
この時期にフォローアップミルクに切り替えることで、赤ちゃんの栄養バランスを保ちながら、固形食品への移行をサポートすることができるでしょう。

赤ちゃんが一日に飲むミルクの量

月齢によって赤ちゃんが一日に飲むミルクの量は変わります。

新生児期

新生児期
新生児期の赤ちゃんは、生後日数×10mlを目安に徐々にミルクの量を増やしていきます。
1日のトータル量が70〜80mlになるようにしましょう。

生後半年ごろまで

生後半年ごろまで
生後半年ごろまでの赤ちゃんのミルクの量は、1回で160〜200mlほどです。
一日のトータル量は800〜1,200ml程度になります。
赤ちゃんの成長や体調に合わせて、ミルクの量を調節してあげましょう。

離乳食開始後

離乳食開始後
離乳食が始まると、徐々にミルクの量が減っていきます。
始めのうちは、離乳食とミルクを一緒に摂ることが一般的です。
しかし、離乳食があまり進まない子や食べない子は、ミルクを足して飲ませるといいでしょう。
離乳食の量や成長に合わせて柔軟に対応してください。

用途別に使うと便利!粉ミルクのタイプ

粉ミルクには主に、3つのタイプがあります。
  • 缶タイプ
  • 詰替え用タイプ
  • キューブタイプ
用途別に使い分けると便利でしょう。

缶タイプ

缶タイプ
缶タイプの粉ミルクは、密閉された缶に入っています。
大容量で入っているので、毎日ミルクを作る家庭には缶タイプがおすすめです。
缶のフタはしっかりと密閉されているため、湿気や空気の侵入を防ぎ、粉ミルクの品質を維持します。

詰替え用タイプ


詰替え用タイプの粉ミルクは、詰替えた後はコンパクトに折りたたんで捨てることができます。
缶のようにゴミがかさばらないので便利です。

キューブタイプ

キューブタイプ
キューブタイプの粉ミルクは、一回分が個別に包装されています。
そのため、使いたい分だけ取り出して調乳することができ、衛生的。
また、個別に包装されているため持ち運びがしやすく、旅行や外出時に便利です。

調乳の必要がない液体ミルクはすぐに飲ませられるので外出時や災害時に便利


液体ミルクは、調乳の必要がありません。
哺乳瓶の乳首を取り付けるだけで簡単に飲ませることができます。
常温で飲ませることができるため、赤ちゃんが急にお腹を空かせた時や、外出先でのミルクの準備が難しい場合に便利です。
災害時に水道が止まったり電気が止まったりした場合でも、液体ミルクは調乳の必要がないので、すぐに赤ちゃんに与えることができます。
そのため、非常時の備えとして家庭に備えておくと安心です。
ただし、液体ミルクは粉ミルクに比べて値段が高いので、コストがかかるのがデメリットと言えるでしょう。

粉ミルクの賞味期限ってあるの?開封後はどのぐらいもつ?

粉ミルクの賞味期限ってあるの?開封後はどのぐらいもつ?
粉ミルクには賞味期限があるので注意しましょう。
一般的に、未開封の粉ミルクの賞味期限は製造日から数ヶ月から数年間です。
しかし、製品やメーカーによって異なるので使う時にはしっかり確認しましょう。
賞味期限はパッケージに記載されています。
また、一度開封した粉ミルクは空気や湿気と接触することで品質が劣化しやすくなるので早めに使い切りましょう。
製品によって異なりますが、開封後は一般的に1ヶ月ほどで使い切ることが推奨されています。
保存する時は、涼しい場所で保管することがおすすめです。

メーカーによって値段や味がちがう!粉ミルクを選ぶ時のポイント

粉ミルクを選ぶ時のポイントは以下のとおりです。
  • 値段を比較して選ぶ
  • 粉が溶けやすくダマになりにくいか
  • 赤ちゃんの好きな味で選ぶ

値段を比較して選ぶ

値段を比較して選ぶ
粉ミルクは、メーカーによって価格差があります。
毎日粉ミルクを作っていると、コストもかかるので経済的にも配慮が必要です。
家庭の予算に合わせて選ぶのもいいでしょう。

粉が溶けやすくダマになりにくいか

粉が溶けやすくダマになりにくいか
ミルクを作る時に、粉がさっと溶けるとスムーズに作りやすいので便利です。
溶けにくい粉はダマになりやすいので、赤ちゃんが飲む時に不快に感じるかもしれません。
粉ミルクはさっと溶けてダマになりにくいものを選ぶことがおすすめです。

赤ちゃんの好きな味で選ぶ

赤ちゃんの好きな味で選ぶ
赤ちゃんが好きな味の粉ミルクを選ぶことも大切です。
粉ミルクは、それぞれ香りや風味が異なるので、赤ちゃんが受け入れやすい味を選ぶと飲みやすくなるでしょう。

おすすめの粉ミルク人気ランキング8選

粉ミルクは、メーカーによって味や値段が違います。
以下で、おすすめの粉ミルクランキング8選を厳選しました。
選ぶ時の参考にしてみてくださいね。
それでは、見ていきましょう。
商品 画像 shop ポイント 価格 商品数 内容
マツモトキヨシ 雪印メグミルク ぴゅあ 820g Amazon ベビシア 楽天市場 さっと溶けて甘すぎない自然の甘さが魅力。 1,995円 820g 0歳~1歳まで
ドラッグキリン 和光堂 レーベンスミルク はいはい 800g×1個 Amazon ベビシア 楽天市場 DHAやアラキドン酸、ガラクトオリゴ糖・ビタミン・ミネラルなどを配合。 2,698円 800g 0ヶ月から
キリン堂通販SHOP 森永 はぐくみ エコらくパック つめかえ用 800g(400g×2袋) Amazon ベビシア 楽天市場 たんぱく質ラクトフェリン配合。エコらくパックで捨てやすい。 2,354円 400g×2袋 0歳~1歳頃
サンドラッグe-shop ほほえみ らくらくキューブ 27g×48袋入り Amazon ベビシア 楽天市場 キューブタイプなのでスプーンいらず。外出時の持ち運びにも便利。 5,979円 27g×48袋 0歳~1歳頃
アイクレオ バランスミルク 320g Amazon ベビシア 楽天市場 母乳に近いあっさりとした甘さを実現。
ヌクレオチオを母乳に近い量で配合。
1,404円 320g 0歳から
雪印ビーンスターク すこやかM1 小缶 300g Amazon ベビシア 楽天市場 オステオポンチンを配合。甘すぎないので、混合育児でも飲みやすい。 1,140円 300g 0歳~1歳
森永 E赤ちゃん 大缶 800g Amazon ベビシア 楽天市場 消化しやすいのが特徴。母乳に近い量のたんぱく質をペプチドとして配合。 3,607円 800g 0歳~1歳頃まで
Bubs オーガニック粉ミルク ステップ1 大缶 800g 1缶 Amazon ベビシア 楽天市場 遺伝子組み換えではないオーガニック粉ミルク。便秘の悩みも解消してくれる。 6,699円 800g 0ヶ月~6ヶ月

1.マツモトキヨシ 雪印メグミルク ぴゅあ 820g

  • ポイント:母乳をお手本にして、たんぱく質や脂肪などの量と質を調整しています。
    また、母乳に含まれている乳児の発育に大切なDHAやオリゴ糖、シアル酸などの様々な成分も配合。
    さっと溶けて甘すぎない自然の甘さが魅力です。
  • 価格:1,995円(税込)
  • 内容量:820g
  • 対象年齢:0歳~1歳まで

2.ドラッグキリン 和光堂 レーベンスミルク はいはい 800g×1個

  • ポイント:赤ちゃんのことを考えて母乳に近づけたミルクです。
    新生児期の発育に大切なDHAやアラキドン酸、母乳に含まれるガラクトオリゴ糖・ビタミン・ミネラルをバランスよく配合。
    また、母乳に近いたんぱく質バランスに調整し、母乳に含まれないβ―ラクトグロブリンを低減して赤ちゃんの負担に配慮しています。
  • 価格:2,698円(税込
  • 内容量:800g
  • 対象年齢:0ヶ月から

3.キリン堂通販SHOP 森永 はぐくみ エコらくパック つめかえ用 800g(400g×2袋)

  • ポイント:初乳(母乳)に多く含まれているたんぱく質『ラクトフェリン』を配合
    栄養成分の量とバランスを母乳に近づけたミルクです。
    エコらくパックなので、つめかえた後はコンパクトに折りたたんで捨てることができます。
  • 価格:2,354円(税込)
  • 内容量:400g×2袋
  • 対象年齢:0歳~1歳頃

4.サンドラッグe-shop ほほえみ らくらくキューブ 27g×48袋入り

  • ポイント:明治 ほほえみの粉ミルクをやさしく固めたキューブタイプの乳幼児用粉ミルクです。
    キューブタイプなのでスプーンいらず。
    すりきりの手間がないので、こぼれたり飛び散ったりしません。
    外出時の持ち運びにも便利です。
  • 価格:5,979円(税込)
  • 内容量:27g×48袋
  • 対象年齢:0歳~1歳頃

5.アイクレオ バランスミルク 320g

  • ポイント:母乳と同じぐらいの乳糖を配合
    母乳に近いあっさりとした甘さを実現しました。
    また、赤ちゃんの成長に必要なヌクレオチオを母乳に近い量で配合しています。
  • 価格:1,404円(税込)
  • 内容量:320g
  • 対象年齢:0歳から

6.雪印ビーンスターク すこやかM1 小缶 300g

  • ポイント:母乳成分であるシアル酸や母乳オリゴ糖などを配合
    全国母乳調査からの最新の研究成果を生かして、日本で初めて育児用粉ミルクにオステオポンチンを配合しました。
    甘すぎないので、混合育児でも飲みやすいのが魅力です。
  • 価格:1,140円(税込)
  • 内容量:300g
  • 対象年齢:0歳~1歳

7.森永E赤ちゃん 大缶 800g

  • ポイント:牛乳たんぱく質を細かく分解して消化しやすいのが特徴です。
    また、母乳に近い量のたんぱく質をペプチドとして配合。
    栄養バランスを母乳に近づけています。
  • 価格:3,607円(税込)
  • 内容量:800g
  • 対象年齢:0歳~1歳頃まで

8.Bubs オーガニック粉ミルク ステップ1 大缶 800g 1缶

  • ポイント:遺伝子組み換えではない母乳に近いオーガニック粉ミルクです。
    赤ちゃんのことを徹底的に考え、有害な物を一切排除しています。
    また、母乳に近い色・味・においが特徴。
    消化・吸収に優れているので、便秘の悩みを解消してくれます。
  • 価格:6,699円(税込)
  • 内容量:800g
  • 対象年齢:0ヶ月~6ヶ月

粉ミルクを作る時に必要なものと作り方

粉ミルクを作る時に必要なものと作り方
粉ミルクを作る時には、以下のものを準備しましょう。
  • 粉ミルク
  • 哺乳瓶
  • 70℃以上のお湯
一般的な粉ミルクの作り方は以下のとおりです。
  1. 哺乳瓶に粉ミルクの量を計量します。
    粉ミルクの量は、製品の指示に従って適切に計量してください。
  2. 70℃以上のお湯を哺乳瓶に注ぎます。
    お湯の量は、粉ミルクの量に合わせて適切に量ってください。
  3. 哺乳瓶のふたをしっかりと閉め、粉ミルクとお湯が混ざるようにしっかりと振ります。
    ダマができないように十分に混ぜてください。
  4. 調乳が完了したら、流水でミルクを人肌程度に冷ましましょう。
    ミルクを数滴手首の内側に垂らして熱くなければ完成です。

赤ちゃんが粉ミルクを飲まない理由は?原因を考えてみよう

赤ちゃんが粉ミルクを飲まない時は、以下のことが原因かもしれません。
  • 飲みにくい温度
  • 好みの味じゃない
  • 哺乳瓶の乳首が合わない

飲みにくい温度

飲みにくい温度
粉ミルクの温度が高すぎたり低すぎたりすると、赤ちゃんが拒否することがあります。
温度が高すぎると口の中をやけどする恐れもあるので、適切な温度に冷ましましょう。

好みの味じゃない

好みの味じゃない
粉ミルクの味は、メーカーによって違います。
赤ちゃんにも味の好みがあるので、不快に感じると飲まないことも。
そのため、赤ちゃんの好みに合わせたブランドや味の粉ミルクを選ぶことが大切です。

哺乳瓶の乳首が合わない

哺乳瓶の乳首が合わない
赤ちゃんが使っている哺乳瓶の乳首が合っていないと、粉ミルクを飲むことを嫌がることがあります。
もし赤ちゃんが粉ミルクを飲まない場合は、乳首の大きさや形を変えてみるのもいいでしょう。
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まとめ

粉ミルクは、育児中のママの負担を軽減させる便利なアイテムです。
ママ以外の人が手軽に授乳できるので、育児の手助けになるでしょう。
メーカーによって値段や味も違うので、比較して選んでみてください。
赤ちゃんの好みやニーズも考えて選ぶことがおすすめです。 粉ミルクを活用して、快適な育児ライフを楽しんでくださいね。