今回はベビー布団とともに使うカバー・シーツの選び方やおすすめ品の紹介です。出産準備の際にぜひお役立てください。
赤ちゃんには専用のベビー布団を用意してあげよう
1日のほとんどをねんね状態で過ごす新生児期には、赤ちゃん専用のベビー布団が必要になります。できるだけ良い“ねんね環境”を整えてあげることが、子育ての第一歩となると言っても過言ではありません。
お子様ごとに個性はありますが、新生児期の場合は1日20時間ほどを寝て過ごすことになります。生後3ヶ月ごろを迎える頃にも、お昼寝タイムなどを含めると1日に15時間ほどは寝ていることになるでしょう。
赤ちゃん用のベビー布団やベビーベッドがあれば、大人と同じ生活リズムでなくとも赤ちゃんのねんねスペースを簡単に確保してあげることができます。また赤ちゃん用に作られたベビー布団は大人用と違い硬さがちょうど良く設計されているため、布団による窒息などのリスクを減らし、スムーズな成長を促してあげることができます。
ベビー布団は産院から退院したらすぐに使うことになるので、できるだけ出産準備の段階で用意しておくようにしましょう。なおベビー布団は大人布団とはサイズが異なるので、専用のシーツやカバーも必ず合わせて準備することを忘れないようにしましょう。
ベビー布団用に準備しておくべきカバー・シーツの種類は?
ベビー布団とともに用意しておくべきカバーやシーツ類は複数あります。「掛け布団カバー」「敷き布団カバー」「枕カバー」の基本セットのほか、「キルトパッド」「防水シーツ」なども準備しておくと便利です。1.掛け布団カバー
掛け布団カバーは、掛け布団に装着するのに使います。赤ちゃん用の掛け布団は窒息を防ぐため分厚すぎない・重すぎないものが基本なので、カバーも軽量な素材を選んであげるようにしましょう。
赤ちゃんは汗っかきなので、掛け布団カバーの素材は綿やダブルガーゼなどの通気性・吸湿性に優れたものがおすすめです。またよだれや吐き戻しなどで汚れることも多いので、簡単に洗えるかどうかも必ずチェックしておくようにしましょう。
なお夏の場合は、バスタオルやガーゼケットなどを掛け布団の代わりにすることもできます。お住まいの環境や季節に合わせて必要であるかどうかを考えてみてください。
2.敷き布団カバー
敷き布団カバーは、敷き布団に使えるカバーのことです。ベーシックな布のみのシーツのほか、ファスナー付きのタイプやゴム付きのタイプもあります。
敷き布団カバーは汗をかいて汚れるだけでなく、お漏らしなどで汚れる可能性もあるので交換がしやすいものの方がおすすめです。必要に合わせて2枚以上用意しておくのも良いでしょう。
敷き布団カバーは掛け布団カバーとセットの柄になっている商品もあるので、ぜひ好きな柄をチョイスしてみてください。素材は掛け布団カバーと同じく、肌に優しく洗える素材がおすすめです。
3.枕カバー
布団セットの中には枕カバーが含まれていることもあります。新生児用の枕は薄くサイズも小さいので、枕カバーも小さいサイズになります。
ただし新生児のうちは、すぐに枕を使う必要もありません。むしろ枕は窒息のリスクなどがあるので、無理やり使わない方が良いとも言われています。そのため枕カバーも、無理に用意する必要はありません。吐き戻しなどで汚れが気になる場合は、フェイスタオルなどを枕サイズに折りたたんで敷いておくのが良いでしょう。
一方で絶壁防止のドーナツ型枕など、新生児向けに作られているものもあります。赤ちゃんの様子を見ながら必要であれば用意してあげるようにしましょう。
4.キルトパッド
敷き布団とシーツの間には、キルトパッドを挟むのがおすすめです。キルト素材のパッドは吸水性に優れているので、汗や吐き戻しなどをうまく吸い取ってくれる効果があります。
中には接触冷感など、快適に過ごせる素材のものもあるので季節に合わせて使用してみましょう。ゴムで留められるタイプのキルトパッドなら、布団からずれにくいので寝返りが増えてきてからも安心です。
5.防水シーツ
キルトパッドの下には防水シーツを敷いておくとより安心です。防水シーツは名前の通り防水性があるので、お漏らしなどの対策に役立ちます。中にはキルトパッドと防水シーツが組み合わさったような機能性のシーツもあります。
ただし防水機能があることで、洗濯後に乾きにくい、アイロンができないという側面もあります。汚れた後にすぐに洗濯しても乾かないこともあるので、複数枚を用意しておくのがおすすめです。
ベビー用布団のサイズに合わせてシーツの大きさも決めよう
ベビー用布団には大きく分けて2つのサイズがあります。標準サイズとミニサイズがあるので、シーツを選ぶ際は間違えのないようにしましょう。
敷き布団の標準サイズは120×70cmで、市販されているほとんどのベビー用布団のサイズがこちらになります。商品が多いため、ベビーベッドのフレームや布団カバーの柄を豊富なデザインから選ぶことができます。標準サイズのベビー布団は新生児期〜2歳ごろまで使うことができます。
一方でミニサイズの場合は90×60cmになります。ミニサイズのベッドフレームには標準サイズの布団は収まらないので、フレームがミニの場合は布団やカバーも必ずミニサイズを選ぶことを忘れないようにしましょう。ミニサイズは小さいぶん使用期間が限られますが、住宅事情でスペースをコンパクトに抑えたい場合や里帰り出産で使用期間が短い際に役立つでしょう。
なお掛け布団のサイズは、敷き布団のサイズに合わせて決まることが多いです。例えば標準サイズの場合、掛け布団は95×120cm程度の大きさになります。
一方でミニサイズの場合の掛け布団は75×95cm程度の大きさになるので覚えておきましょう。なおお昼寝用のケットなど、これ以外のサイズを選ぶ際はシーツのサイズにも気をつけておきたいところです。
ベビー布団と合わせて買いたいおしゃれカバー・シーツ10選
商品 | 画像 | shop | ポイント | 価格 | タイプ | 素材 | ||
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PLUSiiNE おねしょシーツ |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 横幅が広く、敷き布団のサイドまでカバーできるおねしょシーツ。表地がパイル地で柔らかい、そのまま使ってもOK。 | 2,100円 | 防水シーツ | 綿、TPU防水生地 | |
COCOLOOQ 防水フラットシーツ |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 薄手・フラットでゴワゴワしにくく使い勝手に優れた防水シーツ。ゴム付きでずれにくい工夫も。3サイズ展開。 | 1,080円 | 防水シーツ | 竹繊維、TPU防水生地 | |
赤ちゃんの城 ピッタシーツ プチサイズ |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | ミニサイズのベビー布団に対応できる敷き布団カバー。ゴム仕様で被せるだけで着脱可能。 | 2,750円 | 敷き布団カバー | 綿 | |
ココデシカ ミニサイズ トリプルフィットシーツ |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 敷き布団カバー(フィットシーツ)に防水シーツ・キルトパッドの機能も兼ね備えている便利アイテム。 | 2,790円 | 敷き布団カバー | 綿、ポリエステル、ポリウレタンフィルムラミネート加工 | |
ベビー寝具専門店undoudou 接触冷感防水シーツ |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 夏時期や暑がりな赤ちゃんにおすすめの接触冷感機能つき。キュートなディズニー柄で全5種類。 | 1,690円〜 | 敷き布団カバー | ナイロン、ポリウレタンラミネート加工 | |
スリーププラス お昼寝布団カバー |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 高密度生地でダニの侵入を防ぐ掛け布団カバー。サイズの展開が豊富なので、さまざまなお昼寝布団に対応できる。 | 2,280円 | 掛け布団カバー | ポリエステル、綿 | |
ベビーのおふとん工場ベビスリ オーガニックコットン掛け布団カバー |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 肌に優しいオーガニックコットンのガーゼを使用。使えば使うほど馴染む素材で、柔らかい。オールシーズン使用可。 | 2,970円 | 掛け布団カバー | オーガニックコットン | |
こだわり安眠館 忙しいママの時短セット |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 布団とカバーが5点セットになったアイテムで、敷き布団カバーは1枚で3役対応。カバーは着脱しやすくお洗濯も楽々。 | 10,800円 | 5点セット | 綿など | |
ベビーのお店ミュッケポッケ 布団カバー2点セット |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 敷き布団・掛け布団のカバーが2枚セットになったアイテム。洗い替え用にもおすすめ。洗濯機での丸洗いも可能。 | 5,940円 | 2点セット | オーガニックコットン | |
6歳までの寝具図鑑 こどものふとん |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 和晒し製法で丁寧に作られた、柔らか素材の掛け布団カバー。シンプルな無地のカバーをお探しの方にもおすすめ。 | 2,750円 | 掛け布団カバー | 綿 |
1位:PLUSiiNE おねしょシーツ
- タイプ:防水シーツ
- 素材:綿、TPU防水生地
- サイズ:80×120cm
- 価格:2,100円(税込)
表地は綿100%のパイル地なので、肌触りが優しく生まれたての赤ちゃんにも安心です。80×120cmと通常のベビー布団に比べ横幅が大きめの作りになっているので、布団のサイドまですっぽりとカバーすることができます。
2位:COCOLOOQ 防水フラットシーツ
- タイプ:防水シーツ
- 素材:竹繊維、TPU防水生地
- サイズ:70×120cm/100×140cm/100×200cm
- 価格:1,080円(税込)
四隅にゴムが付いているのでマットレスや厚手の布団にもしっかりと固定することができます。3サイズ展開で、赤ちゃん用のベビーベッドのほか、大人用の布団にも合うサイズがあります。
3位:赤ちゃんの城 ピッタシーツ プチサイズ
- タイプ:敷き布団カバー
- 素材:綿100%
- サイズ:60×90cm
- 価格:2,750円(税込)
ゴム付きで被せるだけなので、汚れてしまっても簡単にシーツ交換ができます。洗濯も容易で使い勝手に優れています。お揃いの掛け布団カバーや枕カバーもあるので揃えておくとより一層可愛らしさがUPします。
4位:ココデシカ ミニサイズ トリプルフィットシーツ
- タイプ:敷き布団カバー
- 素材:綿、ポリエステル、ポリウレタンフィルムラミネート加工
- サイズ:60×90cm
- 価格:2,790円(税込)
ゴム入りで着脱しやすく、ずれにくい設計になっています。汚れてもシーツだけを洗えばいいので時短にも繋がります。
5位:ベビー寝具専門店undoudou 接触冷感防水シーツ
- タイプ:敷き布団カバー
- 素材:ナイロン、ポリウレタンラミネート加工
- サイズ:70×120cm
- 価格:1,690円〜(税込)
可愛らしいディズニー柄で、全部で5つのデザインがあります。多くの機能を備えながらも、薄手でゴワゴワしにくいのがポイントです。
6位:スリーププラス お昼寝布団カバー
- タイプ:掛け布団カバー
- 素材:ポリエステル、綿
- サイズ:70×120cm〜95×125cm
- 価格:2,280円(税込)
高密度生地を使った商品で、アレルギー対応でありながら薬剤は不使用です。肌触りもシルクのように滑らかで快適です。
7位:ベビーのおふとん工場ベビスリ オーガニックコットン掛け布団カバー
- タイプ:掛け布団カバー
- 素材:オーガニックコットン
- サイズ:102×128cm
- 価格:2,970円(税込)
使うほど柔らかくなり、馴染んでいくのが魅力です。乾きやすい素材なので洗濯も楽ちんです。
8位:こだわり安眠館 忙しいママの時短セット
- タイプ:5点セット
- 素材:綿など
- サイズ:60×90cm
- 価格:10,800円(税込)
敷き布団用のシーツは防水機能などを兼ね備えた1枚3役で、着脱しやすい形状になっているため汚れてもスムーズに交換ができます。必要なものだけが全て揃っているので、出産準備にぴったりです。
9位:ベビーのお店ミュッケポッケ 布団カバー2点セット
- タイプ:2点セット
- 素材:オーガニックコットン
- サイズ:70×120cm(掛け布団カバーは102×128cm)
- 価格:5,940円(税込)
肌に優しい生地で通年使用可能、洗濯機での丸洗いもOKです。一般的なベビー布団のサイズなので、さまざまな商品に対応することが可能です。
10位:6歳までの寝具図鑑 こどものふとん
- タイプ:掛け布団カバー
- 素材:綿
- サイズ:105×130cm
- 価格:2,750円(税込)
吸水速乾で通気性も高く、汗っかきな赤ちゃんにもぴったりです。シンプルな無地でお部屋のインテリアも邪魔しにくいです。
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まとめ
ベビー用の掛け布団・敷き布団カバーは、肌に優しい綿素材がおすすめです。オーガニックコットン製や防水機能付きなどこだわりの品を選んで、ねんねタイムを快適に過ごせるような環境を整えてあげましょう。掛け布団や敷き布団のカバー・シーツはセット品もあるので、合わせて揃えておくのも良いでしょう。また洗い替え用に複数枚準備しておくのもおすすめです。