この時期には、どのようなおもちゃを与えてあげるのが良いのでしょうか。また、よちよち歩きを始めた今だからこそ、気を付けるべきポイントがあります。
今回は赤ちゃんの「よちよち歩き」について、気になることを詳しく解説していきます。
とってもかわいいよちよち歩き!いつからいつまで?
ハイハイ・つかまり立ち・伝い歩きを経て、赤ちゃんはいよいよ1人で歩けるようになります。歩き始めたばかりのよちよちとした足取りは、この頃にしか見られないとってもかわいい瞬間です。
よちよち歩きをする時期は生後12ヶ月前後とされていますが、個人差が大きく一概には言えません。8~9ヶ月頃から歩き始める子もいれば、1歳半を過ぎてようやく歩けるようになるという子もいます。転びそうになったときとっさに両手が前に出る「パラシュート反射」が見られると、歩き始めのサインです。
不安定で転びやすいよちよち歩きは、半年~1年間程続きます。歩き始めた時期によって異なりますが、だいたい2歳頃まではよちよち歩きをすると思ってよいでしょう。2歳を過ぎると転ぶ回数がグッと減り、走ったりジャンプしたりすることができるようになります。
長いようで短い赤ちゃんのよちよち歩き期間。写真やビデオをたくさん撮っておくのがおすすめです。数年後に見返したとき、子どもの成長具合に感動しますよ。よちよち歩きは公園デビューにピッタリのタイミング
歩けるようになったばかりでは、まだ公園を楽しめないと思ってはいませんか?実はよちよち歩きは、公園デビューにピッタリのタイミングなのです。
公園には子どもの好奇心を刺激するものがたくさんあります。興味を持ったものに近付いたり追いかけたりすることで、自然と歩く練習をすることができます。
また、公園の地面は凸凹していたり、小石があったりしますよね。他にも砂場や芝生広場など歩きにくい場所が豊富にあり、足の動かし方やバランスの取り方を学ぶことが可能です。家の床だけでは得られない刺激を、赤ちゃんの足に与えてあげましょう。
転ぶのも練習!よちよち歩きを始めたら気を付けたい2つのポイント
赤ちゃんがよちよち歩きを始めると、行動範囲が一気に広がります。これまで届かなかった場所にも手が届くようになるため、思いがけない事故を起こしてしまうかもしれません。
とはいえ、常にママやパパがつきっきりで見るわけにもいきませんよね。
赤ちゃんがよちよち歩きを始めた際に気を付けたい2つのポイントについて、解説していきます。
家の中の安全対策を取ろう
好奇心旺盛な歩き始めの赤ちゃんにとって、家の中は危険がいっぱいです。大人にとっては何でもないことでも、ケガや事故に繋がる可能性があります。
- テーブルの上の薬や電池を誤飲する
- 転んでテレビボードや机の角に頭をぶつける
- 水の張った浴槽へ転落して溺れる
- 熱い飲み物を触ってやけどする
- 1人でベランダへ出て転落
テレビボードや机の角にはクッション材をつける
ハイハイのときは頭より上にあった家具も、立ち上がると見下ろす形になります。不安定なよちよち歩きでは、転んだ際に家具の角で頭をぶつけてしまう恐れがあります。
特に、高さの低いテレビボードやローテーブルは、小さい子どもだからこそぶつかりやすいものです。角にはクッション材をつけて、転倒によるケガを防ぎましょう。
机の上のものは高い場所に移動
座った状態では届かなかった机の上は、よちよち歩きの赤ちゃんにとって興味を惹かれる場所です。「まだ届かないだろう」と熱い飲み物が入ったコップやハサミを置いておくと、知らない間に手に取りケガをしてしまうかもしれません。
また、薬や電池などの小さなものは特に注意が必要です。赤ちゃんの口の大きさは約4cmで、トイレットペーパーの芯に入る大きさのものは何でも誤飲してしまう可能性があります。
机の上には極力何も置かず、赤ちゃんが絶対に届かない高い場所へ移動させましょう。
お風呂のお湯は抜いておく
子どもは水に触るのが大好きです。お風呂場まで1人で歩いていき、浴槽に転落してしまうという事故が頻繁に起きています。
赤ちゃんや小さな子どもは、たった数センチの水深でも溺れてしまうものです。子どもが小さいうちはお風呂のお湯を残さず、使った後はすぐ流すようにしましょう。
ママやパパはグッと見守って
バランスを崩して尻もちをついたり、何もないところで転んだり、赤ちゃんのよちよち歩きは不安定で心配になりますよね。つい手を貸してあげたくなってしまいますが、ママやパパはグッと我慢することが大切です。
よちよち歩きを始めた赤ちゃんは、歩きながら少しずつバランスの取り方や安全な転び方を身に着けていきます。時にはケガをしてしまうこともあるかもしれませんが、多少のアザやすり傷は赤ちゃんにとって必要な経験です。成長してから大きなケガをしないためにも、じっと見守ってあげましょう。
心配な場合は家の中の安全対策をしたり、芝生広場やウレタン塗装の公園に連れていってあげたりしてください。転んでも平気な環境であれば、思う存分よちよち歩きをさせてあげられますよ。
よちよち歩きをする1歳・2歳の子どもにピッタリなおもちゃとは
よちよち歩きを始めた1歳・2歳の子には、筋力やバランス感覚を鍛えながら楽しめるおもちゃがピッタリです。おもちゃを使って歩くことで、自然と歩き方を上達させることができます。ギミックが豊富な手押し車は飽きずに長く使える
手押し車とは、赤ちゃんの歩行練習をサポートしてくれるおもちゃです。カタカタやベビーウォーカーとも呼ばれ、押しながら歩くことでバランス感覚や足の筋肉を鍛えることができます。
車型の乗れるタイプのものやギミックが豊富に付いているものだと、よちよち歩きを卒業してからも長く使い続けることができますよ。
ハイハイ期からもおすすめのプルトイ
プルトイは先端に紐が付いており、赤ちゃんが引っ張ることでさまざまな動き方をするおもちゃです。
動き自体が面白いので、おすわりやハイハイ期の赤ちゃんでも楽しめるのがメリット。「紐を引っ張ると動く」という関連性を学ぶこともできるため、体だけでなく脳の発達にも役立ちます。
室内用ジャングルジムなら全身を鍛えられる
ジャングルジムは全身を使いながら遊ぶため、筋力やバランス感覚のほか、柔軟性や判断力・創造力などさまざまな力を鍛えることができます。小さめの室内用ジャングルジムなら、よちよち歩きをする1歳・2歳の子どもでも楽しむことが可能です。
滑り台やブランコが付いているものもあり、雨の日でも思いっきり体を動かすことができますよ。歩き始めたばかりの赤ちゃんは体を動かすことが大好きなので、室内用ジャングルジムは非常に人気の高いおもちゃです。
歩くのが楽しくなる!よちよち歩きの子どもにおすすめの育児グッズ8選
商品 | 画像 | shop | ポイント | 価格 | 対象年齢 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
PLUSiiNE sebra 木製手押し車 |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | インテリアとしてもピッタリなかわいい木製の手押し車。安全性や床を傷つけにくいタイヤなど配慮の行き届いた設計 | 9,900円 | 10ヶ月~3歳 | |
COCOLOOQ ベビーヘッドガード |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | よちよち歩きで転んでも安心のベビーヘッドガード。リュック型のかわいいデザインで大人気 | 1,480円 | 6ヶ月~24ヶ月 | |
1st-KAGU Babyfeet トレーニングベビーシューズ |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 生体力学研究に基づいて設計された大人気のトレーニングベビーシューズ。屋内でも使え洗濯機で丸洗いも可能 | 2,750円 | 6ヶ月~24ヶ月 | |
木のおもちゃコモック PLANTOYS ダンシングアリゲーター |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 動かすとコミカルに動くかわいいペットのようなワニのおもちゃ。よちよち歩きを卒業しても長く遊べる | 3,960円 | 1歳~ | |
FunFanSHOP LIFEST ふわっとガード |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 家具の角に貼って赤ちゃんを守るコーナーガードの6mセット。クッション性が高く好きな長さにカットして使える | 2,500円 | - | |
KISSBABY おしぐるまひよこ |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 3匹のひよこがカタカタと動くかわいい木製の手押し車。折りたためばコンパクトに収納が可能 | 4,480円 | 1歳~ | |
バリュープライス BabyGoo ベビーヘルメット |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | よちよち歩きで転んでも大丈夫な極厚のベビーヘルメット。サイズ調整が可能なので赤ちゃんにしっかりとフィット | 1,380円 | - | |
ネビオ プレミアムおりたたみロングスロープキッズパーク |
Amazon | ベビシア | 楽天市場 | 子供の運動能力向上に役立つ室内用ジャングルジム。4つの遊び方ができ成長に合わせて2段階の調整が可能 | 24,979円 | 2~5歳 |
1.PLUSiiNE sebra 木製手押し車
- 対象年齢:10ヶ月~3歳
- サイズ:高さ約45cm×幅約42cm×奥行約28cm
- 価格:9,900円
プラスチック製のタイヤは安定感があり、倒れたり床を傷つけたりする心配がありません。
2.COCOLOOQ ベビーヘッドガード
- 対象年齢:6ヶ月~24ヶ月
- サイズ:高さ約30~35cm×幅約19~20cm
- 価格:1,480円
背面には極厚のクッションが付いており、万が一転んだ際も安心。背中や頭をぶつけることなく、ふんわりガードしてくれます。
子どもらしいキュートなアニマルモチーフは、出産祝いにもおすすめです。
3.1st-KAGU Babyfeet トレーニングベビーシューズ
- 対象年齢:6ヶ月~24ヶ月
- サイズ:11.5cm/12.5cm
- 価格:2,750円
生体力学研究に基づいた設計で、よちよち歩きの足にしっかりフィットします。上部は布製になっており、靴下感覚で楽に履くことができますよ。
屋内・屋外兼用で、洗濯機で洗えるのも嬉しいポイントです。
4.木のおもちゃコモック PLANTOYS ダンシングアリゲーター
- 対象年齢:1歳~
- 価格:3,960円
先端の紐を引っ張ることで、カタカタ音を鳴らしながらユニークに動きますよ。シンプルで素朴な造りですが、赤ちゃんは夢中になってお散歩することでしょう。
5.FunFanSHOP LIFEST ふわっとガード
- サイズ:100cm×8cm
- 価格:2,500円
テーブルやテレビボードなどのとがった角を、優しくしっかりカバーすることが可能です。
1mのシートが6つ入っているため、家中くまなく使用することができますよ。使いたい場所に合わせて、好きな長さにカットして自由に貼り付けましょう。
6.KISSBABY おしぐるまひよこ
- 対象年齢:1歳~
- サイズ:高さ37.5cm×幅30cm×奥行40cm
- 価格:4,480円
転倒防止ストッパーやバック防止機構が付いているため、赤ちゃんが倒れたり足を挟んだりする心配がありません。
クッションバンパーやゴム付きタイヤは、ぶつけても家や家具を傷付けない造りになっています。
7.バリュープライス BabyGoo ベビーヘルメット
- サイズ:頭囲42~50cm、深さ13cm
- 価格:1,380円
2.5cmの極厚クッションが、頭を全方位からカバー。従来型のベビーヘルメットと比較して、2倍以上の衝撃吸収性を持っています。
サイズ調整幅が広いため、長く使い続けられますよ。
8.ネビオ プレミアムおりたたみロングスロープキッズパーク
- 対象年齢:2~5歳
- サイズ:高さ102cm×幅151cm×奥行195~157cm
- 価格:24,979円
白を基調とした清潔感溢れるカラーリングで、部屋に置いても自然に馴染みます。
使わないときはコンパクトに折りたたむことができるため、収納する際も邪魔になりません。
2歳でもまだよちよち歩き… 子どもの発達は長い目で見守ろう
2歳を過ぎてもまだ歩きが不安定で、走ったりジャンプしたりできない…。子どもの発達が周りより遅れていると感じると、親としては不安になりますよね。実際に「子どもが2歳を過ぎてもよちよち歩きをしている」と心配しているママやパパは少なくありません。
一般的な発達段階の目安として、よちよち歩きをするのは1歳前後とされています。2歳になると走る・ジャンプする・片足立ちができるなど、より機敏に動けるように。物を落とさず運んだり、小さな段差をまたいだりすることも可能です。
とはいえ、2歳でよちよち歩きをしていても、必ず問題があるというわけではありません。子どもの発達は個人差が大きく、0歳代ですぐに歩き始める子もいれば、のんびりマイペースに進む子もいます。「できないからダメ」だと思わず、長い目でゆっくり見守ってあげてくださいね。 発達の遅れが気になる場合は、かかりつけの小児科で相談してみるのも一つの手です。専門家に相談することで、ママやパパの不安な気持ちを解消することができますよ。よちよち歩きは違う言い方もある?言い換えの言葉とは
「よちよち歩き」は、主に成長過程の赤ちゃんが頼りない足取りで歩くことを指しています。3~4歳の子がフラフラ歩いているのを「よちよち」と表現するのは、なんだか違う感じがしますよね。では、どのように言い換えればよいのでしょうか。
よちよちの言い換えとして多いのが、「ふらふら」や「ふらつきながら」です。頼りない足取りという点で言えば、「とぼとぼ」も似たような歩き方になると言えますね。
もう少し硬い表現をすると、「未熟な」「不慣れな」「おぼつかない」といった言い方になります。これらは赤ちゃんや子どもだけでなく、大人にも使うことが可能です。
より赤ちゃんに合わせた言い換えにするのなら、「あんよ」と言うのも良いでしょう。「あんよがじょうず♪」と褒めてあげると、赤ちゃんも喜んでくれますよ。
「よちよち歩き」は、相手の年齢やシーンに合わせた言い換え表現にして使用しましょう。ベビー・キッズ・ママグッズ用品はコチラ