新生児掛け布団は危険でいらない!夏冬OKおすすめのベビー布団

新生児掛け布団は危険でいらない!夏冬OKおすすめのベビー布団5選

生まれたばかりの新生児は、一日のほとんどを寝て過ごします。
そのため、赤ちゃんの睡眠環境を整えることはとても大切です。
赤ちゃんが快適に眠れるように、ベビー布団はしっかりと選びましょう。
さて、そんな新生児の赤ちゃんですが、寝るときに掛け布団は必要なのでしょうか?
この記事では、新生児の掛け布団の必要性について解説。
ベビー布団を選ぶときのポイントや注意点もまとめてみました。
赤ちゃんにおすすめのベビー布団5つも厳選して紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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乳幼児突然死症候群(SIDS)について

乳幼児突然死症候群(SIDS)について
乳幼児突然死症候群は、別名SIDS(Sudden Infant Death Syndrome)とも呼ばれています。
SIDSは、1歳未満の乳幼児が睡眠中に突然亡くなる症状のことです。
SIDSの発症リスクが高い時期は、生後0ヶ月~12ヶ月ごろ
特に生後2ヶ月~6ヶ月ごろが高いと言われています。
SIDSの原因はまだ完全に分かっていません。
しかし、いくつかの要因がSISDのリスクを高めているのではないかと考えられています。
  • お腹向き(うつ伏せ)寝
  • 乳幼児
  • 喫煙環境
  • 共同睡眠
これらがSISDのリスクを高める要因です。
月齢の低い赤ちゃんをうつ伏せや横向きで寝かせると、赤ちゃんが窒息してしまう可能性があります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ寝返りが打てません。
赤ちゃん自身で体勢を変えることが難しいので、うつ伏せや横向きだと窒息のリスクが高まるのです。
赤ちゃんの月齢が低いときは、赤ちゃんを仰向けで寝かせるようにしましょう。
また、赤ちゃんが喫煙者の周りで暮らしている場合、SIDSのリスクが高まることが示されています。
妊娠中や出産後はママ自身の喫煙を避けるとともに、周囲の人も喫煙は避けましょう。
妊娠中と赤ちゃんが成長中は、タバコの煙にさらされないようにすることが大切です。
さらに、赤ちゃんと親が同じベッドで寝る「共同睡眠」は、SIDSのリスクを増加させることがあります。
添い寝をしていると、睡眠中に赤ちゃんに覆いかぶさってしまったり、大人の布団で赤ちゃんが窒息してしまう危険性があるのです。
これらの危険を避けるために、月齢が低いときは違う布団やベッドで寝るようにしましょう。
赤ちゃんの専用のベビーベッドや寝床を用意することが推奨されています。
赤ちゃんの健康と安全な睡眠環境を確保するためには、適切な寝かせ方や睡眠環境を整えましょう。
必要な予防策を取ることで、SIDSのリスクを低減することができます。

新生児に掛け布団は必要?赤ちゃんの窒息を防ぐために注意するポイント

新生児に掛け布団は必要?赤ちゃんの窒息を防ぐために注意するポイント
基本的には、新生児には掛け布団は必要ありません
新生児の赤ちゃんは体温調整が苦手です。
体に熱がこもりやすく体温が上がりやすいので、掛け布団を使用すると赤ちゃんを温めすぎてしまう可能性があります。
また、掛け布団で赤ちゃんが窒息してしまうリスクもあるので注意が必要です。
赤ちゃんは、掛け布団が顔にかかってしまっても払いのける力がありません。
寝返りも打てず動きが少ないため、掛け布団が顔にかかっても払いのけられないのです。
そのまま気づかずにいると窒息してしまう危険性があるため、新生児のころは掛け布団を使わない方が安全と言われています。
月齢が低いときは掛け布団を使用せず、スリーパーを着せたり敷布団を温かくするなどの工夫をするといいでしょう。
新生児の睡眠中に窒息のリスクを最小限に抑えるためには、以下のポイントに注意して赤ちゃんの安全を確保することが大切です。

寝具の選び方

マットレスや枕は、硬いものを選びましょう。
柔らかすぎるものだと赤ちゃんの体が沈んでしまい、赤ちゃんが動きずらくなります。
赤ちゃんの顔が横になったりうつ伏せになったときに窒息してしまう危険性があるので、寝具は硬めのものがおすすめです。
枕は特に必要ありませんが、使用する場合は薄くて硬いものを選びます。

寝かせ方

寝かせ方
赤ちゃんを寝かせるときは、仰向けで寝かせることが大切です。
横向きやうつ伏せで寝かせると、赤ちゃんが寝具で埋まってしまい窒息の危険性が高まります。
また、赤ちゃんの顔が布団や寝具に埋まらないようにするため、仰向けで寝かせるのがいいでしょう。

周囲の寝具の配置に注意

周囲の寝具の配置に注意
赤ちゃんの寝る場所の周囲には、なるべく何も置かないようにすることが大切です。
クッションやぬいぐるみなどを置かないようにしましょう。
これらの物が赤ちゃんの顔を覆う可能性があります。
窒息の危険性があるので、赤ちゃんが寝る場所には何も置かないようにしましょう。

常に目の届く場所で寝かせる

常に目の届く場所で寝かせる
赤ちゃんを寝かせるときには、目の届く場所で寝かせるようにしましょう。
赤ちゃんは思いもよらない動きをするときがあります。
窒息や他の安全上のリスクを最小限に抑えるために、赤ちゃんの側に常にいることが大切です。

掛け布団の代わりになるアイテム

赤ちゃんの窒息のリスクを減らすためには、掛け布団を使用しない方がいいと書きました。
もし赤ちゃんが寝ているときに寒くないか心配の場合は、掛け布団の代わりになるアイテムを使うことがおすすめです。
掛け布団がなくても、赤ちゃんの睡眠環境を整えることができます。
以下で、掛け布団の代わりになるアイテムを紹介するので参考にしてみてくださいね。

スリーパーを活用する

スリーパーを活用する
スリーパーは、新生児のころから2歳ごろまで長く使えるアイテムです。
洋服のようにかぶり、赤ちゃんの全身を覆います
スリーパーは通気性のある素材で作られており、赤ちゃんの肌に優しいものが多いのが特徴です。
スリーパーは着る布団とも言われており、赤ちゃんを温かく包み込む効果があります。
肩部分から足元まで覆ってくれるため、赤ちゃんが動いてもめくれず、顔にかかる心配もありません。
掛け布団を使わずに寝かせることができるので、赤ちゃんが安全で快適に眠ることができます。
スリーパーは、掛け布団を使いたくない場合や、寝る環境をシンプルかつ安全にしたい場合に最適のアイテムです。

掛け布団の代わりに敷布団を温かくする

寒い季節には、敷布団を2枚重ねて使うことで、保温性を高めることが可能です。
敷布団同士が空気層を作り、体温を保ちやすくなります。
敷パッドやシーツなどを重ねて寒さ対策をしましょう。

赤ちゃんの睡眠時は服装と環境に気をつけよう

赤ちゃんが眠るときは、季節によって服装や環境に気をつけましょう。
夏は涼しく、冬は温かく過ごせるような工夫が必要です。
部屋の温度や湿度に気をつけ、赤ちゃんが快適に睡眠できるようにしましょう。

夏は肌着のみで大丈夫

夏は肌着のみで大丈夫

夏の赤ちゃんは、肌着のみで過ごせます。
赤ちゃんは大人より体温が少し高め。
そのため、部屋にいる時は肌着やロンパースなど1枚で過ごすといいでしょう。
汗もかきやすいので、吸水性があり通気性のいい肌着を着せることが大切です。
寒さが気になるときはスリーパーを活用するのもいいでしょう。

冬は厚着させすぎないようにする

冬は厚着させすぎないようにする
赤ちゃんが寝るときには、適切な服装を選ぶことが大切です。
冬は、赤ちゃんを温めすぎないように注意しましょう。
厚着しすぎると、赤ちゃんの体温が異常に上がってしまう可能性があるため危険です。
また、厚手すぎる服は赤ちゃんの体温調整の妨げになってしまうので注意。
赤ちゃんの体温がこもってしまわないように、厚手で通気性の悪いものは避けましょう。
重ね着で対応したり、通気性のいい暖かいパジャマを選ぶことが大切です。

室温を調整する

室温を調整する
赤ちゃんの寝室の温度は適切に調整することが大切です。
夏は25℃前後、冬は20℃から23℃ごろに調整しましょう。
クーラーや暖房を使用して室温を快適に保ち、赤ちゃんが過ごしやすいようにすることが大切です。

部屋の湿度も快適に

赤ちゃんが寝る時は、部屋の湿度にも気を配ることが大切です。
空気が乾燥していたりじめじめしていると、赤ちゃんは快適に眠ることができません。
加湿器や除湿器を使って部屋の湿度を快適に保ちましょう。
快適な湿度は40%から60%ほどと言われています。

基本のベビー布団の種類

赤ちゃんが快適に眠るためには、適切なベビー布団の種類を知ることが大切です。
快適で安全な睡眠環境を整えましょう。
基本的なベビー布団の種類は、主に以下のとおりです。
  • 枕&枕カバー
  • 敷布団&敷カバー
  • 防水シーツ
  • 汗とりパッド
  • 掛け布団&掛けカバー

枕&枕カバー

枕&枕カバー

新生児や乳幼児の場合、枕は必要ないことが多いですが、枕が必要な場合は薄くて硬いものを選びましょう。
枕カバーは定期的に洗濯して清潔な状態を保つことが大切です。

敷布団&敷カバー

敷布団&敷カバー
赤ちゃんの寝る場所に敷く敷布団は、薄くて硬いものが適しています。
敷布団カバーは洗濯がしやすく、赤ちゃんの寝環境を清潔に保つのに役立ちます。

防水シーツ

防水シーツ
防水シーツは、おむつの漏れや吐き戻しなどからマットレスや布団を守るためのアイテムです。
洗濯可能なものを選び、衛生的な睡眠環境を維持しまましょう。

汗とりパッド

汗とりパッド
汗とりパッドは、赤ちゃんが多量に汗をかくことがあるため、寝具を汗から保護する役割を果たします。
汗とりパッドはこまめに洗濯するようにましょう。

掛け布団&掛けカバー

掛け布団は赤ちゃんを軽く覆うためのものです。
掛け布団には、薄くて軽い素材を選びましょう。
また、掛けカバーは定期的に洗濯して清潔さを保つことが大切です。

ベビー布団を選ぶ時のポイント

ベビー布団を選ぶ時のポイント
赤ちゃんが快適に眠るために、ベビー布団を選ぶときにはいくつかのポイントがあります。
  • 枕や敷布団は薄くて硬いもの
  • 通気性・吸水性のあるもの
  • 肌触りがいいか
  • 洗濯できるか
適切な布団選びをして、赤ちゃんの快適さと安全性を確保しましょう。

枕や敷布団は薄くて硬いもの

枕や敷布団は薄くて硬いもの
赤ちゃんの首はまだ十分に発達していないため、薄くて硬い敷布団や枕がおすすめです。
柔らかい枕や敷布団だと、赤ちゃんの体が沈んで窒息する危険があります。
寝具が柔らかいと、寝返りしたときに元の体制に戻ることが難しくなるのです。
そのため、枕や敷布団は薄くて硬いものが適しています。
赤ちゃんの安全性を考慮して、枕と敷布団は薄さと固さに気をつけましょう。

通気性・吸水性のあるもの

ベビー布団を選ぶときは、通気性や吸水性のあるものがおすすめです。
赤ちゃんは体温調整が苦手
通気性・吸水性のあるものを選ぶことで赤ちゃんの汗を吸収し、体温が上がりすぎるのを防いでくれます
汗をかきやすい赤ちゃんには通気性・吸水性のあるベビー布団がピッタリです。
湿度と温度を適切に調整してくれるので、赤ちゃんが快適に睡眠できるでしょう。

肌触りがいいか

赤ちゃんの肌はとても敏感でデリケート。
肌荒れもしやすいので、肌に触れるものは優しい素材であるかが大切です。
ベビー布団を選ぶときは肌触りのよさも重視しましょう。

洗濯できるか

洗濯できるか
ベビー布団は、丸洗いできるものがおすすめです。
赤ちゃんは汗をかきやすく、吐き戻しなどもあります。
こまめに洗って清潔に保つ必要があるので、洗濯できるものを選びましょう。

赤ちゃんにおすすめのベビー布団5選

ベビー布団は基本的にセットで売られていることが多いです。
以下で、赤ちゃんにおすすめのベビー布団5選を厳選しました。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。

オーガニックベビー布団 7点セット

オーガニックコットンのダブルガーゼを使用
豊富なバリエーションは全部で9種類あります。
  • 価格:12,980円(税込)
  • セット内容:掛け布団、固綿敷布団、ヌード枕、掛けカバー、敷フィットシーツ、枕カバー、王冠枕

オーガニックコットンダブルガーゼベビー布団11点セット

届いたら洗わずすぐ使えるのが特徴。
オーガニックコットンを使用しているので肌触りもよく、赤ちゃんにも安心です。
敷布団以外は洗濯機で丸洗いできます
  • 価格:15,980円(税込)
  • セット内容:掛け布団カバー、掛け布団ヌード、枕カバー、枕ヌード、敷布団、Wガーゼ無添加フィットシーツ、キルトパット、防水シーツ、洗濯ネット

サンデシカ ベビー布団8点セット

サンデシカのベビー布団8点セットは全て日本製
また、洗濯機ですべて洗うことができます。
敷布団は通気性がよく蒸れにくいのが特徴。
また、体が沈みこまない適度な硬さになっています。
  • 価格:11,990円(税込)
  • セット内容:掛け布団、敷布団、掛け布団カバー、敷布団カバー、フィッティングシーツ、防水キルトパッドシーツ、枕カバー、枕

西川 ベビー布団6点セット

掛け布団は綿100%。
また、赤ちゃんの負担にならない軽さなのに厚みもふんわりしています。
掛け布団カバーは綿100%のガーゼ素材です。
  • 価格:17,991円(税込)
  • セット内容:掛け布団、固綿敷布団、ポリエステル枕、掛け布団カバー、敷布団シーツ、ピロケース

ふんわりパイルの優しい布団5点セット

固綿敷布団は、使い勝手のいい2つ折りタイプ
カバーが外せて中の綿まで洗えます。
フィッティングシートは裏面ゴムタイプなので着け外しも簡単です。
  • 価格:9,900円(税込)
  • セット内容:掛け布団カバー、掛け布団、敷布団、フィッティングシーツ、枕

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まとめ

新生児の赤ちゃんには、基本的に掛け布団は必要ありません
窒息の危険性もあるため、赤ちゃんの月齢が低いときには、掛け布団は使用せずに過ごしましょう。
赤ちゃんの寒さが気になるときは、掛け布団の代わりになるアイテムを使ったり、敷布団を温かくすることもできます。
赤ちゃんが快適に過ごせるように月齢に合わせたアイテムを選びましょう。